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社会人の「優等生」ってなんだ?

こんにちは、初めまして。
脱・優等生研究所です!

私たちは、社会人になってから、周囲に「優等生」と言われたり、思われたりして、生きづらさを感じていらっしゃる方々により豊かな生活を送っていただくことを願って立ち上がりました。

今回のnoteでは、私たちが考えていることを簡単にですがご紹介できればと思います。
では、早速本編どうぞ!


優等生ってなんだろう?

「優等生」と聞いて皆さんはどんなイメージを持ちますか?
真面目、優秀、出木杉くん、・・・
結構固いイメージですよね。

広辞苑を引いてみると、

優等生
①学業に励み、成績優秀な生徒・学生。
②優秀だが、面白味に欠け融通のきかない人。

と出てきます。
「面白みに欠ける」ってひどいですね、、、苦笑
まあでも、①の意味にも記載の通り、多くの場合、学生の中で優秀な方を優等生と呼ぶ場合が多いように思います。

一方で、社会人になってから「彼(彼女)は優等生だね」と言われるのはどんな人達でしょうか?
思い浮かぶのは、

  • 営業成績などが優秀な人、結果を出している人

  • 仕事への取組み方が実直な人

  • 高い目標を立てられても乗り越えられる人

  • 失敗をしない人

  • 大量の業務もそつなくこなせる人

  • 同僚・上司からの評価が高い人

  • 会社の仕組みやルールにきちんと合わせられる人

などではないでしょうか?
「このほかにも思い浮かぶ」という方はぜひコメントください!

では、「優等生」と言われる方とそれ以外の方の違いは何でしょうか?

スキル面でいえば、頭の使い方が上手(仕事のやり方が上手)ということかもしれません。
また、フットワークの軽さやコミュニケーション能力の高さなど、業務に取り組む姿勢が優れているということもあるでしょう。

ただ、同じ人間です。
そこまで大きな能力の差があるとは思えません。

一番の違いは、
「期待を超えるために、妥協せずにやり切れること」
ではないでしょうか。

やり切るためには時間も必要です。
成果を出すために、きっと何かを我慢しながら取り組んでいるはずなのです。

上記のような人の特徴をまとめて、
私たちは「優等生の社会人」を以下のように定義しています。

①業務に取り組む姿勢が優れている人
②周囲からの期待に応える努力を惜しまない人
③自分のやりたいことを我慢している(できる)人

「脱」優等生が必要なわけ

私たちは優等生でい続けることはこれからの社会ではリスクになりうると考えています。

なぜそのように考えるのか?
理由は大きく3つあります。

理由① ビジネスが企業中心から個人中心になってきたから

インターネットの登場、SNSの登場などで大きな資本が無くても、会社を立ち上げたり、事業を拡大したりすることが出来るようになりました。
また、SNSのアカウント名で経済活動をしていたり、ゲームのアカウント名でプロ選手として活躍するケースも出てきています。

また、AIが普及し始めたことで、マンパワーもAIで代替できるようになってきました。
AIの登場により、ますます企業から個人へとビジネスの主役が移行するスピードは速くなるでしょう。

これから3年後、5年後、10年後とあなたが社会で活躍し続け、自分が望む報酬を得るには、特定の企業の中でだけ評価される人材、というのは価値が低下していきます。

理由② 社会人としての行動様式は1社目の企業に依存するから

保守的な日系の大企業では丁寧に新人研修をやりますよね。

これ、いい面ももちろんあるのですが、最初の職業訓練を受け、仕事のやり方やその会社の中での立ち振る舞いを教え込まれると、その人にとっての社会人としての行動様式が凝り固まってしまうんです。
結果として、その企業同様に保守的でリスクを恐れる、スピード感がない、上司の顔色を伺う働き方・生き方になってしまいます

しかも、1つしか職場を知らない場合、上記の行動様式が絶対の正解ですから、問題意識を持つこともないケースが出てきます。
そのため、上司に意見することが出来ない、現状維持し続ける、チャレンジできない社会人が量産されるわけです。

多くの場合、企業で優等生と評価される方は上司の考える正解を察して、実現できる方です。
裏を返せば、企業のヒエラルキーの中でイエスマンになってしまう方です。

理由①で述べたように、ビジネスの主役が企業から個人に移る中で、このような意見できない人・自分で変えることが出来ない人が求められるでしょうか?

理由③ 失敗しない=チャレンジしていないだから

特に大企業の中で評価される人というのは、失敗をしません。
失敗をしないと聞くと、とてもいいことに思えるかもしれませんが、逆に言えば、出来ることしかしていない=出来ないことにチャレンジしていないのです。

出来ることを淡々とやる、それ自体に価値を見出しているのであれば問題ないのですが、出来ることを増やしたい、人としてもっと成長したいという考えをお持ちなのであれば、失敗を恐れずにチャレンジする必要があります。

一番手っ取り早いのは環境を変えることです。
社内で異動する、他社に転職する、自分で起業する、やり方はいろいろありますが、そのトリガーはいつだってあなた自身にあります。

なぜなら、優等生というのは上司にとって非常にありがたいです。
失敗をせず、既存の業務をそつなくこなし、売上や利益率を高めてくれる。
そんな存在であるあなたに、あえて、あなたが出来ないことに挑戦させようとする上司はなかなかいません。

自分がチャレンジしたいと思えることがあったら、周りの目を気にせず、飛び込む勇気が必要です。

まとめ

社会人における優等生とは、

① 業務に取り組む姿勢が優れている人
②周囲からの期待に応える努力を惜しまない人
③自分のやりたいことを我慢している(できる)人

です。

でも、多くの場合、「あなたが属している企業において優等生」というレッテルにすぎません。

これから、企業よりも個人がビジネスの主役となる時代において、スピード感をもって、チャレンジし続けられる人の価値がますます高くなると思います。
「企業にとっての優等生」から脱却し、あなた自身のバリューを上げていかねば、世の中から必要とされなくなるということです。

このnoteがご自身のバリューを高め続けるチャレンジの後押しとなれば幸いです。

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