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あと1日で半分 8月2日

早いものでパリオリンピックの日程も半分が近づき、日本でも注目の競技が次々と進んでいます。
現在行われている卓球の個人戦では、女子シングルスの早田ひな選手だけが、勝ち進んで準決勝進出。
「100%出し切れたと胸を張って言えますが、彼には届かなかった」とは、準々決勝で昨年の世界王者の中国樊振東選手に逆転負けの男子のエース張本智和選手。
バドミントンのダブルスでは、女子ダブルスの志田千陽選手と松山奈未選手の"シダマツ"ペアがデンマークのペアに勝ってがベスト4。
混合ダブルスの渡辺勇大選手と東野有紗選手の"ワタガシ"ペアはランキング1位の中国ペアに敗れて3位決定戦に回っています。
次はメダルをかけての戦いです。
そして・・・

フェンシング。
女子フルーレ団体で、3位決定戦でカナダと対戦した日本は、34対33のわずか1ポイント差の僅差で勝利し、銅メダルを獲得しました。
東晟良選手、上野優佳選手、宮脇花綸選手、菊池小巻選手、おめでとうございます。
日本の女子が1964年にこの競技に参加して以来、初の快挙だそうです。
また、男子エペ個人で加納虹輝選手が金メダルを獲得していますが、日本がオリンピックこの競技で複数のメダルを獲得することも初めてだそうです。

前も書きましたがフェンシングは見ていて面白い競技ですね。
スピード感プラス、女子は体が柔らかいから、男子とは違ったエキサイティング感というか、ハラハラ感があります。
「えっ!そんな体勢からポイント?」
というのもあります。

今夜は金メダルを取った加納虹輝選手が出場する男子エペ団体が、明日8月3日には、選手団の旗手を務めた江原美咲選手も出場する女子サーブル団体もあります。

柔道。
男女ともに残念な結果になってしまいました。
男子100キロ級では、東京オリンピックで金メダルのウルフ・アーロン選手が、1回戦、2回戦は順調に勝ち進みましたが、準々決勝で世界ランキング2位のジョージアのイリア・スラマニゼ選手との対戦で、開始わずか50秒で1本負けを喫してしまいました。
敗者復活戦ではスペインのニコロス・シェラザディシビリ選手と対戦。
積極的に技をかけ合う激しい展開ですが決め手を欠き延長線へ。
ウルフ選手がかけた内股をかわされ、逆に内股を決められて敗戦しました。
全ての試合で積極的な柔道を見せてくれた彼のメダルなしはとても残念です。
「柔道人生の集大成にしたい大会だったので心残りはあります」と試合直後に語っています。

女子78キロ級の高山莉加選手は3回戦で世界選手権の覇者、ドイツのアナ マリア・ワグナー選手の対戦しましたが、指導3回の反則負けを喫しました。
敗者復活戦では1本勝ちをしたものの、3位決定戦でポルトガルのパトリシア・サンパイオ選手に合わせ技2本で敗れ、初めてのオリンピックはメダルには手が届きませんでした。

この日も、この二人の準々決勝で審判のジャッジに多くの批判があがっているようです。
ウルフ選手の試合では相手選手の重大な反則が見逃されたことがライブ中継中にも解説者が指摘しています。
高山選手の試合では、高山選手に出された三つ目の指導が不可解であると言われていますが、あれは素人の私が見ても「首抜き」っていう指導対象の行為をしてますよ。
もうひとつ、ネット民が騒いているのは、この日だけ柔道1回戦〜準決勝までをテレビ局がどこも中継しなかったこと。
元々の予定ではNHKが中継することになっていましたが・・・
私はTVerで見ていました。

女子バスケットボール。
ドイツに64―75で敗れて、2連敗で後がなくなりましたね。
はっきり言って、東京の時のような勢いも感じられないし、プレーの精度も高くない。
初戦からこの試合の最後までずっとリードされっぱなし。
東京オリンピックでは終盤の奇跡的な逆転もあったけど、そういうムードも感じられない。
やっぱり1番の違いはヘッドコーチかな。
自分のチームのピンチに、コートサイドでわけ知り顔で腕組んで立ってるだけじゃ、チームはひとつになれないよ。
でも、やるのは選手だからね。
次のベルギー戦で一矢を報いてください。

男子チームは、ブラジル戦を前に、エース八村塁選手の怪我による離脱が発表されましたね。
痛い?
ホーバスヘッドコーチのチーム作りにはスーパースターはいらないからね。彼はやりやすくなったのでは。
もちろん、彼がやり易いことと勝てることは別の話ですけど。

競泳。
女子200m平泳ぎで、日本の競泳で最年長の33歳で出場していた鈴木聡美選手が、見事4位に入賞しました。
2012年ロンドンオリンピックの銀メダル以来の12年ぶりのメダルを狙ったこのレースは、最後まで上位3人に引き離されることなく泳ぎ切った見事なレースでした。
あれを見せられたら、200m個人メドレーに出場する瀬戸大也選手や大橋悠依選手ら過去のメダリストたちも頑張らざるを得ないでしょう。
レース直後のインタビューでは
「もう少し上にいけたんじゃないかという目標意識も芽生えたので・・・」と現役続行を示唆しました。
ぜひ、37歳で迎えるロサンゼルスオリンピックでメダルを狙ってください。

男子ゴルフ。
松山英樹選手、初日、8バーディ、ノーボギーで首位。
松山選手って4日間、好調が続かないんだよなあ。
なんとかお願いしますよ。

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