だやん

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こんにちは。だやんです。 糖尿病専門の内科医をしております。 糖尿病という病気を治す、ということよりも、どうやって付き合っていけば楽しく生きられるのかな?ってスタンスで シェアできたらって思っています。糖尿病のことや趣味や旅行など、日々のことを多くの方々と語らえる場にしたいです。

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    糖尿病ってひとくくりにしないで生きましょう!病院では語らないお話を書いていきます。糖尿病と共に生きる。。そんなコンセプトです。

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    ここでは糖尿病の資料はもちろん、お勧めしたいものを紹介しています。どこかのお店に入って何かないかなあ?と思って探すみたいに、何かいい情報がないかなあ~っと思ってサクサク見てみてくださいね

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    私のお部屋で遊んでいる妖精たちが住んでいる妖精団地。彼らの様子を時々見に来てみませんか?

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ぼくはちゅうしゃをうっているを動画でPRしてくださいました!

こんにちは。 1型糖尿病という言葉、状態を絵本を通じて縁ある方がたが知ってくださることに感謝している日々です。 今回私はこの絵本を動画にしたいなと思い、どうやったら作れるのかを調べていた時に、お稽古サイトを見つけました。 オンライン講座「初心者さんマンツーマンFilmora・Canvaやさしい動画編集」by きとう たえ | ストアカ (street-academy.com) そこで巡り合った先生がとてもご親切に、すごく丁寧に教えてくださいました。 時間はかかっても、この

    • I have diabetes and inject my own insulin!# What’s insulin?

      昨年末販売を開始した『ぼくはちゅうしゃをうっている #ホワッツインスリン?』の英語版も販売開始されました! 題名は I have diabetes and inject my own insulin! What’s insulin? ~ childhood diabetes~ 日本に在住でも日本語ではまだ十分に読み解けないお子様、親御さんにも伝わるように、英訳版も作りたい。と思ったのがきっかけです。 こうやって英語版を出せば、世界中の方々の目にも触れて頂けるような気がす

      • ぼくはちゅうしゃをうっている

        こんにちは。 今日まで日本糖尿病学会でした。 この糖尿病をいろいろな面から考える日に何かできること、と思い 販売中の絵本 『ぼくはちゅうしゃをうっている』 を13日いっぱいKindle版を無料で提供しております。 これを機にどなたでも、読んでいただけたら嬉しいです。

        • さるかにがっせん もうひとつのしんじつ

          こんにちは。 昨日もう一冊ODLBooksより絵本が販売になりました。 題名は さるかにがっせん もうひとつのしんじつお父さんガニを失い、さるへの復讐を仲間たちと企てるというのが今まで読んできた日本昔話だと思います。 しかし、この物語は。。。子蟹、蜂、うんこ、栗、うす、、みんなの思惑はどういう結末になっているのか?? 読んでもらった人達みんながちょい笑いに包まれたため、是非もっと多くの方々に笑ってほしくてAmazon Kindleで出しました。 是非是非ほっこり読んで

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          ODL3年目

          お陰様で3年目を迎えることができました。 待望の絵本も発刊出来、今年はそれをどう利用していただけるのかを考えていこうと思います。 昨年は医療者の立場でオンライン診療のお話をして、それをテレビでも取り上げて頂いたのを機に、雑誌や、新聞でも記事にして頂けました。 この一年で、人に伝えていく、ということを深く考える事が出来ました。 これからもゆっくり、今自分の目の前の事、人をちゃんと優先しながら、自分に出来ることを進めていけば、望んだ形になると思います。 今年もどうぞよろ

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          ぼくはちゅうしゃをうっている#ホワッツインスリン?いんすりんってなあに?その2

          私が描いた糖尿病の絵本がAmazonKindleから販売されています。 1型糖尿病のおこさんや親御さんに1型糖尿病って?とかインスリンってなあに?に答えられるようなものになってくれると嬉しいなと思いながら、絵もお話も自分で全部書きました。 以下、作者から皆様へのメッセージ(絵本内のご挨拶より引用)です。よろしくお願いします! 作者紹介 渡部ちづる 経歴 東京女子医科大学糖尿病センター(現:糖尿病・代謝内科) 日産厚生会玉川病院 国家公務員共済虎の門病院分院 上記勤務

          ぼくはちゅうしゃをうっている#ホワッツインスリン?いんすりんってなあに?その2

          ぼくはちゅうしゃをうっている    #ホワッツインスリン? インスリンってなあに?

          絵本がamazon kindleから発売されました。 Amazon.co.jp: ぼくはちゅうしゃをうっている #ホワッツ インスリン?: インスリンってなあに? 小児糖尿病編 (ODLブックス) eBook : 渡部ちづる: 本 1型糖尿病のこどもたちに病気のことをわかってもらいたいということがきっかけでした。 1型糖尿病(2022.12現在)について、病気に関わっている方、ただ知ってみたい方、どなたも是非、読んでいただけたら嬉しいです。どうぞ多くの方々にこの病気を知ってい

          ぼくはちゅうしゃをうっている    #ホワッツインスリン? インスリンってなあに?

          堀潤のモーニングFLAGに取り上げて頂きました

          4/21TokyoMX TV 『堀潤のモーニングFLAG』に取り上げていただきました。 4/20にAbottのメディアセミナーで、オンライン診療についての講演 『4月から大きく変わったオンライン診療』をさせていただき、糖尿病の オンライン診療のデモンストレーションもしてました。 準備でヘロヘロになっていたので疲れた顔しているのが個人的には・・・ですが、記念すべきメディア出演になりました。 もしよければ見逃し配信で27日まで見れるので、覗いてみてください。 PCだとスム

          堀潤のモーニングFLAGに取り上げて頂きました

          気付いたら2022年になって記事上げてませんでした!もう4月ですね。 しかもエイプリルフールに気付くなんて・・・ 先日世田谷のピーターラビット展に行ってきました。生誕120年ですって。インスリン発見より前だったんですね

          気付いたら2022年になって記事上げてませんでした!もう4月ですね。 しかもエイプリルフールに気付くなんて・・・ 先日世田谷のピーターラビット展に行ってきました。生誕120年ですって。インスリン発見より前だったんですね

          バンティング博士の誕生日〜世界糖尿病デー〜

          1921年に糖尿病の治療薬として必須であるインスリンが膵臓から抽出され、今の医学の発展の礎となりました。今年はそれから100年目に当たります。 カナダの外科医のフレデリック・バンティング先生と助手のチャールズ・ベストが犬のマージョリーで研究した結果、膵臓から血糖値を下げる物質が抽出され、この抽出物はアイレチン( インスリン)と名付けられました。これが「トロントの奇跡」と呼ばれるインスリンの発見になったという有名なお話です。 しかし、実際にインスリンの発見に至るまでにはさら

          バンティング博士の誕生日〜世界糖尿病デー〜

          病気や障害って言い方は、現代ではまだ代用する物が開発しきれていなくて生活するには不自由がある、っていうことで、烙印ではないんだよ。CMや他の方のブログのように、視力が落ちたらコンタクトやメガネを町で買えるぐらい簡単にそれをカバーするシステムが開発されたら、それを病気と呼ばなくなる

          病気や障害って言い方は、現代ではまだ代用する物が開発しきれていなくて生活するには不自由がある、っていうことで、烙印ではないんだよ。CMや他の方のブログのように、視力が落ちたらコンタクトやメガネを町で買えるぐらい簡単にそれをカバーするシステムが開発されたら、それを病気と呼ばなくなる

          Switchのリングフィットアドベンチャーに夢中。でもこんなにスクワットしたら太モモが変に分厚くなるんじゃないかと、、、、心配しすぎ?それより、やれや。と、自分で自問自答。

          Switchのリングフィットアドベンチャーに夢中。でもこんなにスクワットしたら太モモが変に分厚くなるんじゃないかと、、、、心配しすぎ?それより、やれや。と、自分で自問自答。

          医師も分かってくれない糖尿病へのスティグマ

          糖尿病って言われると、多くの方が生活習慣病を思い浮かべると思いますが、それってすごく差別的な言い方ですよね。 だって、その人の生活が悪いから病気になったって言われているわけですから。 つまり、糖尿病だと診断された多くの方々は、まだそう診断されていない人たちから「あなたの生活が悪いから病気になったんだ」って差別を受けている。 実はそれがまた糖尿病の中で次の差別を生んでいるんですね。 『不摂生でなったんだからそれは自業自得であって、インスリンが原因不明で作れなくなったせい

          医師も分かってくれない糖尿病へのスティグマ

          糖尿病はどこからどこまで病気なのか?

          さて、この問題についての結論は出るものではないのですが、すごく私の心にズドンッときた、とある1型糖尿病の患者さんの一言があります。 『自分のインスリンが出ないことは体質だと思うんですよ。だから誰かに話して分かってもらう必要はないと思うんです』 すごい!確かに!!え。。。そうか。。。そりゃそうか・・・ それって当たり前のようでいて、いわゆる専門医の私には目からうろこの発言だったんです。 何かあった時に気軽に協力してくれる人がいた方が心強いのかな?と今までそういう気持ちで

          糖尿病はどこからどこまで病気なのか?

          その正義は本物か?を疑うこともしないで誰かを苦しめていない?、、、って思うんだけど、その人は真面目にそう思っているから、向こうからすると、こっちが間違っているらしいわ。良くあるね。

          その正義は本物か?を疑うこともしないで誰かを苦しめていない?、、、って思うんだけど、その人は真面目にそう思っているから、向こうからすると、こっちが間違っているらしいわ。良くあるね。

          世の中には自分の職種以外の人間がどれ程いるのか想像したら、自分の専門エリアがその多くの人達に支えられているから、自分の分野を邁進できると分かる。生きるって死なないことじゃないよね。今、生活しなきゃいけない、それは生きること、活も生きるということ。お互いの立場を尊重して生きなきゃね

          世の中には自分の職種以外の人間がどれ程いるのか想像したら、自分の専門エリアがその多くの人達に支えられているから、自分の分野を邁進できると分かる。生きるって死なないことじゃないよね。今、生活しなきゃいけない、それは生きること、活も生きるということ。お互いの立場を尊重して生きなきゃね