見出し画像

呼吸を深める方法

筑波山に登ってきました。
登り口にもよるんでしょうが、高尾山のノリで行くと痛い目に遭う山ですね…。
そしてマスクがやたらと落ちていました。
マスク着用の是非は置いておいて、少なくとも落とさないようにしてもらいたいものです。

そして…先日1000ビューを越えました。
多くの方に読んでいただきありがとうございます。
これからも毎週本気で書いていきたいと思います。


今回は呼吸を深める方法について書きたいと思います。
前回少しご紹介した呼吸法についてご興味ある方は自律整体めぐりやのfacebookページからお問い合わせください。


呼吸生きる上で最もは大事なものと言えます。
その理由はカンタンで一番止められないものだからです。
食べなくても水だけで数週間生きられますし、飲まず食わずでも数日はもちます。
しかし呼吸は止めてしまうと10分程度で脳死してしまいます。
それくらい重要な呼吸ですが、飲・食に比べてあまりフォーカスされていないように感じます。

では呼吸を深める方法をご紹介していきます。

①胸郭マッサージ
肋間筋・小胸筋を緩めていきます。
これらは呼吸筋の一つで緩めることでとても息がしやすくなります。
リハビリでも呼吸筋マッサージとしてよく使われる手法です。

まず鎖骨の真ん中側(胸骨側)に触れます。
鎖骨の下に肋骨があります。

画像1

鎖骨とその下の肋骨の間の真ん中側に親指を突き立てるようにグイッと当てます。
(左胸を緩めるときは右親指を使います)
これがまたかなり痛いんです…。
耐えられる範囲の強さで当ててください。
息を止めないのがポイントです。

当てたら少し外側にずらして同じように親指を当てます。
これを繰り返します。
すぐに鎖骨下に肋骨が入り込んで触れなくなるので胸側の端に戻ります。
そして一本下の肋骨間に親指を移動させて先ほどと同じように当てます。
今度はさっきより脇側まで行けます。
鎖骨とぶつかったらまた真ん中に戻って一本下に移動。
これを数本分繰り返します。

こんなイメージですね(赤線)。

画像2


これで肋間筋が緩みます。

2つ目のポイントは両肩の余計な力を抜くことです。
特に胸に力が入ってしまうと親指が入っていきません。痛いとついつい力が入ってしまうんですけどね(^_^;)



最後に人差し指から小指の4本を揃えて軽く曲げます。
指先に氣を込めながら上下に揺らします。
こうすることで小胸筋が緩み、首前にある斜角筋も緩めることができるので首肩が楽になります。

②吸い切って吐き切る
軽く息を吐いたら思い切り鼻で息を吸います。
ポイントはお腹から空気を入れていくことです。
お腹に入れて入らなくなったら次に胸に入れていきます。
先に胸に入れてしまうとお腹に入っていきません。

限界まで吸ったら今度は思い切り口で吐いていきます。
最後は口をすぼめた方が吐き切れます。
限界まで吐いたらまたお腹から吸う…を繰り返します。
回数は何回でも構いません。
無理ない範囲でやってみてください。
これだけでは胸は開ききらないのですが、だいぶ楽になると思います。


ちなみに呼吸は鼻呼吸が基本です。
口呼吸は万病の元と言われています。
単純に鼻腔を通ることでフィルターでゴミが除かれ、加湿・加温されて身体に入りやすい空気になります。
口呼吸ではダイレクトに入ってしまうので良いわけはないですね。

鼻詰まりの方は鼻の横をこすると通りやすくなります。
また、腸を整えると解消されやすくなるので試してみてください。

とっても大事な呼吸を整えて心も身体もクリアになりましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?