ざんねんな日本人客の特徴

残念ながら石油王に出会って玉の輿に乗るという野望を達成することができなかった前回の旅でしたが、今度は Crazy Rich Asians と出会って玉の輿を(本当は狙ってない。相手の収入は価値観が合う程度に、困窮しない程度でいいので)という名目で台湾に来てみました。

台北のホテルは少しランクアップして、出張では泊まるけど自分じゃ払わないクラスを選んだんですが、映える場所らしく宿泊客以外のお客さんが訪れてバーやラウンジで映え写真の撮影にいそしんでいて悲しい気持ちになりました。バビロン松子先生を見ただろ!虚飾してもいつか化けの皮がはがれるってば。

クラブメンバーラウンジが無いそのホテルは代替サービスとしてラウンジでのハッピーアワーメニューでのドリンクサービスをしており、到着後すぐにお昼時だったのもあってお茶とランチをオーダーしてぼんやりしていたときに奴らは現れた。

日本人の無知なやや成金男性の2人組(ゴヤールのセカンドバッグが痛々しかった)が来て背面に座ってずっと映えることについて邪推(このホテルは安くてビジネスホテル並みの料金だとか、このホテルより同じチェーンの上海のほうがいいらしい。行ったこと無いけど。このホテルチェーンのランクは日本にもあるRRRが上でここは恵比寿のWWWの次くらいらしい(間違ってる)。このホテルにはプールだけプランがあって格安で来てるに違いない。知らんけど)みたいなことをずっと話してた。なんて言うか、下世話な内容で論拠の無い会話をする男性ほどイマイチなものは無いです。キュンとしない。

ウェイターもウェイトレスも相手にせず、メニューすら見ていないその二人組はずっとここが六本木のキャバクラかのようにくっちゃべっていて。日本語の他人の会話リスニング選手権においては黒帯相当な能力を誇る私にはずっと気になって仕方がありませんでした。

ごはんがまずくなる。一刻もここを出て行きたい。

「ここのトイレ行ってみたか?すごいぞ!」っていう言葉を聞いたとき、さすがに私の感じる残念さも沸点に達しました。なんだろ、ユニセックス個室のトイレなんて東京にもたくさんあるよ。ご飯食べてる時にその話題、耳元で言うの、もう勘弁してほしい。

しばらくして、ごはんがまずく感じてしまった私が食べきれない食事をBoxに詰めてもらって帰ろうとしたタイミングで何の注文も無いのに耐えかねたウェイターがホテルのロイヤリティプログラムの説明を奴らにはじめました。ま、そうだよね。注文しろとも言えない状況下でふんぞり返っている日本人の成金って不快でしか無いよね...

今回わかったのは、ホテルのランクを上げても出会えるのはざんねんな感じの日本人のビジターのみで Crazy Rich Asian なヘンリー・ゴールディングとはほぼほぼ見初められないし出会えません。

翌日、行天宮と龍山寺に行き龍山寺で赤い糸をいただいたものの御神籤が最悪だったあたしの明日はどっちだろうか。日本に帰ったら自宅のそばの神社のかみさまにいろいろと報告しておこうっと。

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