酔狂水鏡 

酔狂水鏡とは私が、「精神が摩耗した」と感じた時に帰ってくる場所だ。
ここだったら倫理の範囲内であれば、酔っても、狂っても、文章に置換して終わらせられると思った。
いわば、私の感情だけが張り巡らされたフィールドであり、他愛もない出来事のゴミ箱だ。
あるいは現実にならなかった不安の消化場所だ。
そうして、負を捨てたあとに自分を見つめるための鏡でもあるのだ。
立派な鏡に至らない、水面のようなものであるのだ。
なんなら私のことを老婆と言ってくれたって構わない。

説明はこれでおしまい。現実に帰る。

じゃあ、また辛くなった時に会いましょう。

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