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パワハラをAIに相談したが・・・

こんにちは。デイジーです。訪問ありがとうございます。無視や外しのパワハラで苦しんで自己肯定感が持てなくなってしまうと、以前の自分を取り戻すことはとても難しい作業です。私の場合、2年近く誰にも相談できず、つらい日々にどっぷりつかってしまいました。眠れない日が続きました。そんな自分がおかしいと気づいたとき、今の自分の気持ちを変えるきっかけがつかめないかと、AIに相談してみました。今日は、その時のことを書いてみたいと思います。


Chat-GPTからのアドバイス

Chat-GPTに「気持ちを整えるにはどうすればいいですか?」と聞いてみました。無視や外しを受けても動揺せず、自分の気持ちを整えることができれば、何とかなると思ったからです。

以下は、Chat-GPTのアドバイスです。

気持ちを整える方法は個人によって異なりますが、以下は一般的に効果的なアプローチです。ただし、これらのアドバイスがすべて合うわけではないので、自分に合った方法を見つけることが重要です。

  1. 深呼吸や瞑想: 深呼吸や瞑想はリラックス効果があり、気持ちを整えるのに効果的です。数分間、静かな場所で深呼吸をするか、瞑想を試してみましょう。

  2. 運動: 運動はストレスを軽減し、気分を改善するのに役立ちます。軽いストレッチ、散歩、ヨガ、または好きなスポーツを試してみてください。

  3. 感謝の気持ち: 毎日、何かに感謝することを考えることでポジティブな気分を促進できます。感謝の気持ちを持つことで、全体的な心の健康が向上します。

  4. 趣味や興味を追求: 自分の趣味や興味を追求することで、気分が良くなることがあります。新しいことに挑戦することも、新しい興奮をもたらすかもしれません。

  5. ソーシャルなつながり: 友達や家族との交流は、心の安定に寄与します。人とのコミュニケーションを大切にし、支え合うことが重要です。

  6. 睡眠: 十分な睡眠を確保することは、気分を整えるために不可欠です。規則正しい睡眠習慣を作りましょう。

  7. 目標を設定: 小さな目標を設定し、それを達成することで達成感を得られます。目標を持つことで、やりがいを感じることができます。

  8. 自分に対する思いやり: 自分に対して優しく接することも大切です。自分を否定せず、適切な休息や自分へのご褒美を設けましょう。

これらのアプローチを組み合わせて試してみて、自分に最適な方法を見つけると良いでしょう。

回答は素晴らしい!でも・・・

回答を見た私は瞬時に出てくる回答をみて「なるほど!」と思いました。

でも・・・

  • 深呼吸はできても、瞑想はできませんでした。目をつぶっても、上司が私を透明人間のように扱う姿、社長に取り入る姿が頭に浮かび、リラックスどころか、上司はなぜそんなことをするのか?という理不尽な態度が何度も浮かび、リラックスどころではありませんでした。

  • PCの前で長時間過ごす生活習慣になれてしまった私は、自分でも驚くほど動くのが嫌いになっていました。

  • 感謝の気持ちを考えるたびに、何でこの仕事を長年やってきたんだろう、上司を昇進させるだけだったのか?、パワハラで苦しむために無駄な時間を使ってきただけなのか?というネガティブな思いしか浮かばず、感謝の気持ちは全く起きませんでした。

  • 休日は家で検索ばかり、ストレスがたまると過食に向かい、動けない自分を責める日々。楽しい、という気分は全く起こりませんでした。

  • 大好きな友達や家族に、自分がパワハラで苦しんでいることを打ち明けて心配させたくない、悲しませたくない、という思いが強く、自分の気持ちを伝えることができませんでした。自分の意志で誰ともつながりたくない、という気持ちに陥っていました。

  • 不眠が続き、規則正しい睡眠習慣を作る方法を思いつけませんでした。心療内科から処方された薬で多少眠れるようになったものの、不眠の習慣が馴染んでいました。

  • キャリアをつぶされ、無視や外しで仕事がまともにできない状態の中、目標を見失い、仕事の意欲が全くわかない状態でした。

  • すでに自己肯定感が低い状態なので、自分に対して優しく接する、ことは全く考えられずにいました。常に厳しく自分を責める状態でした。

いずれのAIアドバイスも当時の私には受け入れることはできませんでした。今思えば、精神的なダメージがひどかった気がします。

とりあえず会社に行こう

AIの回答は私には合いませんでしたが、逆に自分で回答を考えるしかない、という気分にさせられました。そこで、無視・外しのつらい気持ちはあっても、会社員の本分として仕事中心で考えた場合、自分ができそうなことをいろいろ考えてみました。

そうして出た答えが「とりあえず会社に行こう」でした。在宅勤務が許される職場でしたが、他人の目を避けて家で業務をし続けると、嫌なことばかり考えて、実際とかけ離れた悪い方向に考えが陥っているかもしれない、と思ったからです。

そして、前提条件として「無理をしない」を付け加えました。会社に無理をして行っても、つらくて自分を責める可能性があると思ったからです。当時、「周りの視線に耐えられない」ことが最大の難関で、「他人は意外と自分を気にしていない」と思う行為は簡単ではありません。そこで、視線に耐えられなくなった場合に、どちらかで対応すればよい、という行動パターンを2つ決めました。
 1.視線から離れたところで仕事をする。
 2.帰る。

AIのアドバイスも少し参考にしました。会社に行ったら自分をまず褒め、仕事をしたら(周囲から離れたところで合っても)問題ないとして、つらくなったら帰る。帰る場合も、その前にきちんと仕事をしていた自分を仕事に集中できたのだから認める、責める必要はない、という具合です。

被害者意識を薄めることの大切さ

仕事中は、パワハラのことをできるだけ考えないように努力しましたが、なかなか簡単なことではありません。どうしても考えてしまうときは、できるだけその場を離れ、離れた瞬間から見えてくるものに集中して、気分をそらすようにしていました。

無視や外しは、加害者が手を下さないことで成立するハラスメントです。被害に遭っていると自覚する被害者だけが、傷つき、苦しむ。一方、加害者は手を全く出さない。本当に陰湿なハラスメントです。

更に最悪なのは、会社に相談しても「あなたの考えすぎでは?」とか、「相手はあなたに何もしていないですよね?」と言われ、きちんと対処してもらえない傾向にある点です。会社においてハラスメント行為は、本来許されるべきではないですが、パワハラというパワーワードを、会社が自分の従業員に認定することを避けることはよくあるようです。「無視・外し対策」を多くの動画配信から学びました。

そうすると、無視・外しを受けてしまった被害者は、自分が被害者と認めないこと、が大切だと思えるようになりました。

会社に行き、被害者で自己肯定感が低く、つらい心境を見せることなく他の従業員と同様の態度を取り、普通に仕事をして、帰る、ごくごく当たり前のことを繰り返し、自分はそれができていると認めることで、自分の気持ちを整えることができるとのではないか?と考えたのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここまで読んでくださってありがとうございます。無視・外しのパワハラはつらいですが、被害者意識が少しでも薄まれば、自分だけで何とかできるかもしれない、と思っています。また次回、体験をシェアできたらと思います。


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