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帝一の國 一流イケメン俳優が争う生徒会格付けバトル

あらすじ

全国屈指の頭脳を持つ800人のエリート学生達が通う、日本一の超名門・海帝高校。政財界に強力なコネを持ち、海帝でトップ=生徒会長をつとめたものには、将来の内閣入りが確約されているという。
時は4月、新学期。大きな野心を持つ男が首席入学を果たす。新1年生・赤場帝一(菅田将暉)。彼の夢は「総理大臣になって、自分の国を作る」こと。その夢を実現するためには、海帝高校の生徒会長になることが絶対条件。
「ライバルを全員蹴落として、必ずここでトップに立つ…そのためならなんでもする…どんな汚いことでも…。2年後の生徒会長選挙で優位に立つには、1年生の時にどう動くかが鍵となる。戦いはもう始まっているのだ!」。
誰よりも早く動き始め、野望への第一歩を踏み出した帝一。待ち受けていたものは、想像を絶する罠と試練!友情と裏切り!
まず帝一は、次期生徒会会長の大本命と目される氷室ローランド(間宮祥太郎)のお気に入りになれるよう、生徒会での仕事に邁進する。
生徒会総会での校旗掲揚係に任命された帝一は、生徒会総会の式の最中に幼い頃からのライバル東郷菊馬(野村周平)の卑怯な妨害に遇うが、菊馬が帝一を妨害しているのを偶然目撃した大鷹弾(竹内涼真)に救われる。
半年後、次期生徒会会長選挙戦が、始まった。
帝一は以前からの計画通りに氷室ローランドを応援するつもりだったが、帝一の父親譲介から譲介と氷室の父親との日本車とアメリカ軍どちらを優遇するかで争った因縁を知らされ、氷室に反旗を翻し森園億人(千葉雄大)に付くことを決意する。
支持率で劣勢となった森園派を逆転させるために帝一は、「マイムマイム作戦」で氷室から買収された運動部に罪悪感を沸き上がらせ森園派に引き入れることに成功し、森園派の勝利に貢献した。
森園が掲げた生徒会選挙制度改革によって全生徒が参加することになった新しい生徒会選挙制度の下、帝一と大鷹と菊馬の間で会長選挙戦が戦われることになった。
究極の格付けバトルロワイアル! いま、命がけの 「生徒会選挙」が幕を開ける!!
鬼才古屋兎丸の傑作青春学園政治コメディコミックを、映画化。

感想など

幼い頃はピアノが好きな優しい子だったが「自分の国を作る」という野心のためになりふりかまわず戦う帝一を全身全霊の熱演で演じる菅田将暉などの若手演技派俳優のアンサンブル、相手を蹴落とすために足を引っ張ったりするだけでなく生徒会会長になった後の部活の予算増を条件に現金を渡したりする現代日本の政治の縮図のような仁義なき生徒会選挙戦、帝一と光明や大鷹弾と帝一の爽やかで濃厚な男の友情が、コメディとシリアスな青春学園ドラマをほどよくミックスされたタッチで描かれていて、スカっと爽やかな後味の傑作青春学園政治コメディ映画になっています。

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