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真にやりたいこと

桜並木がとても鮮やかな緑色に。
花が咲く季節もいいですが新緑の季節も気持ちが良くてとても好きです。


今日のテーマは「真にやりたいこと」。

みなさん、やりたいことってありますか?
もちろん人それぞれですよね。
一人旅したいとかひたすら本を読みたいとかゲームしたいとか〇〇を食べてみたいとか…。
それら、とりあえずやってみるといいと思います。
大概やりたいと思うだけで行動しないままになりがちです。
例えば「ハワイに行きたい」と思ったら行っちゃえばいいんですよ。
そう言うと「お金がない、休みが取れない、一緒に行く人がいない…」と考えてしまいがちです。
…ですが、とりあえず何かを犠牲にしてでもやってみる。
好きなものを我慢して貯金したり有給を貯めておいたり1人でもいいから行ってみる。
すると何かしら分かると思います。
大したことなかったら次に意識が向きますし、すごくいいところだったら「次は絶対〇〇と来よう」と思える。

でも大抵のことはすぐできてしまうことです。
「あの本を読みたいなぁ」と思ったら買えばいいし図書館で借りることもできる。
「あのお店行ってみたい」と思ったら行けばいいんです。
値段が張るなら少し他のものを少しガマンすればいい。

自分の「〇〇したい」という欲求に素直に従ってみる、これがとても大事だと思います。
なんとなく「欲求は我慢するもの」と捉えている方が多い気がします。
我慢は良くないですね。
そして欲求を満たしている内に「これは案外満たされないなぁ」とか、逆に「とても良かった!」と心から自分が満たされるものかどうかが分かってきます。
そうすると自分が何を望んでいるのか分かってきます。
単なる「快楽」ではない、真に自分が求めるものが見えてくると思います。


自分が何をやりたいのかよく分からない、という方は多いかと思います。
10代のころ、自分も何がしたいのかよく分からず人に合わせることが多かったように思います。
そんな自分がイヤで、大学時代からやりたいことを思う存分やってきました。
やってみる中で自分が見えてきたと思います。
「迷ったらGO!」が座右の銘です。
(中には思いとどまってよかった…ということもありますが少数です)
やらなくて後悔するならやって後悔した方が断然いいと思います。
ある意味すべてのことに失敗も成功も無いですから。

そしてやりたいことをやり続けてきた結果、そろそろ限界が見えてきました。
人間、当然キャパシティーというものがあります。
「1つ新しいことを始めるなら1つやっていたことをやめなければならない」という話を聞いたことがあります。
そうしないと破綻してしまうからと。
なるほど…と思いながらも、30代の内はやりたいこと全部やってやろう!と思い動いてきました。
人間、自分の枠をけっこう狭く定義してしまっていると感じていたからです。
キャパシティーが狭くても少しずつ入れる量を増やしていくと容量は広がるんじゃないか…と思ったわけです。

そんな結果、リハの仕事をしながら子育てし、家事をやり、畑をやり、イベント企画をし、自律整体をやり、ブログを書き、プレーパークのスタッフをやり、そして自治会長をやり…とドンドコ活動が拡がっていきました。
そんなに器用な方じゃないのですが、少しずつ活動を増やすことで自分の幅も広がってきたように思います。

ただ、さすがに自治会長を受けた時点で「こりゃ限界が来たな…」と感じました。
ここがキャパシティーの枠いっぱいだなぁ、と。。
来年40歳なんでちょうど良いタイミングだと思っています。
あれこれやっていると当然家族の協力も必要なので理解してくれていることに感謝しています。
(半ば諦められているような気もしますが…)
その分家事も目一杯やっているのでなんとかバランスを取っています。

もちろん家族も大事なんですが、家族がいるから…という理由だけで自分が真に望むことを手放したくないんですよね。
…というのも刹那的な欲求ではなく、私のやりたいことは自分が住みたい世界を作る、ということに集約されています。
それはもちろん家族のためにもなりますし、他の人にも良い影響があると思っています。
それが私にとって「真にやりたいこと」ですね。
そうやって行動する姿を子どもに見せることがいわゆる「教育」になると思っています。


皆さんの「真にやりたいこと」はなんですか?
ぜひそこに向かって小さくても一歩踏み出してみてください。
その瞬間、世界が変わりますよ。

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