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エジソンと量子力学|新発想法


発明王・エジソンの興味はこの世だけにとどまらなかった。

私はアイデア発想方法を研究している。
その理由は、脳に刺激を与えればアイデアが出るという脳科学に納得ができないからである。
「考える人」なら気が付いている発想方法を紹介するのが目的である。
世界の発明王・エジソンは人間は意識で考え、宇宙と繋がっていると考えた。
これは今最先端の量子力学に通じる考えなのだ。

エジソンは超自然的、オカルト的なものに魅せられていたと言われている。
エジソンは降霊術を信じており、ブラヴァツキー夫人の開く神智学会に出席したこともあるとも言われている。

私は、この評価は正しくないと思う。
その理由はエジソンの発明方法、発案方法にある。

エジソンは、自分の頭で発明をしたのではなく、自分自身は自然界のメッセージの受信機で、宇宙という大きな存在からメッセージを受け取ってそれを記録することで発明していたに過ぎないと語っている。

エジソンは人間の魂もエネルギーで、宇宙のエネルギーの一部であると考えていた。
エネルギーは不変なので、魂というエネルギーは人間の死後も存在する。
魂のエネルギーの蓄積こそが記憶なのだと考えていた。

エジソンにとって、この世もあの世も同じ世界なのだろう。
後半生のエジソンは死者と交信する電信装置を研究していた。
きっとエジソンは死後もあの世から支持を出して研究を続けようとしたのだろう。

今回、エジソンのエピソードを持ち出したのには理由がある。
私はアイデア発想法法について研究をしている。
アイデア開発のためのツールとして「スピードノートと超メモ術」を開発した。
その頃はスマホもなく、メモ方法が話題になっていた。
お陰様でテレビや新聞、雑誌などでも取り上げられ話題になった。
YouTubeにも紹介動画が登場した。

私のアイデア開発手法がエジソンと同じなのである。
エジソンのような発明王にはなれなかったけれど、発想の方法は同じである。
私が執筆したときに、発想方法のことを書きたかったが、編集者に却下された。
理由は私の発想方法がオカルト的だと思われたのだろう。
テレビでは脳科学が持て囃され、空前の脳トレブームである。
こんな時に「発想は脳ではない」と叫んでも無理がある。
ワイドショーには勝てないと諦めていた。

最近になって量子コンピュータの登場を切っ掛けに量子力学が注目を浴びている。
量子力学とはいままでの科学では理解のできない科学である。
宇宙は見える世界と見えない世界がある。
見えない世界を暗黒世界(ダークエネルギー)と言われ、宇宙全体の95%を占めている。

エジソンの言っていることは、まさに量子力学の世界なのだ。
人間の意識(心)がすべてを支配しているのかも知れない。
意識は無形で人間の95%を占めている。
人体は夜空に輝く星と同じように全体の5%なのだ。

高度な観測器機の発展で様々な疑問が解決されている。
注目するのは人体の仕組みだ。
脳は思考回路ではなく、主な役割は身体及び生命を維持するための臓器であった。

それでは、思考はどこで行っているのだろうか。
思考を行っているのは意志であり、心であり、感性というエネルギーだろう。
この目に見えないエネルギーが宇宙とつながり、新しいアイデアを受け取っている。

宇宙と人間はどのように繋がっているのだろうか。
人間は数兆個の原子でできており、原子は小さな原子核とモヤのように漂う電子でできている。
人間も宇宙と同じように5%の原子と95%のエネルギーだと考えられる。
人間の目に見えない心も原子と同じ構造をしているだろう。
核になる意志と意志をサポートする電子のような意識だ。
電子がエネルギーに反応するように、意識もエネルギーに反応する。
その反応スピードは光速を超える無限速度だと考えられる。
これは宇宙衛星と地上との通信速度実験で確認された。
地上で起こった現象を遙か宇宙で同時に確認できた。

エジソンの推測によると宇宙には無限の英智が漂っていて、意識に反応するらしい。
これが「ヒラメキ」だと考えられる。

科学も見えない世界へと歩み始めた。
世界ビジネスも見えないサービスのあり方を探っている。
電子器機は過去のデータを処理して「今」の答えを算出してくれる。
計算も、記憶も、経験も、技術も、知識も、そしてカイゼンもAIの仕事になる。
私たちの進む道は「未来型発想と人間性」である。
未来から得る思考方法、発想方法の新しい時代。
意識の活用方法を学びましょう。

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