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好きな物以外に出逢うとき。 @saayoo345

手に入れるべきか

手に入れざるべきか

いつの時代も、欲望と戦うのは難しい。

そんな(3秒くらいの)葛藤を越え、文明の機器が我が家にやってきた。

どーん。

これで我が家も磯丸〇産!ひゃー🥰(テンション)

冬って飲みに外に出るのがちょっと億劫になりませんか。

わひゃーってやって、いい感じになった頃に「お会計でーす」って言われて、ヒョイと出ると寒い空気で酔いが覚めるのなんの。

冬はぬくぬくしながら飲んで、眠くなったら寝落ちしたい。

しばたです。(毛布の中)

今日、舞台を見に行ってきました。

友達の友人が出ているということで、応援もかねて。

映画が好きな子、ミュージカルが好きな子、コロッケさん(あの)が好きな子。

友達の趣味に乗っかって自分の好きなもの以外に出会うことが多い気がします。

なんせインプットにアンテナ張ってるタイプじゃないので、自分では出会えないものに出会える絶好のチャンス。

それこそ今日は、いまから何百年も昔、エリザベス一世とその従姉妹メアリ・スチュアートとのお話でした。

16世紀末、政変により国を追われ、遠縁(父の従妹)にあたるイングランド女王エリザベスのもとに身を寄せたスコットランド女王メアリだったが、エリザベスはイングランドの正当な 王位継承権を持つ メアリの存在を恐れ、彼女を 19 年の長きにわたり幽閉し続けていた。その間、二人の女王は決して顔を合わせることはなかった。そして時は今、エリザベスの暗殺計画にかかわったのではないかという嫌疑がメアリにかけられ、裁判の結果、彼女には死刑判決が下されたのである。

スコットランド女王メアリと、イングランド女王エリザベス一世の対立を縦軸に、二人の間を奔走する、 メアリに恋心を抱く 青年 モーティマーや 、二人の女王から寵愛を受ける 策略家のレスターをはじめとした数多の男たちの駆け引きを横軸に、 刻一刻と迫る処刑の前で裁判を不当なものとして己の正 当性を訴えるメアリと、 その処刑を決行するか否かと心乱れるエリザベスの苦悩が描かれていく。

その姿を一目見、その声を一度聴けば、誰もが心を許したくなるといわれる女王メアリ。メアリを救いたいと願う男たちは、メアリをエリザベスに一目逢わせれば、エリザベスの頑なな思いも氷解するのではないかとその機会をさぐる。 果たして二人の女王は初めての対面を果たすことができるのだろうか?
引用元:世田谷パブリックシアター

「これみて舞台来た方がいいって言われてたの、伝えるの忘れてたわ」

と昨晩夜にLINEくれたものの、

「いやおせーわ」な時間。

直前にばーーっと関連っぽいものは読みましたが、十分楽しめる内容でした。

こんど、映画見よう。

自分の置かれた立場への自覚と覚悟
生への執着と、自らの信念をつらぬく強さ
世の中の正しさと、自分の中での正しさ

王座を奪われるかもしれないと、自分に助けを求めに来たメアリを幽閉して最後には処刑してしまうエリザベス一世だけれども、それまでのたくさんの憎しみを持ってしても、最後の死刑執行のサインができない。鉄のような女性像に見え隠れする、不安定さ。

自由に生きるためにエリザベス一世に頭を下げる、それが出来なければ処刑を待つのみの身。身分も地位も要らないからと一度は命乞いができたメアリも、信念を曲げられてしまっては我慢がしきれない。可憐で守られていそうだけど、絶対すごい図太い。(失礼)

2人の魂からくる太く強い言葉(音声として本当に)が壮絶で、「うわぁ..」ってなるんだけど、一人ひとりはシンプルに自分の道を生きていただけとも感じられる。

関わる人が増えれば増えるほど複雑になるというか、どうにもこう、人は取り巻こうとするというか。いやでも独りじゃ生きていけないものなぁ。難しい。

答えはもう出ているのに、正しいとわかっていても心で整理しきれない、どうしてもできない事って、人生にはときにあるよね。

この物語を何百年も伝え続けるその理由は、何だろなぁ。

女王2人の話なので、より女性の強さみたいなものを感じるのだけど、メアリを救うと言った男性2人(今回の舞台では)の、信念と共に散る瞬間の

早さよ。

「いやおまえまだなにもやってねーよ! おい! 死ぬなこら!」

となったのは否めない。(舞台の脚本だからね、彼らもきっと頑張ったさ。)

あと、ここね。

>その姿を一目見、その声を一度聴けば、誰もが心を許したくなるといわれる女王メアリ。メアリを救いたいと願う男たちは、メアリをエリザベスに一目逢わせれば、エリザベスの頑なな思いも氷解するのではないかとその機会をさぐる。

いくら自分たちから見たメアリがかわいいからって、憎しみあってる女同士。ましてや美しさにすらコンプレックスを感じてるエリザベスが心なんか開くもんか。

アホめ。

って思ったのはここだけの話である。(いやでもそうだよね?)

しかし、そんな栄作さんもよかった。

ーーー

余談ではありますが、冒頭の「やきやき道場」(いや商品名)下に油受けがあるのですが、そこに片栗粉を水で溶いたものを入れておくと後片付けが楽とな。

さすがやでうちのお掃除番長。

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柴 田 佐 世 子
Twitter :: https://twitter.com/saayoo345

過去記事 :: コロッケは予定が合わなかっただけで、合ったら行っていた。

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