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12歳の長男からの問いが、私に教えてくれたこと。

皆さん
おはようございます☀️
こんにちは✨
こんばんは🌛

いつもありがとうございます。
ナチュラルライフコーチのChieです。

今日は私の息子が私に投げかけてくれた問いから得た答えを備忘録がてら綴ります。

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「お母さんはどんな子供だったの?
子供の時何が楽しかったの?
どんな家で育ったの?
どんなお父さんお母さんだったの?」

12歳の長男に訊かれて、
もうそろ話してもいい時期かもと思えたので、
一つ一つ答えた。
私は、子供たちには私の両親、生まれ故郷、親戚、生い立ちの話は一切してこなかった。
その話題はタブーにしてきた。


話したくないことでもあったし、
子供達にそのような話をしても
あまりメリットがないと思ったからだ。
潜在意識に植え付けたくなかった。


夫も私が嫌がることを知っているし、
辛くなることをわかって、
その話はしたくないんだよと子供たちに話してくれる夫の気遣いが嬉しかった。


でも、もう今年で12歳。
思考のフィルターもだいぶ成長してきた時期でもあるし、
話しても大丈夫だと判断して話すことにした。


私はゲームや本がとても好きな子供だったこと。
その時間が唯一私の精神が守られていた時間だったと、話しながらわかった。


小さい頃は団地生活で、そのあと新築の一軒家に引っ越したこと。


とても暴力的な父親に育ったことや、
父親はギャンブルやお酒にしかお金を使わなかった人で貧しかったこと、
いつも恐怖の中で生きていたこと。


長男にその状況を
ぬいぐるみで表現してと言われた時は
さすがに困ったけれど
意外に冷静に話せていた。


あぁ、過去が過去となって分離できたんだとわかった瞬間だった。


そして、長男から
「お母さんにはたくさんの味方がいるから大丈夫!
今は警察も動いてくれるよ!!」
と言ってもらい驚いた。


父のような大人が1人でも減って欲しいと願っていた。
そして息子たちは、優しい人になって欲しいと常々願いながら育ててきた。


子供が出来た時、私は自分が愚かだから親からいつも酷い目にあうのだと思っていたのは大きな間違いだとわかった。


親の心1つじゃないか。
両親はどういう親でありたいのか
志もなく親になり
世の中全て周りのせい人のせいにして
当たらり散らして生きると決めた人生だったのだろうと。


私は暴力や罵声のない世界に生きるとその時に決めて、
さらに両親に子供はあわせないと決めた。
両親がいつも私に見せていた姿を子供に見せたくない。
記憶に残させたくもなかった。
会わないことが最善なことだと私はその時分かった。


今でも、間違いではなかったと心から思っている。


分かり合えない親子もいるし、
会わない方がいい親子もいる。
それが互いの人生に危険をもたらさない方法にもなる。
父親がしてきたこと、家族に暴力を振るうのは依存だ。
ここでなら何をしてもいいという依存から来ている。
いいわけが無い。
家族であっても節度と礼儀は必要なのだから。
依存を受け入れたら共依存になる。
私は境界線を引いた。
立ち入らせないし、私も立ち入らない。
自分の人生を生きると決めた。


今思えば、無意識にセルフコーチングを自分にしていたんだと思う。


12年が経った。
長男は独特な感性を持ちつつ、自由に生きている。
殺される恐怖もいつものが飛んでくるか分からない恐怖もなく、
ブレーカーをいきなり落とされて何も出来なくなる不安もなく
殴られて目を赤くして登校することもなく。


長男は私がどんなふうに育ったのか、
自分の母親の生い立ちが知りたいという
純粋な疑問だったのだと思う。
聞いてくれたことに感謝した。


話の終わりに
「お母さんは子供の頃
暴力や罵声のない家族を作ると決めたんだ。話し合って決められて、笑いあって過ごせる家にすると決めたの。」


と伝えたら
「バリバリ叶ってるね!」
と言われて笑った。


あぁ、本当に。
バリバリ叶っていた。
何度も温かい家庭を思い描きながら生きてきて、今叶っていることが
改めて幸せなこととして胸いっぱいに
広がった。


そして、今は両親に対して
ニュートラルに見ることが出来る自分になれている。
過去の感情の整理と、分離。
そして、何か起きた時の反応が変わったことから、
自分を冷静に見れるようになったのだと思う。
反応を変える。
このこともコーチングを通して学べた変化だった。


息子からの問いが、
今の私の思考や感情、そして、精神的な成長を感じさせる振り返りとなった。
コーチ役をありがとう。


問いはいいものだなと、
改めて感じた。
そして、決めたことは叶うのだなと改めて人生から教わった。
どんな過去があろうとも。
どんな今があろうとも。


そんなとある5月の土曜日の昼下がり。
今日も丁寧に自分に正直に優しく生きよう。

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