毒親育ちの気持ちは、毒親育ちにしかわからないって話
こんにちは。毒親育ち、ぺーたーです。
毒親に関する話を非・毒親育ちの方にしたら、ぜんぜん理解してもらえなかった。それどころか引かれてしまった。そんな経験がありませんか?
これ実は、多くの毒親育ちが経験していることなんです。でもこれは、仕方ないことと言えます。
毒親育ちの気持ちは、毒親育ちにしかわからない
毒親育ちの気持ちは、毒親育ちにしかわかりません。
逆に言うと
同じ経験をしている人だからこそ「より深く共感できるので、寄り添うことができる」
というわけですね。
精神科医であろうがカウンセラーであろうが、毒親育ちの気持ちは毒親育ちでないとわかりません。これは多くの毒親育ちが感じていることです。
そのため、非・毒親育ちの方につらい気持ちを話しても
「親のことを悪く言うもんじゃない」
「産んで育ててくれた親に感謝しなきゃ」
などと言われてしまう方が多いのです。
ときには引かれたり軽蔑されたりすることさえあります。
(精神科医やカウンセラーですら
「自分の子供を嫌いな親はいない」といった発言をする方がいます)
そういった発言がない場合でも、浅い共感しかしてもらえず、
嫌な気持ちになることもめずらしくありません。
そうなると、
「この人は私の気持ちをわかってくれないんだ」
と感じて話せなくなってしまうわけですね。
当事者の気持ちが当事者にしか理解できない理由
毒親以外の例を挙げてみましょう。
「出産はものすごく痛くて大変」
このことは誰でも知っていることでしょう。
たしかに知っていれば想像することはできます。
しかし、その痛み、苦しみ、つらさは、経験していない方にはわかりません。
これは
「メロン味のかき氷を食べたことがあるから、メロンの味がわかる」
と言っているようなものです。
「メロン味」と「メロンの味」の違いは、やはり実際に食べてみないとわからないというわけです。
まとめ
当事者の気持ちは、当事者にしかわかりません。
より正確にいうと
同じ経験をしている人のほうが「より深く共感できるため、寄り添うことができる」
当事者だからこそ深く共感でき、相談者さまに寄り添える。
というお話でした。
おわり
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