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一人が好きなんじゃなくて、ただあきらめているだけだったんだ。

 BTS(バンタン)を毎日観るようになって、私は(本当は)人と関わりを持ちたいんだってことを気づかせてくれました。いつのまにか人間関係に疲れてきて、体調も悪いしで、もう一人でいる時間がなんとかなっていけばいいや、とここ数年思ってきたんです。人間関係イコールめんどくさい、ろくなことがない、になっちゃっていたんですね。そんなときにバンタンを知って、メンバーのわちゃわちゃしている映像を観ているととても心地良くて、こういうのっていいなぁって素直に思える自分がいました。思い返せば中学の部活でこんな経験もしたな、大人になってからも少なからず大勢でわちゃわちゃしたこともあったなー、と懐かしく思うと同時に、これって本当にもう無理なことなのかな?とも思いました。そしてバンタンを好きでみている人たちも、今はひとりぼっちな時かもしれないけれど、本当はこんな風に(特に他人と)わちゃわちゃできる関係に好感を持っているはず、とも思うんです。

 特にバンタンは気の合う仲間で集まって始まったのではなく、仕事の関係なんですよね(わかりきったことですが)。でもこちらはそれを忘れて観てしまう、そのすごさ。バンタンが背負っているものはあまりにも大きいから、それをメンバーでわけあって、わかちあっているからだとは思うけれど、本当にすごいと思います。なかなかこんな人間関係を私たちは現実でみることができないですよね。

 だけどそれが多くの人たちの夢かもしれない、と思うんです。確かに一人は気楽で、トラブルも起きないし、いやな気分にもならない。でも一人じゃ絶対に経験できないことってあります。そのことを私に、わちゃわちゃしている映像を観るたびに思い出させてくれるんです。こんな人間関係いいなって思っているよね?って。それって実現できないのかな?って。もうあきらめるしかないのかな?って。その問いかけが毎度毎度なので、ちょっと疲れてしまうときもあるけど、何度もやってくるので、私のどこか底の方に根付いている夢なんだと思います。確かに、人と関わることで実現できる、やってみたいことがあります。でも全然どうやって実現したらいいかわからなくて(って思っているだけなのかも)、ずっと先延ばしにしているという自覚があります。

 私はただ疲れ切って、その夢を実現する勇気が出なくて、一人を選んでしまっているだけなんだと思います、多分。夫と娘といるこの生活は本当に平和で、これ以外の嫌な思いを味わったら私はつぶれてしまう、また立ち直れなくなる、と思っていて動けないんだとわかっています。でもそこに毎日バンタンが「こういうのいいよね〜!」って差し出してきてくれる。参っちゃいます。笑

 読んでいただいてありがとうございます。雨の月曜日です。さっき、AMAsのYouTubeを観ました。SUGAひょん、緊張しているのかな? びしっときめててみんなかっこよかったです。


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