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ぎっくり腰の予防と起きた時の対策について

giving株式会社の杉山大介です。
先日ふとしたタイミングで、4回目のぎっくり腰を発生しました。

ぎっくり腰は本当に何もできなくなってしまうので、絶対に防ぎましょう。


✅ぎっくり腰の原因

・筋肉の疲労 

1つ目に挙げられるのが、筋肉の慢性疲労です。ぎっくり腰は突然起こりますが、その原因となるものはゆっくりと進行しており、少しずつ溜め込んだ筋肉疲労が許容量を超えると、腰痛として発症してしまうのです。具体的には睡眠や運動不足、栄養バランスの低下が続くと筋肉疲労が徐々に蓄積されていき、やがて腰痛を招いてしまうことになってしまいます。

・骨格のゆがみ

2つ目の原因として骨格のゆがみがあります。立ちっぱなしや座りっぱなしなど、長時間限られた姿勢でいることで筋肉の柔軟性が失われ姿勢が偏ってしまうことがあります。こうしたことが筋肉のアンバランスを生み出し背骨や骨盤が本来の位置からずれてしまうことで、その周辺の筋肉への負担が高まりやすくなり腰痛を引き起こすのです。

・突然の過負荷

3つ目の原因は、いきなり腰に対して急激な負荷が加わってしまうことです。これは若い人やスポーツ選手に多いです。例えば高いところから飛び降りた着地の瞬間や、勢いよく振り返った瞬間など、急激な動きの切り替えのときに、腰に突然負荷がかかり、ぎっくり腰を起こしてしまいます。

✅ぎっくり腰の予防

1. 朝起きるときには、すぐにからだを起こさず、布団の中で横になり腰を丸めた姿勢をとります(胎児のような姿勢)。こうすることで、椎骨の間が開き、周辺の筋肉なども伸ばすことができます。

2. 顔を洗うときは、腰だけを倒すのでなく、ひざも少し曲げます。これだけで腰にかかる負担がかなり軽減されます。

3. 床から物を拾ったり、物を持ち上げるときにも、必ずひざを曲げるくせをつけるようにします。

4. 靴はウォーキングシューズが適していますが、普通の靴の場合には厚めの中敷を敷き、歩くときのショックをやわらげるようにします。

5. いすに座る場合は、背当てに腰が付くまで深く腰かけるようにします。1時間に一度は立ち上がり、軽い屈伸運動(ひざを少し曲げる程度)で腰部の血流をよくすることを心がけましょう。

6. 急に伸びをしたり、腰をひねるような動作は控えます。伸びをすると腰がリラックスするように思えますが、急に行うと反対にぎっくり腰を起こすことがあります。

✅ぎっくり腰になったときの対策

「腰を軽く曲げて横向きに寝る」など、腰に負担がかからない楽な姿勢をとると良いでしょう。患部に氷枕をあてるなどして、冷やすのも効果的です。しかし翌日以降、痛みが弱まってきたら積極的に動くことが大切です。治りが早くなるだけでなく、慢性化も防げると言われています。そして外科的な治療が必要な場合もありますから、医療機関を受診するようにしてください。

痛みが強いときは、痛み止めの薬を使ってもかまいません。痛みを恐怖に感じることは、慢性化にもつながるからです。ただし痛み止めの長期の服用は副作用の恐れもあり、お勧めできません。痛みが強いときにはコルセットを使うのも選択肢の一つですが、痛みがなくなってからもコルセットに頼っていると、筋力が衰え、かえって腰痛を再発する原因になってしまいます。期間を限定して使用しましょう。

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