シンセの音作りで大事にすること2
どうもZe;roPです。引っ越し落ち着いてきました。
前回の記事では色々話しましたが、今回は
ノイズの手前にする
ことを意識する話をします。
ノイズの手前って何言ってんのかわかんねえぞ!
という方はまだシンセと対話できていませんね🤔
多くの方がやってしまう問題として、音が丸いorノイズっぽいということが考えられます。
これは曲に混ぜた際、非常に邪魔になりうるものでして、ミキシングにおいては厄介な音となってしまいます。。。
じゃあそうじゃなくていい音出すにはどうすんだと
それがノイズの手前です🤪
まず第一にのこぎり波を始めとするちょっとじりっとする波形は倍音がたくさん含まれています
一方サイン波を始めとするぽーっとした音は倍音が非常に少ないです
この倍音が複雑に重なりすぎるとノイズとなります
逆にサイン波っぽいのがたくさんあってもオルガン系のサウンドで多くの人は止まってしまいます(鋭い音もできますが)
そこで倍音は鋭さと輪郭を意識し、のこぎり波系を多く使用しないようにします
そしてそれだけだとなんか足んねえ感があるのでサイン波系を足して埋めてあげましょう
これをテンプレート的に使用して様々なエフェクト等をかけていくことで磨き上げるのが基本中の基本なのですが、その前にフィルターに注力してください
倍音にフィルターは反応します
仮にここでバンドパスやハイパスを使用して見ましょう
一見味気ないざらついた音や中高音が飛び出たサウンドになるかも思います
そこにディストーションをかけてみましょう
するとどうでしょう
かなりギラついた音になりませんか?
この音がノイズの手前というイメージです
ちなみにエフェクトの効果を高めるにはレゾナンスを上げてやると最適
私のイメージではフィルターはどれだけエフェクトに影響を与えるかの大半を締めております
これは私の中の基礎の10%にも満たない知見ですが、まずは複雑に重ねるだけではなく、丁寧に役割を決めてオシレーターの選択、フィルターの使い方を意識することが重要です。
現在、脱シンセ初心者本を執筆中です😁
シンセを多数所有し、私がシンセを手足のように使えるようになったきっかけのようなやり方を載せていきたいと思います。
ちなみにですが、世間のハウトゥーでは誤りと思しきテクや後先を考えず足し算をしてしまう、レイヤー頼りの音作りが悲しいかな多く見受けられ、せっかくのシンセサイザーが活かされていないと感じます
そこでいま一度あなたの持っているシンセサイザーは実は白鳥の子なんだよというようなポテンシャルの引き出しと貴方自身のセンスを存分に活かしていただけるようお手伝いしたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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