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生き甲斐(ikigai)を見つけるとは?

コーチングをしていると、クライアントは2回くらい目標設定します。はじめは、現状を踏まえた現実的な目標設定です。2回目は、もっとストレッチした目標です。もっと大きな目標を持ちたい。社会貢献がしたいなどの相談を受けます。

どうやれば社会的に意義のある目標を設定できるのでしょうか?
今回は、ikigaiのベン図を活用した思考法について紹介します。

生き甲斐(いきがい)とは、生きる甲斐、すなわち「生きることの喜び・張り合い」「生きる価値」を意味する日本語
長寿地域を意味する「ブルーゾーン」の概念を広めたアメリカの研究者・作家であるダン・ベットナー(英語版)が、日本・沖縄の長寿の理由の1つとして「生き甲斐」(ikigai)に言及したことで、2000年代以降の欧米でも広く知られる概念となった。
wikipedia

多くの場合、「ikigai」概念は以下のようなベン図としてまとめられ、紹介されている。

生き甲斐ベン図

それでは、ベン図の活用方法について紹介します。

ステップ1

外枠から、思いつくものを(付箋を貼るなどして)たくさん書いていきます。その中から、3つくらいに絞ることで、優先順位や思考を整理していきます。これを①②③➃と順番に進めていきます。
この時、組織の仕事に偏りすぎると、その範囲から抜け出せないことも良くあります。組織の存在自体が、社会的意義をもっているからです。自身の好きなこと、得意なことを多く抽出することが大切です。

ステップ2

次に、ベン図の重なる空白部分を考えることで、思考を動かします。
重なりから、共通の概念やキーワードを抽出していきます。
・「好きなこと」かつ「得意なこと」とは?
・「得意なこと」かつ「稼げること」とは?
・「稼げること」かつ「社会から必要されていること」とは?
・「社会から必要されていること」かつ「好きなこと」


ステップ3

重なりから導きだされたキーワードを情熱・専門性・使命感・天職に当てはまるものを要素をつくります。
・その中で「情熱」を持っているモノ・コトは?
・その中で「専門性」があると思うモノ・コトは?
・その中で「天職」を言えるモノ・コトは?
・その中で「使命感」を感じているモノ・コトは?

ステップ4

4つの要素に共通した概念を導き出す=生き甲斐となる。
自分のキャッチフレーズを作る
ようなイメージか、ひと言といった形で考えるとまとめやすいかもしれません。

まとめ

コーチングの中でベン図を扱った思考法は、なかなかできません。クライアントのフォローになればと幸いです。
どんな形であれ、自分の軸を認識することで、他者からの視線などを気にかけず、物事に取り組めるようになる印象があります。生き甲斐見つかるといいですね。

最後までお読み下さりありがとうございました!




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