伝説のクソゲー『ガイアセイバー』のクソポイント5選
どうも羽仁男とモーします。
あなたは『ガイアセイバー』というゲームをご存知だろうか?
1994年に発売されたスーパーファミコンのソフトで、
ジャンルはコンパチヒーローもの、
デフォルメされたウルトラマン・仮面ライダー・ガンダムの
各シリーズのキャラクターたちが一堂に会しているRPG作品です。
この手のゲームは他にもいくつかあるわけですが、今回はその中でクソゲーとして名をはせた『ガイアセイバー』のクソポイントを挙げていきます。
1.死んでいるウシ「死んでいるようです・・・」
キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!(古)
キャトルミューティレーションでウシが死んでいる、という状況なんですがどういうわけか口をひらいてます。
これ以上ないほどに強烈な矛盾をはらむ珠玉のクソシーンです。
キャトルミューティレーションとは、動物の死体の一部が切り取られ、しかも血液がすっかりなくなるという異常な惨殺事件のこと。 1960年代前半から、おもにアメリカで起きた。 犠牲者となるのは家畜、特に牛が多い。
宇宙人の仕業だなどと騒がれた。現代の都市伝説。
※ちなみに"キャトった"犯人についての明確な描写はなく、
この事件は未解決のまま放置されます。
2.「コチノチ」「カニミノラ」「モチミノラ」の家
こちらムー大陸(!)にあるコチノチ・カニミノラ・モチミノラさんのお宅なんですが、お手元か画像のかな入力つきキーボードをご覧ください。
ムー大陸とは、一万数千年前に太平洋上に存在したとされる巨大大陸。
そして「コチノチ」「カニミノラ」「モチミノラ」それぞれを順に、
かたかなで追って、割り当てられているアルファベットを
ローマ字よみしてみてください。
・・・おわかりいただけただろうか?
コチノチ・カニミノラはともかくモチミノラは一線を超えている、
と思った方は少なくないでしょう。
3.「ムー大陸に存在するハワイ」のホテル群
まずはこちらの画像をみていただきたい。
RPGを謳ってはいるものの、ドラクエやFFのように室内などでアイテムを収得することはおろかまともに物を調べることすらできません。
(※一部イベントを除く)
基本「なにもない」いや、「なにもないことになっている」世界なのです。
物は調べられませんが、人(NPC)に話しかけることはできます。
話しかければ無事、会話が発生します。(例外あり)
しかし「ムー大陸にあるハワイ」のホテル群にはどの部屋にも人はだれ1人おらず、ムダのないムダなスペースがただただ容量をくっています。
ムー大陸の都市、ハワイ。
ホテル群、全部あわせて18F!
すべての部屋が、このありさま。
こんな状況にもかかわらず、1Fのフロントマンは「ご予約のない方はお泊めできない」などとのたまう始末。
しかし殺風景な部屋・景色というのはガイアセイバーにおいて決して珍しいものではないことをここで断っておきます。
4.ラストダンジョン「亜空間」にひそむ謎の一室
ラストダンジョンの「亜空間」。固有名詞じゃないので、なんともあいまいな印象をうけます。(アムロも戸惑ってる)
まがまがしい紫一色の軽薄な間取りを進んでいくと・・・
謎の一室が現れます。
・・・雰囲気かわりすぎぃ!!
亜空間アピールなのかもしれないけど、あまりに雑すぎない!?
「制作スタッフの設定ミスなのでは」という一説もあります。w
5.決して迎えられないベストエンド
このガイアセイバー、要所要所で余すことなく手を抜いているわけですが、なぜかマルチエンディングを採用しています。
「人類」と「地球」というカウンターが設けられており、最後に人口・自然がどれだけ残ったかによってエンディングが左右されます。
しかし制作スタッフが強制イベントなどによる値の減少の計算をあやまったためか、通常のプレイではベストエンドを迎えることは不可能なのです。
そのため、ほとんどのプレイヤーが人類を、地球を滅亡・衰退させてしまう仕様となっています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
たのしめた、あるいは興味をもってもらえたのであれば幸いです。
最後に、このゲームの実況動画で死を遂げた、故・ふひきー氏をしのび、
その動画を紹介させていただきます。
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