【給付型奨学金獲得戦略③】オリジナルコンテンツの作り方(前編)

こんにちは
裕福な貧乏学生(@DCFX2021)です。

前回は給付型奨学金の獲得に向けた「オリジナルコンテンツの必要性」について説明しました。今回はその「オリジナルコンテンツ」の作り方、前編です(後編があります)。

6月以降は給付型奨学金が激減するので、割り切って来年度の奨学金を獲得するためにオリジナルコンテンツ作りに取り組みましょう。

前回の記事を見ていない方は見て頂けると分かりやすいかと思います。

オリジナルコンテンツの作り方(前編)

コンテンツを決めよう

あなたを象徴する取り組み(コンテンツ)を決めましょう。

コンテンツを決める上で重要な点は3つ
・所属する学部(学科)、部活・サークル・バイト等に関連性がある
・多少なりとも興味がある
・社会に役に立つと言えるか、その言い訳を作れるか
順に説明していきます。

所属と関連性がある

まず学部や部活・バイトの関連性のあるものから選びましょう。
関連性がないと、極めてアピールしづらくなります。

例えばコンテンツが、建築学科なのに「人工血液の開発」であったり、
医学部なのに「古民家の再生」だったりすると、なんでやねんってなりますよね。

例えそれに興味があっても、なんで人工血液を開発したいのに医学部や理学部で研究活動しないの?という話になってしまい、本気度が上手く伝わりません

逆に、医学部に入ったあとに「人工血液の開発」をコンテンツにしようと決めた場合、申請書には「人工血液を開発するために医学部へ進学した(将来的にその研究を行う予定である)」と書けます。極めて意識の高い学生に見えますよね。

このように所属と関連性が高いものをコンテンツとして選ぶと、理由は後付けなのに、さもコンテンツが動機で所属を選んだように見え、高い評価につながります。


興味がある内容

「オリジナルコンテンツの作り方(後編)」で説明しますが、オリジナルコンテンツにするためには、行動と実績が必要になってきます

上の例を引き続き使いますが、建築学科でコンテンツを「古民家の再生」にしたとして、そのために実際に行動を起こすことができますか?
この場合だと古民家のリノベーションの事例を集めたり、実際に手伝ったりすることですね。
この行動を起こすには多少なりともエネルギーが必要なので、打算的な考えだけでは難しいでしょう

逆に今すでに取り組んでいることがあれば、それと所属の関連性を探すのもありです。

【例】すでに取り組んでいる事→ボランティア 所属→建築学科 
であれば、コンテンツを「被災者の気持ちを少しでも明るくできる簡易住宅をデザインする」にすると、ボランティアを行っているのは現場を知る行動になるわけです。

つまり趣味から入る場合は、「趣-コンテンツ-所属」のように趣味と所属をつなげるコンテンツを考えてください。


社会の役に立つかどうか、その言い訳を作れるか

日本の将来を担う若者であるためには、取り組み(コンテンツ)が社会のためにならないと自己満足と判断されてしまいます。

上記のような「被災者に寄り添う簡易住宅のデザイン作り」だと社会の役に立つ感じが一目でわかるのでやりやすいです。
一方で、自己満足を社会貢献につなげる技もあります

【例】コンテンツ→シェアハウスの運営 理由→人としゃべるのが好きだから
とした場合、社会貢献度はパッと見では伝わりません。しかしこのコンテンツを行う理由の中に、「貧困学生の支援」や「古民家の再利用」、はたまた「コロナ禍で生じる学生の孤独を取り除く」といった目的を後付けすれば、急に社会貢献をしている感じが出ます。

このように、あらかじめ社会の役に立つコンテンツを選ぶのが正攻法になりますが、そうでなくても理由を後付けすることはできます。

よっぽど自己中心的なコンテンツでなければ、言い訳は立つと思います。


前編のまとめ

コンテンツの作り方は人それぞれです。すでにあるものを利用するか、立場を利用して新しいコンテンツを作るかになります。

何かに取り組みたいなぁと思っている人は、前述したポイントを押さえてから内容を決めると、今後の活動がスムーズになるのでお勧めします。

後編では、決めたコンテンツをオリジナルにする方法をお伝えします。

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