妊娠発覚、重めのつわり


人生や愛についての思索をつらつらと書くつもりで開設したnoteですが、何を書こうか考えているうちに、なんと妊娠が発覚。病院で確認できた直後に始まったつわりが存外重く、めちゃくちゃ痩せました。つわりのことは、周囲に出産を経験した先輩方から多少は話を聞いていたものの、恥ずかしながら自分に身に起きて初めて「こんなに大変なのか」と驚きました。辛い日々でしたが、毎日、どこかの、誰かのブログに助けられました。つわり一色になった日々のこと、その中での私がしていた対策を書いておこうと思います。


7週(2カ月)ごろには、スーパーやコンビニにも行けないほど吐き気があったので1日中食べられそうなものを考えては、旦那に頼んで買ってきてもらっていた。食べれたのは甘めのパン、夫に作ってもらった野菜スープ、サラダ、トマトなど。食べづわりのほか、匂いづわりの症状があったので、料理はできず。それ以外の家事は夕方など比較的気分が優れているときにしていた。気を紛らわせようと、NHKオンデマンドで大河「篤姫」を見て過ごした。元々、幕末が好き(戦国の知識は皆無)。篤姫は宮崎あおい、堺雅人と好きな俳優が出ていたので、楽しくて1週間ほどで全部見てしまった。毎回登場人物の名前も出てくる親切さで歴史の勉強にもなったので、お薦め。この頃はピークと言われる9~10週にビビりながら過ごしていた。

8週に入ってからは吐き気、しんどさが一段と増した。朝起きて、トイレをするにも息切れ。口の中がにがいので歯磨きはするけど、顔を洗うために立っていたらしんどくて、吐きそうで顔も洗わずベッドへ戻る。お腹が空いたままだと吐き気がますので、パンや野菜ジュースを口にしてみるものの、1時間後に吐き出してしまうことは何度も。吐きづわりの症状が出始めていたと思う。10週には1日4~5回吐くように。とにかく血糖値を上げればお腹が落ち着くような気がしていたので、甘い炭酸やポカリを飲んだり、飴舐めたり、アイス食べたりして、なんとか1日が終わるのを待つ、という感じ。ゼリー、カロリーメイトを食べれていたときもあったが、固形物食べた記憶がない数日もあって(記憶が定かでないが)よく生きていたなと思う。「お腹が空きすぎて背中とお腹くっついているよう」「即身仏になるんじゃないか」(大袈裟)くらいあばらが出て痩せていた。身長160センチで51キロあった体重は、1カ月で44キロまでに減った。

シャンプー、冷蔵庫、調味料、柔軟剤などの匂いも苦手に。シャンプーは買い替え、冷蔵庫には炭の消臭剤を置いた。洗濯は旦那が室内干ししてくれていたのだけど、濡れている状態だとなんと廊下、リビングを通り寝室まで匂ってくる。そこで「柔軟剤を減らしてくれ」とお願い。減らして洗ってもらっても気になったので次は「使わないで洗って」とお願い。結局、使わないのも臭くて(笑)、「洗濯機を掃除してくれ」と頼んだ(半泣き)。結婚するまで洗濯機の掃除どころか、あまり掃除もしない旦那だったけど文句ひとつ言わず、洗濯クリーナーとゴミをすくうネットを買ってきてすぐにやってくれた。旦那自身の匂いも嫌になって不機嫌ぎみに本人にぶつけてしまうこともあったのに、つわり期間中はおおむね優しく接してくれた旦那には感謝しかない。買い物もたくさんしてくれた。

そんなこんなを乗り越え、16週ごろからやっと落ち着いたつわり。その後も波はあるし、お腹が大きくなっていて貧血など別の悩みも出てきたけど、固形物食べられなかったあの頃よりは全然マシ。超初期に「つわりは人によって違う」とよく聞いたけど、ほんとに違うと実感。どうしていいかわからず途方に暮れながらも、泣くエネルギーすらなかったような。

ただ、毎日スマホでつわり対策の検索を繰り返するうち「この人とは食べられるものの系統が似ているのかもしれない」と思う時があり、つわり時期後半は自分の食べられるものを入れて他の食べられるものを探す、という検索方法になった。「つわり 〇〇(自分の食べられるもの、例ボロネーゼ)」とかで検索。出てきたつわりブログを見て、その人が他に食べられるもの(箇条書きにしている人多数)を見て真似していた。少しずつ食べられるものが増えていったのでお勧め。美味しく食べられないのに食べ物ののことを1日中考えるの本当にしんどいけど、少しでも多くの人が早く楽になることを願っています。


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