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2020/6/15-6/20 dB日誌

6月15日(月)

曇りと好天の狭間ぐらい。洗濯は1回。午前中は、今年に入って10本目の補助金申請書を手がける。昼食は彩茶のカレー。午後は、昨年度の「こんにちは、共生社会」の報告書の配布状況を確認。約100名強の関わってくださった方々のうち70%が手渡しになる。つまり、殆どの方がご近所さん、もしくは今年度もご一緒する方々である。今年度もどうぞよろしくお願いします。(横堀)

[コロナ対応]来客なし。窓を開けて常時換気。

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6月16日(火)

今日は、急遽dbのWEBについてのミーティング。コロナの影響で貸館などの劇場の稼働数がガクンと落ちている分、WEBの見せ方や売りたい物などなど小屋を持つ団体としては考えざるを得ない状況ということでミーティング開催。
私はお休みだった為zoomで参加。ミーティング開始までに洗濯物回し、夕飯の買い出しをしておく。時間になってPCをスタンバイして、改めて「便利やなぁ〜」と感じる。
ミーティングでは、新しい劇場の使い方をこの機会に考えることで今までに出なかったアイディアが出てくる。小さいメモにそれぞれ思いついたことを書いてく。私以外のスタッフはdbに集まっているので、いつもより会話のテンポが速い(笑)オンラインは便利だけど、雑談とかボソッと発言することに向かないのだなと思った。
今後も続くコロナ禍で劇場が生き残れるために出したアイディアが実現できるか等を2時間ほど話し合いミーティング終了。
そのあとは色々な劇場のサイトをネットサーフィンしてみるが、まだまだ目処の立たない劇場は多いなと感じる。一方、オンラインでの配信サービスなどに早く切り替えている劇場も出てきていて、今後の舞台芸術の観賞価値がどのようになっていくのだろうかとぐるぐる考える。(米澤)

[コロナ対応]自宅のため、特になし。

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6月17日(水)

快晴。今日は待ちに待った「ダンスキャラバン2020」の淡路島の下見。念願の淡路島!2018年に始動した「ダンスキャラバン」がようやく長田区を飛び出す。振付・演出の升田学さんの車に米澤と便乗させてもらい明石海峡大橋を渡る。淡路島を耕す女こと淡路島アートセンター(https://awajishima-art-center.jp/)のやまぐちくにこさんとオススメのお店「淡波屋」で待ち合わせ、会場となるノマド村(https://nomadomura.net/)のアーティスト南野さん、運営メンバーの高木さんも交えて6名でランチ。お昼から見たこともないスタイルの淡路牛のステーキ丼を堪能。ノマド村に向かい、ゆるやかに会場となる校舎全体を下見し打合せをさせていただく。クラスター対策として野外での公演をと運動場も下見するが、カフェの空間が開放的でとても素敵なので、こちらで上演させていただくことに話を進める。打合せ中にちらっと話題に出た「森のようちえん」というのが気になる。そこでは、雨の日も寒い冬の日も室内ではなく森で保育をしているとのこと。急遽、ノマド村から車で30分の森のようちえんがある淡路島マンモス(https://awajimammoth.com/)を紹介していただき、帰りの時間が迫っていたが軽く下見に行く。代表のりゅうさんとその息子さんが、爽やかに森の各所を駆け足で案内してくれる。お二人の足元は草履だ。たくましい。雨天の場合は厳しいが、是非ここでも実施したい! 升田さんにdBまで送ってもらい、横堀親子に興奮気味に報告。夢が膨らむ魅惑の淡路島。やっぱ素敵な場所には素敵な人がいるな〜。(田中)

[コロナ対策]全員ポケットの中にマスクは忍ばせているものの、広々とした開放的な場所ばかりで着用せず。

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6月18日(木)

終日の雨。コロナ禍、それでも季節が移りかわっていくことは、ありがたいと思う。路地や原っぱの野草も姿を変えながら、日々を呼吸している。

今日は16:00過ぎから、自宅へB1から久保田さんと川口さんが来られて、今月末のラボカフェの打ち合わせ。
久保田さんが私の半生を聞き取るという企画で、今日はdBを始めるまでの話を、舞踏を踊っていた時期の写真等の資料を基に、色々とお話した。

終了後、田中さんも加わって、手巻き寿司パーティ。
雨は、すこし小降りに。(大谷)

[コロナ対応]自宅のため、特になし。

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6月19日(金)

本日の劇場は大忙し。午前中から夕方にかけて「照明研究会」からの、夕方より待望のあの企画のフライヤー撮影。私はいつものことながら衣装の用意。ほとんどが私服。全部ブラックの形違いで、どのダンサーが何を着るか、パターンを考えるのが本当に楽しい。ほとんど趣味。 照明研究会では、照明をいろんなパターンで仕込んでもらい、持ち時間10分でダンサーが踊る。写真を撮る。なんか久しぶりに劇場に風が通ったよう。その後の撮影でも後ろでダンサー5人が踊る。照明や音を全身で浴びること、一緒に踊っているダンサーを感じること、身体の使い方までもほとんどが鈍っていて、これは色々相当ヤバイね?とダンサーたちの中で会話。でもみんな声を揃えて言ったのは「やっぱり舞台で踊るのは楽しいし照明浴びるのが気持ちがいい」。 コロナでこんな風になる前は、ほぼ毎日誰かがこの劇場で踊っていた。スタッフが息抜きにストレッチをすることもあるし、カンパニーの稽古や近所のお教室の稽古、子どもたちがふらーっと来たり。今日のような様子が、この劇場の本来の“日常”。(新家)

[コロナ対応]全員検温、手指をアルコール消毒実施。”踊る”時以外は劇場の扉を開けて空気の入れ替え。

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6月20日(土)

くもり。朝4時過ぎ、目が覚める。まだ早いので目を閉じる。4時半、5時、時計を見る。5時半でようやく起き上がり支度をする。今日は開店前のアグロガーデンの売場にて「子どもダンス留学@神戸」のチラシ撮影をする。昨夜も劇場で同チラシの撮影があったため、衣装担当の新家は寿荘に泊まり込みで早朝からスタンバイ。しかし、某アイドルの事務所退所ニュースで昨夜はほとんど眠れなかった様子。7時半、モデルのナオちゃんとキイトくんがr3で着替えとヘアメイク。8時過ぎ、アグロの西崎さん立会いのもとカメラマンの岩本くん、デザイナーの升田さん、アシスタントの未来、モデル2名のお父さんたち、文も到着し撮影開始。ポージングだけでは若干物足りず、生活用品の並ぶ棚の間で踊る二人。なんともシュールである。いい写真が撮れた!みなさん早朝からありがとうございます。 続いて、9時半からdBスタッフで高福寺の草抜きに行く。横堀親子、松縄春香とモタンも合流。松ぼっくりやダンゴムシにはしゃぐ横堀息子のだっくんにカブトムシの幼虫(多分)を発見したので教える。数分後、だっくんから「ちゃんと殺してあげたからね!」と報告。「???殺したの?」母横堀が駆けつけ「なんで殺しちゃったの?」「だって気持ち悪いから・・・」ごめん。私が気持ち悪いと言ったからだ。母が子へ命の大切さについて静かに伝える。しばらく幼虫の亡骸の前でしゃがみこむ4歳児の背中を見ながら、私も反省する。その後も黙々と草抜きを続け1時間で終わる予定が、ふと時計を見たら11時を回っていた。春香親子と別れ、みんなで久しぶりに「出雲食堂」で昼食。眠気MAXで14時帰宅。床にへばりつき岩のように体が動かなくなり、その日の予定をキャンセル。夜、「長田妖怪でごでご音頭」のラフ映像が届き、一気に元気になる。(田中)

[コロナ対策]撮影時、モデル以外はマスク着用。除菌シート、消毒液を持参するが、出番なし。カバンの中で消毒液が漏れていた。

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