燃え、蘇る、南阿蘇村の新リゾート構想。
タフナ・マウンガ。
ニュージーランドの先住民マオリの言葉で、「山を燃やす」という意味です。
今回の投稿は、そんな名前のリゾートが南阿蘇で実現できないかな?という妄想です。妄想ですが、多少本気です。
阿蘇の良さを表現しようとすると、「おいしい水」「世界規模のカルデラ」「豊かな自然」「美味しい農作物」といった言葉が出てきます。ほんとにそのとおり、素晴らしい場所なんです。
でも、結局みんなそうなってしまいます。
写真も、大きな空の写真、雄大な阿蘇の山々の写真、広がる雲海。
たしかにそれは素晴らしいツールだし、魅力的なのですが、もしかするとそれって全国、海外からみてさほどインパクトが無いのかもしれないって、ふと思ったのです。日本はどこの地域も自然は豊かですし、国土の殆どが山です。もちろん、阿蘇のカルデラは世界に誇る規模。でもそれって実際にみないとピンと来ないんじゃないかなあと。
「大噴火を起こしてて、今も噴煙が上がる活火山の麓に人々が住んでる。」
これが今ひとつ想像できないんじゃないかなあ。って思うんですよね。
だとすると、もっと、他とは違った、他の自然リゾートとは違った魅せ方が必要ではないかと。南阿蘇だけにあって、他にはないテーマ。魅力。インパクト。それをまとめてみたのが、今回の「タフナ・マウンガ」構想です。
そう。熊本は火の国なのです。阿蘇は活火山なのです。
そして阿蘇に広がる千年以上続く草原は、「野焼き」という営みによって守られてきました。
ということで、 テーマは「火」。カラーは、「赤」に。
そしてなにより伝えたいのは、熊本大地震からの復興を象徴する場所でもあるということ。前に聞いたことがあるのですが、阿蘇の 阿(あ・A)は、始まりを意味して、蘇 は蘇生、再生を意味するらしいです。※僕の単なる記憶です。個人的な意味付けかもしれません。
でも確かに、大噴火があって今の大地が生まれました。一旦、野を焼いて、その真っ黒こげの大地から新たな芽が生まれます。そして大地震からも今、立ち上がろうとしています。
だからこそ、今こそ、南阿蘇に行こう。
って、言えるんじゃないのかなあと思うのです。
もっというと、
これからの、新しい地方の時代を南阿蘇でつくりたい。
新しい地方のモデルケースになろう!ってわけです。九州の中心、阿蘇の玄関口、熊本観光の重要拠点。南阿蘇村で。
▼高速道路や空港からもほど近い南阿蘇村は、阿蘇全体の観光拠点にも。
▼トンネルを抜けると、そこは南阿蘇エリアの入口。
▼そんな場所に買物、宿泊、キャンプ、温泉、遊び、農業、コワーキング、などなど、あらゆる要素が詰まった新拠点ができれば。
こんな夢ましい話が実現できるのか?
僕は、いまこそこんな夢ましい話が必要な時代だと感じています。正解のない時代、正解は創るしかない。発想と行動あるのみです。
▼こんな場所があったら、楽しくないですか?
▼そしてここが、メインエリア。
▼ダグズ・バーガーレッドが中心に位置します。そう、この全体のエリアをダグズ・バーガーレッドが村と連携しながら運営するイメージです。
もうひとつ、村の景観と産業を持続可能な形で守りたいので、農園(ファーム)と消費者の接点にもなりたいですね。
▼そして!個人的にイチオシなのが、この界隈を走る抜けるコース。
RUNもよし。CYCLEもよし。全長20キロから、距離・アップダウン・景観などなど、レベルや楽しみ方に合わせた各種コース設定可能です。
というわけで、できたばかりの提案資料でした。※写真はあくまでイメージです。
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