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ビールはサプリメント

ビールってやっぱ美味しいですよね。私はお酒が大好きです。
というと、「おいおい。健康情報を発信しといて何酒飲んどんねん」とご指摘を受けるかも知れませんが、「嗜好品じゃほっとけボケ」と答えたくなります。

ただし、あくまで嗜好品。たしなむものであり、これにより健康を害していては元も子もありません。砂糖及び果糖による健康被害も同じく、虫歯に始まり非アルコール性肝炎や糖尿病など、嗜好品の領域を超え健康被害が出ていれば、辞めるのは大前提にあり、厳しい言い方をすれば健康保険を利用して治療を受けるべきでもありません。

タバコや酒、砂糖による健康被害は当然、身体に悪いことは大人であれば十分理解できているはずです。それにも関わらず大量頻回摂取を繰り返せば病気になり、もちろん自業自得です。

それでいて、それを辞めることなく健康保険を利用し、公助扶助で成り立つはずの保険医療制度が崩壊しています。まぁ、原因を分かっていながら指摘しない医療者側も大問題ではありますが。

えーと、盛大に脱線してしまいましたが、ビールは栄養価があり健康に寄与するというお話です。しかし、コンビニやスーパーで目にするビールは残念ながらビールの定義から外れたものでこれらは栄養価は含まずアルコールの害のみです。

これらの原材料は、麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチです。スターチはいわゆるデンプンのことで、コンスターチならとうもろこしから取られたデンプン、コーン、スターチならとうもろこしと何かわからないデンプンです。

一方、ドイツのビール定義ですが、『ビールは麦芽、ホップ、水、酵母のみで造られるもの』とあります。このビールに含まれる酵母に栄養価が存在するのです。

ビール酵母にはビタミンB群が網羅されており、細胞内に取り込まれた糖を分解しエネルギーに変える役割があったり、不足すると口内炎口角炎舌炎・皮膚炎・貧血の原因にもなります。

もちろん大量の飲酒はアセトアルデヒドによる害やミネラル流出、酸化、脂肪分解酵素の抑制など害が上回ってしまいます。いい大人は用法容量を守って適度に楽しみましょう。

たきた整骨院 瀧田国生

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