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自分で作った枠

ほっぽらかしていた小松菜のタネを収穫しました。
これがまたなかなかの量でして…。
そんなに蒔けないだろ、というくらい大量に取れました。
来年は小松菜祭りかな(^^ゞ


今日のテーマは「自分で作った枠」。
先日身体を診させて頂いた方のこと。
もともと頚部脊柱管狭窄症を患っている方でヒザ痛も抱えているのですが、今回は股関節を痛めてしまったとのこと。
アプローチにて概ね症状は落ち着いたので自分で心身を整える方法を再確認して終えたのですが…。
どうやら健康維持のために一日5000〜6000歩必ず歩いていたそうなんです。
それを聞いてちょっとアドバイスさせていただきました。
「確かに目標を決めて歩くのも悪くないですが、膝や股関節の痛みがある時でもそんなに歩いたら却ってひどくなってしまいます。痛みがひどいときは無理せず心身の状態に合わせて負荷量を調整した方がいいですよ。」
とお伝えしたところなるほどー、と納得していただけました。

とてもマジメで何事にも一所懸命な方なんですが、一度目標を決めると何がなんでも達成しようとしてしまうようです。
そういう方はけっこう多いように思います。
身体のためにウォーキングを始めたのに却って壊してしまう。
本末転倒になってしまうわけです。
そもそもの部分で自分は何がしたいのか、どういう状態になりたいのか、という根っこの部分が定まっていればそんなにブレることはありません。
「身体を良い状態に保ちたい」のであれば歩くことは手段の一つに過ぎません。
それなのに手段を目的化してしまうことで真の目的から外れてしまうことは多々あります。

そんな的はずれな枠に縛られてしまってはもったいない。
ただ、自分で決めごとをすること自体は悪くないと思います。

「毎朝トイレ掃除をする」
「毎週末ランニングする」
「毎月〇〇円貯金する」
…などなんでもいいのですが、やはり「何のために」が曖昧になってしまうと途端に手段が目的化してしまいます。

自分を変な枠でがんじがらめにさせないよう、決めごとをする時は「何のために」をぜひ意識してみてください。
そしてラクラクできてしまうくらいハードルを下げた設定にすることがコツです。
ついついハードルを上げてしまいがちですが間違いなく挫折します。
どう転んでも達成できるくらい低いハードルに設定してほんの少しずつそのハードルを上げていく。
すると気がついた時にはけっこう上がっているはず。

あと、できなかった時はその次のタイミングが大事。
ずっと続いていたことは一度途切れると糸が切れてしまいがち。
別に1回できなかったことくらい大したことはありません。
連続することより断続的にでも続けことで生まれる価値は必ずあります。


ぜひ試してみてください(^-^)

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