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コーチングのネタ帳

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ビジネスコーチングをしています。書籍やクライアントとのセッションを通して学んだことを1日ごとにUPしています。コンサル、コーチング、カウンセリング、教育などを生業にしている方の参…
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#管理職

社員の成長なくして会社の成長はない

会社が成長するためには、優秀な人材の登用と離職の防止が欠かせませんが、採用や離職で苦労する企業も少なくありません。会社と社員が一緒に成長するポイントについて整理しました。 1.「今のまま良いか」、常に問い続ける会社の制度やルールに特に問題はないのだから、今のままやっていこうという組織は多いものです。もちろん変化しないことがすべて経営として間違っているというつもりはありません。文化や創業からの伝統といった企業としての柱や核となる部分は重要です。しかし、人員の採用・教育・人事評

「自主的」と「主体的」に働くことの違い

新入社員は自主性がないとか、リーダーには主体性が必要だと聞いたことはありませんか?「自主性」と「主体性」は似たような言葉ですが、少し意味合いが異なるようです。今回は、「自主性」と「主体性」について説明します。 「自主的に働く」とは「自主性」とは、他人に頼らず自分の力で考えたり、行動したりすることのできる性質を言います。文字通り、「自分を主とする性質」のことです。 「自主性」をもう少し詳しく説明すると、「やるべきことが決まっている場合に、他人の指導や指令によらず、自分の判断で

立場や役職は、人を変えるのか?

管理職を目指しているけど、会社の期待に応えられるか不安。不安の背景には、会社に細かいルールや仕組みが一杯あります。クライアント業務に従事していた方は、クライアント業務に加えて、管理職になる日々のマネジメント業務の増加に不安を感じるようです。 個人的な見解としては、立場や役職は、「よくも悪くも人を変える!」 「ピーターの法則」「パーキンソンの法則」「ディルバードの法則」など、管理職が機能しない法則を基に、良いマネジャーについて考察してみました。 ピーターの法則「あらゆる人