映画「誰も知らない」を観た感想。一言で「地獄」
こんにちは。ぺーたーです。
「誰も知らない」という映画を観たことがありますか?
私はあまり映画を観ないので、2004年に上映された映画ですが知りませんでした。
友人が勧めてくれたので鑑賞してみたら、なんと毒親育ちの子どもたちが主役の映画だったんです。
これがまぁ、つらくてつらくて……。
私は映画やドラマで泣くことはないのですが、何回も泣きました。
つらい映画なので観る人を選ぶとは思いますが、個人的には衝撃的作品だったので紹介させていただきます。
映画「誰も知らない」 あらすじ
引用:Amazon
遊び人の母親が恋人のもとに出かけて帰って来なくなり、残された4人の子どもたちが、なんとかして日々を生き抜いていく。そういう話です。
毒親育ちが映画「誰も知らない」を観た感想
一言でまとめると「地獄」
とにかく、観るのがつらい映画でした。
火垂るの墓を観た時と同じくらい、つらかったです。
それでも多くの方に観てほしいと願うのは、これが実際の事件をもとにしているからです。
これを観た方が、「自分はこういう親にならないようにしよう」って考えてくれたらいいなとは思います。
映画の内容(少しネタバレ)
無責任な母親が、12歳の長男に全てを押しつけ、帰ってこなくなってしまいます。けっこう序盤で。
育児放棄して蒸発してしまうのも立派な虐待ですが、それでも子供たちは「お母さん、いつ帰ってくるのかな」なんて言いながら待っています。
しかたなく長男が親代わりになり、弟や妹の面倒を見ていきますが、次第にお金もなくなり、ライフラインが停止し、生活が破綻していきます。
ちなみにこの子たちは学校に通っていません。長男以外は住んでいないことにされているので、家から出ることもできない状態なのです。
母親が蒸発する前のシーンで、長男が「いつになったら学校行かせてくれるの?」と聞く悲しいシーンがありました。
義務教育の学校すら行けないって、なかなか考えられないですよね。
まとめ
これは、毒親のせいで人生が破綻していく子供たちの、リアルな生活を描いた映画です。
毒親に「放置」された子供たちの生活が、ドキュメンタリーのように描かれています。
正直なところ、映画が進むにつれて苦しさが増していく映画なので、積極的にはオススメしにくいところです。
実際、私はつらいと感じました。ですが、自分はこの子たちに比べたらマシな環境だったなとも思えました。
そういうわけで、多少は気が楽になる効果はあると思います。その他にも、いろいろなことを考えさせられる映画になっています。
あまり強くはオススメできませんが、興味があったら観てみてください。
それでは今回はこのへんで
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