一汗かいて、夏バテ予防に参鶏湯！

肝臓をいたわる滋養強壮に優れたエナジーフード

肝臓の辺りが痛むたび思い出す、
大好きなメニューがある。
韓国料理の代表格のひとつ、 #参鶏湯 #サムゲタン

実は煮込み料理のイメージが強く、冬に食べて暖まる鍋料理だと思っていた。
だけど、これから暑くなる季節、夏だからこそ、食べるべき一品だと思う。

#参鶏湯料理研究家 @motokowaki から教わったその日も蒸し暑く
「なぜシンプルなのにこんなにも美味しいのか？」と
夏バテを食べて予防するエナジーフードの秘密、そして薬膳料理の真髄に感銘を受けた夜だった。

彼女とは、これまで何度か一緒にセミナーを開催し、DAY BY DAYセミナーの司会も担当してもらうなど、公私ともにお世話になっている
僕たち夫婦にとって、とても大切なねーさんの1人だ。

その日は毎年横浜にあるモザイクモール港北で
開催するセミナーを終え
宿ナシの僕に快く「泊まっていいよ！」と。
僕はご好意に甘え泊めさせてもらうことなった。

実は、そのセミナーの前に肝臓に癌が見つかったばかりだった。
放射線治療を終えたばかりの肝臓は、やはりダメージが大きくムカムカするし、少し気怠い感じがずっと続いていた。

セミナーが終わる頃にはクタクタになっていたけど彼女が、「今日は絶対に食べさせたい！肝臓をいたわるメニューがあるから」と
言ってくれたのが、サムゲタン(参鶏湯)だった。

前にも食べさせてもらったことはあるけど今回のは、スペシャルバージョン。

「何がスペシャルかって？」

高麗人参、ナツメ、クコの実、蓮子の実を
入れて、生薬をしっかり効かせた
スペシャルメニュー。

サムゲタンとは、丸鶏のお腹に
もち米や生薬を入れて煮込む韓国料理のことだ。

今回は、特別に参鶏湯WSも兼ねて
作り方を教えてもらった。

ツルッとした可愛いヒナ鶏を、大きく立派な高麗人参と黄耆(ファンギ)の特製スープで煮込むってわけだ。味付けは、シンプルに塩だけ。

そして完成がこれだ！

漢方を効かせてっていうと匂いそうだけど
そうでもない、
優しい鶏ガラスープの匂いで食欲をそそる。

「是非スープをたくさん飲んでほしい！」

ほろほろに煮込まれた丸鶏をくずして、
熱々のスープと一緒に食べれば、
深みのある丸鶏の優しい旨みと
ブレンドされたスパイスが鼻を抜けて、
思わず「んんっ！」とうなる。

シンプルに美味い！
あーこれだこれだ！と肝臓が喜んでいる。

全身の血行がよくなり温まり、
体の奥からパワーがみなぎってくる。
寒い冬もいいけど、クーラーで冷えた体や
夏バテ回復に効果がある
エナジーフードとはこういうものだ。

それぞれの生薬が持つ自然の力が
体にダイレクトに入ってくる。
漢方薬と同じように、その人の症状や
足りていない気血水にピッタリ合えば、
苦い漢方薬も美味しく感じるから不思議だ。

キムチもトッピングしたりして味変。
あまりに肝臓が喜ぶから4杯もおかわりした。
これぞ薬膳料理の真骨頂！完全に養生だ！
あ〜美味い。

参鶏湯研究家が開発！「参鶏湯スパイスセット」

心も体も温まる参鶏湯。
高麗人参やニンニク、もち米などを鶏のお腹に詰めて煮込む韓国伝統料理の一つ参鶏湯は、体を温めたいときや風邪気味など、滋養強壮に効果があると言われている。

だけど家庭で作りたいと思っても、スパイスを揃えることが難しい。
高麗人参など参鶏湯に必要な生薬をわざわざ漢方薬局に買いに行くのは面倒で入手困難。

そんな要望に応えた彼女は、簡単に本格的な参鶏湯を作ることができるスパイスセットを漢方薬局とともに開発し参鶏湯研究所で売っている。

スパイスを１から揃える必要もなく、全てパックに入ったセット。栄養はたっぷりの本格薬膳参鶏湯スパイスセット。
それがこのオンラインストア。

参鶏湯研究所

HOME KITCHEN PHARMACYという考え方は、家庭の台所を薬局にというもの。DAY BY DAYもまずは家庭の台所から家族の健康を守ってもらいたいと考えている。

普段、僕たちは家で食べるときは、
No2キットを使って食べることが多い。
No1は、丸鶏用なのでパーティー仕様。
大人数向きで食べごたえもある。

ぶつ切りの骨付き切り身（水炊き用）の鶏肉を買ってきて一緒に煮込むだけ。
味付けはもちろんシンプルに塩のみ。
家庭で本格的な参鶏湯が食べられる。

Recipe’骨付き鶏肉と煮込むだけ、簡単薬膳参鶏湯！

▶材料
・本格薬膳参鶏湯スパイスセットNo2
（熊本産オーガニックもち米、なつめ、高麗人参、ファンギ、蓮の実
クコの実、松の実）
・ニンニク　2片
・生姜スライス　2片
・塩　小さじ1/2
・水　700ml
・クレソン　1把（クレソンは多めが美味しい！なければ万能ねぎ）

▶作り方
(1)もち米は袋から出し、洗ってザルに上げて水気を切っておく。
(2)ニンニクは芯を取ってつぶし、しょうがは薄切りにスライスする。
クレソンは３等分に切る。
(3)鍋にスパイス袋（中身を出さずに袋のまま使う）、もち米、なつめ、松の実、鶏肉、にんにく、しょうが、水を入れて火にかける。
(4)沸騰したらアクを取り、塩を入れる。
弱火にして、蓋をずらし、30分煮込む。
(5)スパイス袋を取り出し、クコの実、クレソン（または万能ねぎ）を入れ、火を止める。

美味しくて、体の調子を整えるって最高だよね。
本来、食べ物はそうであってほしい。
人を良くするというしね。
食べたことのない人は、是非スパイスセットで
簡単に作れるからこの夏、
一汗かいて夏バテ予防に！

ご馳走様でした。もとこさん。
また作ってくださいね！

参鶏湯ワークショップ以外に
色々なワークショップを開催しているので
気になる方は、是非チェックしてみてください。

▶【脇もとこInstagram】