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ぬいぐるみを作ったメモ


ぬいぐるみを作ろうと思ったきっかけ

推しキャラのぬいぐるみが欲しい…という気持ち

私がどのジャンルでも一番好きなグッズはぬいぐるみです。
存在してるだけで可愛いし、布なのでフィギュアなどに比べて扱いやすい。割とどのジャンルでも好きなキャラのぬいぐるみは公式から出ていれば一体は所持しています。(逆に一体所持すれば満足するので複数体は所持していない)

しかし現在の私が一番気を狂わせているジャンルでは、主人公と、人気のキャラクター数名のぬいぐるみは出たが、それ以外は出ていない。プレイアブルのキャラクター総数が150(同じキャラクターの別verは除外)を超えているのに…。
そもそもここ最近はアクリルスタンドなどのグッズすら出ていない。これまでは実装されたキャラは全キャラ分出してくれてたのに…。
私の現在気が狂っているキャラはまだ実装されていないため、このままでは公式グッズが一切出ないことになる。非常に困る…。(集合絵のアクリルくらいはあるけどキャラ単体のグッズの話)

こんなわけで公式グッズが全く出ていない!
だから私は自分で作ることにしました。

これが今から約1年数ヶ月ほど前の話になります。(遡ればもっと前からぬいを作ろうとしているのですがそれは一旦省略)

そんな中発売が発表された推しぬいの作り方の本

裁縫は、子供の頃にフェルトなどで小物を作るのは好きで少しやっていた程度。子供の頃に小さなイルカのぬいぐるみを、家にあった別のイルカのぬいぐるみを参考にして作ったことを覚えています。テディベアなどもたまに作っていました。
母が服や小物などは作ってくれていて家にはミシンもあったので、最低限の裁縫スキルは見よう見まねで身についていたと思います。
あとは鉤針編みで小物なんかはよく作っていました。

その程度の裁縫スキルなので、漠然としたぬいぐるみの作り方のイメージはあるものの、具体的な方法や型紙がない、と思っていたところ、こちらの本の発売を知りました。

以前にもこちらの無料配布されている型紙を使って作ったことはあったのですが、もっと詳細なHow to本が発売されると知り、すぐに予約しました。決め手は、髪型のサンプルとこのぬいのサイズの服の型紙がいくつか収録されている点でした。
この本が出てから私もですが、明らかに手作りぬいを見る機会が多くなったように思います。それまでもやっていた方はやっていたと思うのですが、そういう機会のなかった層にもリーチしたきっかけだったなと思いました。

現在私が知る限りの型紙や素体を購入できるサイトは後ほど別途まとめますので、これから作成を検討されている方は参考になさってください。特にアフィなどはやっていないので気にせずにそのまま買ってもらって大丈夫です(アフィが悪いとは思っていませんが)

道具や材料に関しては、あくまで私が使っているもの、買ったものであって、「必ずこれがいい」と推奨するものではありませんので悪しからずご了承ください。

作るにあたり絶対にあったほうがいい道具

今は素体も売っていますし、顔も自分で刺繍をしなくても手軽に使えるワッペンや、刺繍を代行してくれるサービスはあります。(※版権キャラクターのぬいぐるみ製作代行サービスの利用は、著作権的には結構アウト寄りのグレーだと思いますので、ご利用を検討されている方はその点を認識した上の自己責任でお願いいたします。こういうサービスは基本的に依頼者自身考案のオリジナルキャラクターに限る場合が多いように思います)

ですがこだわりたい!と思うならば、いくつか、100均で買うよりもきちんとした道具を揃えた方がいいと思うものがあるので、それだけ記載させていただきます。
練習のためにとりあえず、で安物を買ってもいいかもしれませんが、きちんと作りたいのならむしろ安物を買うお金がもったいないと思うので個人的にはおすすめしません。布はお近くで取り扱いがあるのであれば、100均でもいいかもしれません。

  • ハサミ

  • 手芸用鉗子

  • 綿

ハサミ

切れ味がダントツで違います。絶対にちゃんとしたものを買った方がいい。
私が持っているのはこちらです。(amazon以外でも売っていますがとりあえずリンクが貼りやすいのでamazonを貼っています)

こちらは小さいサイズもあるのですが、初めて買うなら絶対170mmサイズの方がいいです。
先端が細いため細かいパーツの切り出しもできます。切れ味がとてもいい。1年使っていますが本当にサクサク切れるので重宝します。

布の裁断にはロータリーカッターもあると便利だと聞きますが、私はそこまで細かいパーツを切り出さないのでまだ買っていません。先日悩んだのですが結局やめてしまいました…。
裁断面をそのまま見せるようなパーツの切り出しをする場合はあった方が綺麗な曲線でカットできると思います。

針が通しやすい…。
元々100均ではない普通の縫い針を使ってはいたのですが、その時に比べても格段に針がよく通ります。
それでもきつい時はありますが…、この針は明らかに使いやすくてとても重宝しています。

刺繍はこっちを使っています。ぬいの顔は主に刺繍糸1本どりでやっているため主に10号針を使っています。

手芸用鉗子

もうお前がいないと生きられない、というレベルの相棒です。
キャラクターのぬいぐるみは、サイズにもよりますが11cmサイズなんかだともう手の先などは細くて指で綿を押し込むのも限界があるんですよね。
ピンセットでもいいように思いますが、鉗子は先端で掴むことができるため、ひっくり返すのも格段に楽になりましたし、綿の量の調整などもやりやすくなりました。あるととても便利です。

手縫いの糸も刺繍糸も、100均のものよりも手芸店で買ったものの方が個人的には使いやすかったです。
そもそも色の種類が豊富ですし、刺繍糸などは顕著ですが光沢があって綺麗な仕上がりになりやすいと思います。そこまで大きく金額が違うわけでもないですし…。
色は実際に見ないとわからない部分もありますので、糸を買うときはしっかりイメージ図を作って、実物の布を端切れでもいいから持って、お店で合わせて見ながら買うのがおすすめです。こんな感じかな…と適当に糸を買ったら似たような感じの糸ばかり集まってしまった人より。

縫い合わせは主にシャッペスパンの手縫い糸50番を使っています。
ぬいを作るだけなら、肌色に近いピンクと髪の色に近い色の2色あれば事足りると思いますし、なんならグレーと白だけとかでもなんとかなるとは思います。

服を作るときにステッチを入れたい場合はダルマの30番の手縫糸を使っています。

刺繍糸は適当にお店で買えるものを買っているので特に拘っていません。

綿

絶 対 に つ ぶ 綿 を 買 え !

これは最初から綿が小さい粒状になっているもので、ほぐす必要がありません。またぬいぐるみの中に詰めるときも、中で塊になりづらくて表面がボコボコしづらくてとてもよかったです。

こっちも使ってみたんですが、中に詰める際に結構塊になりやすくて個人的には微妙でした(個人の感想です)頭などの大きい部分に詰める分には問題なかったですが、手足の、特にボーンを入れる場合などはこちらよりは清原さんのつぶ綿の方が個人的に使いやすかったです(個人の感想です)

ちなみに100gがどれくらいの量かわからないかもしれませんが、最近作っていた23cm程度のぬいぐるみだと2体分には足りませんでした。15〜17cmなら100gで2体ギリギリできるかもしれません。費用を抑えたいのであれば、手足などの先端、顔面あたりはつぶ綿、それ以外の部分は普通の綿、という使い分けをしても良いかもしれません。

型紙

まず、そもそも「すべて作る」のか「素体を買う」のかを最初に決める必要があります(先に道具の話をしておいて…ですが)

素体を買う

最初に挙げた「てづくり推しぬいBOOK」の発行者さんがやっていらっしゃるサイトで、この本で作れるぬいの素体を販売されています。

こちらは顔用のワッペンもありますので、手軽に作りたい、裁縫は苦手だけどやってみたい、という初心者の方が手をつけるには程よいのかもしれません。

↑のお店は生地や前項で紹介したツール類も一通り販売しているので、一式とりあえず揃えるにはちょうどいいかもしれません。
このぬい素体のいいところは、服の型紙の本も出ているのでとりあえず着せる服の型紙に悩まなくてもいいところだというのもあると思います。

素体用の服の本

素体用の髪(ウィッグ)の本も最近出てました。素体買って、顔はワッペンつけて、ウィッグと服作るだけ、が多分入門編として一番手軽な感じかな〜〜

ちなみに顔刺繍済みのものも販売されていますが、好きなキャラを作りたい場合は違うかな…

amazonでも「ぬいぐるみ 素体」などで検索すれば出てきます。

めちゃくちゃ余談ですが私は昨今の中韓ぬい(棉花娃娃で検索してみてください)は、顔があまり好きではないのと、乳首やおへそ、お尻の割れ目の表現がめちゃくちゃに嫌いなので基本的に全部自分で作ることにしています。ない素体もありますが…。
ぬいぐるみの生地やさんの11cm、17cmサイズはいいんですが20cmサイズは体の形が可愛くない(個人の感想です)ので私は作っていません。肌の色も違うのがよかったから素体を買うことは私はないですが、裁縫があまり得意ではない!という方で、手軽に買いやすいとは思います。ハンズなどにもポップアップストアが出ていて売っていることもあるようですし、先日新宿オカダヤさんに行った時もたくさん置いていました。
amazonで出品されているものの購入は自己責任でお願いします(輸入ものも多いと思いますので)

顔だけ刺繍代行サービスを利用する

とはいえ顔は拘りたいんだ…!て場合もありますよね。

抽選になりますがこういうサービスもあります(パーツごとのテンプレがあってそれを組み合わせて好みの顔にできます。完全なフルオーダーではありません)
こちらは推しぬいBOOKの型紙を使用する方向けですね。それ以外でもサイズが合えば使えるとは思います。

こちらはグッズプロさんが販売しているぬいパタ(型紙)に合わせられるお顔をセミオーダーで作れるサービスです。(リンク先は22cmサイズ用、16cmサイズ用もあり)

これ以外にも個人で代行サービスをやっていらっしゃる方はいると思いますが、版権キャラクターを作りたい場合は、必ず版権キャラの顔は受け付けているのかや、版元のガイドラインなどはしっかり確認しましょう。
また同版権の既製品そっくりになるようなデザインで依頼するのはかなり危ない行為なので絶対にやめた方がいいと思います。
オリキャラしか受け付けていない方に、オリジナルキャラクターを騙って依頼するのは製作者さんにもご迷惑になるのでよくご確認ください。

全部自分で作る

私は多少絵も描く人間なのと、自分の好きな顔にしたくて、基本的には常にこの形でやっています。
ただ、型紙だけは流石に自力でゼロから作るだけの技量はないので、型紙は既存のものを利用させていただいています。

推しぬいBOOK

最初に作ったのはこの型紙です。(その前にpixivで見たまろまゆさんの型紙でも作ったことはありますが、今回は省略)

中サイズ(17cm)の型紙使用

ふてぶてしく態度がでかい顔をしていて可愛いと評判のサタン様(左)
ベルゼブフ様(右)は今以上に何もわからない時に作った

個人的に昨今流行りの棉花娃娃みたいに前髪を縫い付けるのではなく、前髪は別でつける方が好きなので、この型紙はスタンダードに一番作りやすかったです。
いいなと思っているところはこんな感じです。

  • 作例として載っている髪型が多め

  • 襟足を付けられる

  • 本に写真付きで細かく作り方が載っているため、入門編としても手をつけやすい

  • 簡単な服の型紙もあるので、推しぬいにする場合もざっくりとした型紙が取れる

  • 顔の大きさは中韓ぬい20cmとあんまり変わらない?ぽいので、それ用のサングラスとかメガネなどの小物は割とピッタリサイズ

デメリットはこんなところでしょうか(あくまで個人の感想ですが)

  • セリアなどの100均で売ってるぬい服は小さくて着れない

  • クレーンゲームで取れるぬいぐるみ(主に比較対象はともぬいです)よりもちょっと厚さがあるので、市販のぬいポーチなどだと少し厚みが足りないことがある…かも?

  • 体は小さいため服を作るのは結構細かい作業が必要になる

  • 持ち歩くにはまあまあ嵩張る

ちなみに他ぬいとの大きさの比較はこんな感じです。大きさだけで見るとやや小さいんですが、頭部の厚みが結構あります。

我らがモンモン
ともぬいの鍾離先生
あのドンモモタロウ

ぬいスケルトンを入れているため、一応簡単なポーズも取れます(写真は面倒になったのでありません)

小サイズ(11cm)の型紙使用

白モンくん、どうなっていくのか・・・

同じ本の11cmサイズぬいはこんな感じです。
メリットはこんな感じ

  • 持ち運びに最も適したサイズ

  • 顔の面積が狭いため刺繍の量が少なくて済む

デメリットはこんな感じでしょうか

  • 単純に17cmのものよりも細かい作業が要求される

このサイズは手のひらにも収まりますし、ポケットにも簡単に入れられるので、出先でちょっと写真を撮るのも気軽にできていいです。
持ち歩きを前提にするなら、間違いなくこのサイズがおすすめだと思います。

細かい作業が必要ではありますが、初心者的に17cmも11cmもそんなに難易度は違わないと思いますので、お好きな方を選んでいいと思います。

きらどるとの大きさ比較。厚さはきらどるの方があります
17cmとの比較。概念親子

この子たちにはスケルトンは入れていませんが、100均で売っていたボーンは入れられそうなのでいずれ元気があって気が向いたら手術しようかなとは思っています。

前述もしましたが、推しぬいBOOKの20cmサイズは体が好みではないので私は作っていません。

グッズプロ(ぬいパタ)

リンク先は16cmですが、10cm、22cmサイズもあります。
肌の色も確か2種類(たまに限定カラーあり)で出ています。

ぬいパタの特徴はこんな感じです

  • あらかじめクリスタルボア(ソフトボアと同等の布です)に型紙が印刷されているので、型紙を切って布に写して〜という作業が不要

  • 布に印刷された状態のものを買うと、顔刺繍、髪型アレンジ用の型紙のみ付属

  • 型紙のみ(紙版、DL版)も販売されている

  • 作り方自体はついてこないので、付属のQRから見るか、こちらの解説記事を見る必要がある

私も10cmの型紙やぬいパタ自体を買ってみたのですが、顔の刺繍をするために刺繍枠に嵌めるだけの布が足りない…というのと、思っていたより体が小さく、服の型紙もないので服を作るのが面倒だな…になり、結局お試しで1体作っただけでやめてしまいました。
16cmや22cmならもう少し布が大きいと思うので、また違うかもしれません。

手軽ではあるのですが、髪の毛のアレンジが微妙に難しく、10cmの型紙の場合は顔のパーツが基本的に前面と背面と顎だけでおでこのパーツがないため、前髪は縫い込むのが基本となります。
スタンダードな髪型のキャラクターであれば問題ないかもしれませんが、複雑な髪型のキャラクターを作るならそれなりに型紙のアレンジが必要になるので、あまり初心者向けではないなと思いました。
型紙が既に印刷されているためとりあえず練習してみたい、という方には良いかもしれません。

阿藍 JinnyLanさんが配布しているもの

最近私が作ったのは、こちらの動画の概要欄で配布されている型紙…をさらにアレンジして少し身長を伸ばしたものになります。
型紙のURLは概要欄にありますが、画像が解像度が低めのjpgなので、画像内の定規に合わせて拡大した上で印刷して使用する必要があります。

こちらは個人的には好みのバランスと体型なのですが、いくつか注意点はあります。

  • 顔はややしもぶくれ気味になります。

  • 体が比較的細めなので、市販の20cmぬい用の服はものによってはブカブカで着れません。

  • 前髪は縫い込む前提なので縫い込まない場合はそれなりのアレンジが必要です。

前髪に関しては色々試行錯誤していますが、縫い込まないのであれば、おでこまでの髪パーツをあらかじめアイロン接着シートなどで貼り付けてしまって、その状態で顔パーツごと縫って、最後に別途作成した前髪を貼り付けるのが一番楽でした。
顔と前髪のパーツを別々に縫ってくっつけようとしたのですが、前髪が浮きやすかったり、その時は前髪部分全体を表裏の2枚貼りにしてしまったこともあり大変作業がしづらかったので、基本的に今後やるならおでこを作った上で後から前髪を貼り付ける形にしようとは思っています。
前髪のアウトライン縁取りはしないけど縫い込むなら2枚貼りは毛先だけなどに留めた方がいいですね…(自戒)

この型紙は作り方も動画と簡単な説明画像だけなので、ある程度作成に慣れた方におすすめします。
少なくとも裁縫の経験があまりなく初めてという方だと少し大変だと思いますが、こだわりたい!とかこれが好き!という方はチャレンジしてもいいと思います。
細かい作ってみた動画はぴよこっこさんがアップしているものはあります。

ちなみにどれくらい型紙をアレンジしたか…の比較はこれくらい…
写真がちょっとわかりづらいですが、脚は1.5cmくらい長くして、胴も腕も少しずつ長くしています。
ゴムパンツ履いていたためお腹に跡が残っている…。

左のはお試しで作ったもので首がない…

なぜ長くしたのかというと、ぬいスケルトンLを使おうと思ったからなんですが、これでもかなりギリギリのサイズで、手足が細めなので入れづらく、素直に元の型紙にトイスケルトンの20cm用を入れた方がよかったのかなあ?と思っていますが、レビューをみると大きさが足りないのか逆に大きいのかなど細かいところがわからず…。いずれ試してみようかなとは思っていますが…。
手足を長くした関係で市販のズボンが寸足らずになってしまいました。まあ元々胴回りのサイズが全く合ってなかった関係で服は作るつもりだったのでいいんですが…。
ずっと試行錯誤しています。
しかし推しカプデート写真を撮りたいので私は頑張るのだ…。もはや執念

仮のサイズが合わない服でも可愛い 髪の毛整えるの忘れちゃった
靴は既製品が履けたので使っています。自立できて偉い。

MiNi盒子さんが配布しているもの

私は作ったことはありませんが、よく見る型紙です。
顔と体の幅が同じくらいなので、多分小さめのぬいを作るときにバランスがいいかもしれません。20cmくらいで作ると結構体は大きめになると思いますが、市販のぬい服も結構大きめなので、こちらの方がいいのかもしれません。
私もそのうち余力あったらこれで作ってみよ〜〜とは思いますが、如何せん…やること多いので…まだ先かなあ…。
作例は、配布者さんのお名前で検索したらたくさん出てくると思います。

ここまでで紹介したもの以外でも、配布されているもの、販売されているものはありますので、色々調べてみると良いかと思います。
一口に型紙や素体と言っても、やはり体型や顔の位置など好みはあると思いますので…。

主にこの3か所で買っています。

ぬいぐるみの生地やさん

スキンカラーが結構好きで、上記のぬいたちは大体ここのソフトボアのミルキーフレッシュを使っています。色白のキャラはちょうどいい

ベルゼブフ様の髪はこのヴァンパイアスキンを使っています。程よい赤みがかった紫とグレーの中間みたいな色で…。

サタン様の髪はカスタードを使っています。黄色が強すぎないところが気に入っています。
いろんな黄色の布を比べてみて、自分はこれが一番しっくりきたので…。

このお店は道具も揃っているので、最初に一式まとめて買うのにはいいかなと思います。発送はめちゃ早い時は当日中にされました。早い。

グッズプロ

主にナイレックスとトイクロスを買うのに使っていました。
ここは色見本帳があるのがいいですね(ロットで多少変わるものの)
気になった色を5色選んで安価で取り寄せられるのもポイントが高いです。(全色サンプルもあります)
鮮やかな色が多いので、二次元キャラを作るときに選択肢が多くていいと思います。

ぬいパタを利用するならついでに一緒に買えるのでちょうどいいと思います。
ここも発送が基本的にとても早いです。すぐ届く。

ヌノトミー

毛足が長めのファー生地を多く取り扱っています。こまめにチェックしていないと欲しいものはなかなか手に入りづらいかも。
ここの「ソフトボア1mm(スキン)SB0003」は、ぬいぐるみの生地やさんのミルキーフレッシュとほぼ同じ色でした。毛足も同じ長さなので呼び方違うだけで同じなのかな?
今は1cmの黄色のフェイクファーが欲しいな〜〜と思っているところです。でもよく考えたら赤も要るのか…。(何体推しカプを生産するんだろう)

他にもこういったぬい用の布を売っているところはあると思いますので、探してみるといいと思います。

あとは服を作らないといけないんですよね…。
これは型紙から起こさないといけないのでとても大変ですが頑張ります…全ては推しカプデート撮影のため…(異常者)

参考にした人

私も裁縫の基本はやったことあるとはいえほぼ初心者みたいなものなので、先人の知恵に学ばせていただきました。

ぴよこっこさん

ぬい本体だけでなく、靴下から作る簡単お洋服なども紹介されています。

ぬいものアイドル たきゅーとさん

ぬいづくりをしている人は一度は絶対に見たことがあると思う
丁寧に解説してくださるし、私は使ったことはないけど型紙配布などもある。
初心者はとりあえず見て損はないと思います。

ぬいぐるみの生地やさん

本だけで紹介しきれなかったような細かい質問に答えている記事は参考になりました。

あってよかったもの

アイロン

アイロン接着シートで接着する際に使うのはもちろん、服を作るときなどの折り目をつけるのにも使います。あると便利。
アイロン台はないので適当に雑誌を敷いています。(アイロン用の敷くやつはあります)
縫い付けてしまった後の細かいパーツが剥がれたときはヘアアイロンを使っています。

クッキングシート

お菓子作るときに使うようなやつのことです。
アイロン接着シートでの接着に欠かせないのであるといいです。100均で売ってるようなやつで問題ないです。両面シリコンコートされてるものを選ぶといいと思います(ほとんどそうだと思いますが)
当て布代わりにも使っています。

アイロン接着シート

生地の貼り合わせに使います。主にはみ出てる髪の毛とか、前髪を貼り付ける場合ですね。
前髪を縫い込む場合でも、横の毛をはみ出させたい場合やアホ毛がある場合なんかは貼り合わせたほうが厚みが出て自立しやすいのであると便利です。
私はナイレックスをボンドで貼る前に裏に貼ったりもしていました(ナイレックスは生地が薄くて液体タイプの接着剤を付けると染み込んで色が変わってしまうので)

接着芯

顔の刺繍をする際、裏に貼っておくと生地が伸びづらくていいです。
あんまり広く貼ると逆に生地の伸縮性が下がるため、使うのは最低限の範囲にした方が良いです。
私は遥か昔に買って家にあったものを適当に使っている(大量にある…)ので何がおすすめかはわかりませんが、薄手の方がいいと思います。
糊は片面のみについているものにしてください。

刺繍下絵シート

プリンターで印刷できるやつとか、シールタイプのやつとか色々見てきましたが、結局貼らない水で溶けるタイプのシートに刺繍の図柄を写して、刺繍が終わった後丁寧に手で破って取っちゃうのが一番楽でした。
下絵はデジタルで描いて、最初の頃は印刷してそれをなぞって写していたんですが、最近面倒くさがって、クリスタで描いて、描いたものの縮尺を合わせて、iPadに刺繍シートを載せてなぞって写しています(微妙に面倒でもありますが印刷がさらに面倒なので…)
貼らないタイプは大きさとか入ってる枚数とかが違うので好きなものを探してください。
顔の刺繍をする場合は、下絵シートごと刺繍枠に嵌めるので、ある程度大きさは必要です。

刺繍枠

100均で買ったものを使っています。
10cmくらいのぬいなら10cm前後の刺繍枠がちょうどいいです。我が家には14cmと11cmのものがあります。

仮止め用クリップ

私はセリアで売ってた仮止め用クリップの小さいやつを使っています。押さえる力としては十分です。
まち針が苦手だったのでめちゃくちゃ助かっています。

まち針

仮止めクリップは縫い合わせるときに使うんですが、まち針は型紙をとるときに使います。
あと前髪などのパーツを貼り合わせる前に位置合わせして、ずれないようにまち針を刺して留めてからグルーガンで貼っているので、あった方が便利かなとは思っています。
こういうのを主に使っています。

最初にお試しでフェルトで作ったぬい素体を針山代わりにしているため、頭にピンをいっぱい刺しながら、イルミ…と思っています。

グルーガン

前髪を本体に接着するのに使っています。
普通のボンドだと強度に心配があるのと、くっつくまでに時間がかかるので、大きいパーツ同士の貼り付けで厚さなどをあまり気にしないのであれば便利です。
私はダイソーで200円で買ったグルーガン本体と予備のグルーを使っています。使い勝手がめちゃいい訳ではないですが、必要最低限の機能はあります。

フリクションファインライナー

布に型紙を写すときに使っています。
色はピンクやオレンジなど肌に馴染む色にしておくと、後から消さなくてもあんまり気になりません。
私は仕上げ線はピンク/オレンジ、縫い代は青などで引いています。色を分けた方がなんとなく個人的にわかりやすく…。

他のフリクションではなく、このフリクションファインライナーが一番いいです。ボールペンタイプはダメです。(布に描けない)

ユニボール シグノ太字1.0mm ホワイト/銀

色の暗い生地はフリクションだと見えないので、黒い紙にも書けるシグノの白と銀を使っています。
ちなみに黒い布には銀の方が目立ちます。
フリクションと違って色は消えないのですが、ソフトボアの仕上がり線や縫い代線を写す程度なら特に問題ないです。布の裏地が見えるようなものへの使用はご注意ください。
描いた後少し手に写りやすいので気をつけてください。

糸切りばさみ

私は前に手芸店で買ったものを使っていますが、100均のものじゃない方がいいと思います。
普通のハサミなどでも代用できると思いますが、やっぱり切れ味の問題はあるので、紙を切るハサミとは分けた方がいいと思います。

糸通し

不器用なのでこれがないと生きられません。

ぬいペレットもあるんですが、今回は使ってません(スケルトンを入れてる関係で入れる隙間がない)
お座りタイプとか作るならお尻に入れとくと安定すると思います。


ざっくりと、この1年間、ぬいを作ってきた上で使ったものとか参考にしたものなどをまとめました。
これから推しぬい作ってみたいな〜とか、むずかしそ〜〜って思う方の参考に少しでもなれば幸いです。
推しキャラが家にいるのは…可愛くてQOLが上がります。

私の推したちは今は人の形をしていますが、人外で異形の姿もあるはずなので(2023年7月現在ではまだ公開されていない)、それも判明したら作りたい!と思うので今後もちまちまと作っていきたいな〜〜と思います。

いろいろ書いてみましたが、今は既製品も多いですから、うまく活用されるといいかと思います!

奥のでかい人たちは印刷所で作ったクッションですが、気づけばこの1年でだいぶ大家族になりました。
それはそれとしてベルゼブフ様(右の人)は未だに素顔が全くわからなくて全然違う顔の可能性もまだあるので、早く顔を教えてほしいです…。(こんなに作ってるのに…)

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