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Xiaomi M365 電動キックボード(e-scooter)について

私の住んでいるアパート(日本ではアパートというとレオパレスのような低層集合住宅ですが、アメリカでは日本でいうマンションも含めてアパートといいます)から大学までは歩くと大体15分位かかります。毎日30分ほど徒歩で使っているわけで、これを時短できないかとずっと考えていました。

①Xiaomi M365購入に至った経緯

最初は自転車をamazonでオーダーしたのですが、リアブレーキを調節しているうちにブレーキワイヤーがほつれて(安物なのでストッパーがついてない!)、自転車屋に持っていかないと修理不可能になってしまいました。修理も$50かかると言われ気落ちしてしまったんです。まぁ歩けない距離でもないしまぁいいか、と。

ただ、やはり人間怠惰なものです。私の住むニューイングランド地方(アメリカのNY州より北東部6州)は冬は最高気温マイナス一桁台が続きます。やはり少しでも外を歩く時間を短くしたい。一番いいのは自動車ですが保険代が$2000/年!日本では3万円/年しか払っていなかった自分にはあまりに高額、所詮2年しか乗らないならいくらリセールが良いと言っても勿体ないかなぁという感じでした。そこで目をつけたのが、LAに行ったときに乗ったeスクーターでした。limeとかbirdで借りられますね。

amazonで検索してみると$400とまぁまぁ高額、しかしアメリカは何でも個人売買文化、しかも返品も簡単なのでもし使いにくければ売ったり返品したりすればいいやと思い表題のxiaomiのM365という上記のサービス等で使われているスクーターのベースになっているモデルを購入しました。xiaomiはスマホとかでも有名ですね。

②Xiaomi M365のいいところ

ほどなく到着したのですが、これがなかなかいい…!30km/hくらいは出ますし、さすがxiaomiの製品、アプリでロック(下画面)できたりなかなか高機能です。

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充電も30kmくらいは持つので週一回充電すれば十分です。LEDヘッドライトやテールライト、ベルも付属しているので、これらを踏まえれば自転車との価格差も少しは縮まりますし、何より電動なので漕ぐ必要がありません!都市部ではどうせ信号につかまるので、車と同じくらいの速度で動き回ることができます。いい買い物したなぁ。(こんな感じのハンドル周りです。右の親指でアクセル操作、ハンドルステムのボタンが電源です。)

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こちらがリア周り、リアランプは常時点灯も点滅も設定可能。リアランプはハーレーにも似ていませんか?

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③Xiaomi M365のいまいちなところ

一部イマイチな点は、amazon.comのレビューでも指摘されている通り標準タイヤです。標準タイヤはチューブタイヤなのですが、これがあっという間にパンクします。1週間も経たないうちにリアは完全に空気が抜け、乗り心地や燃費がとても悪くなりました。交換用のサードパーティ製のランフラットタイヤがだいたい一つ$25、フロント・リアセットで$50くらいで売ってます。交換方法もネットにアップされていますが、素人には交換はほぼ無理。2時間位悪戦苦闘しても全くはまらなかったので、おとなしく自転車屋に持っていきました。工賃が前後セットで$50くらいだったので、結局$500くらいかけていますね。タイヤのリプレイスメントさえしてしまえばとても便利です。

④日本で原付登録したい。

かなり気に入っているので、日本に持って帰れないかと画策しています。簡単に折り畳めるので、車に積んでモトコンポ(懐かしい!)感覚で使えますし、自転車と専有面積はそう変わりません。エンジン付きの原付はスズキチョイノリですらガソリン入りで40kg以上ある一方で、M365は12.5kg。片手で持ち上げられます。

しかーし、日本ではこういった完全自走できる乗り物はナンバーを取得しなければならず、これがなかなか難しそう。

ウンウン頭を唸らせていたのですが、ウィンカーについては電子工作の知識次第で出来ないことはなさそうです。「M365 blinker」とかでググるとたくさん出てきますね。

もしくはウィンカーキットも売ってますね、バッテリーの電源連動+-にさえアクセスできればなんとかなりそうです。

悩みは主副の独立系統ブレーキです。M365はリアディスクブレーキですが、前輪にはブレーキがありません。この規程は回生ブレーキでクリアできるものなのでしょうか。

すぐに実行するものではないですが、日本に帰ったらトライしてみようと思っています。それでは。


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