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上には上がいる・下には下がいる

上には上が

この事実に素直に気付ける年齢は何歳だろうか

そして、この事実に気付き素直に向き合えるのは何歳だろうか

よくあるのが、子供の頃、勉強やスポーツ等でクラスの子供たちと競い合ったり比べられたりしましたよね。

でも、子供の頃って好き嫌いや、楽しい、嬉しい、悔しいみたいな感情は生まれても、ただそれだけだったりしますよね。

ここからは私の実体験

小学生の時、あるテレビゲームにはまり、自分の右に出るものはいない状態が何年も続きました。そして中学時代も高校時代も。常にトップの立ち位置にいました。

大人になり、ゲームもオンライン化。

なんと、全国には自分よりウマい奴がゴロゴロいるではないか。

【上には上が】に気付いたのはなんと大人になってからでした。

そしてそれを素直に受け入れ、努力もしたし、見切りを付ける事も出来ました。

もちろん、仕事をしていても【上には上が】【下には下が】は何度となくやってきました。

ここで、私はおもしろい事に気付いたのです。

【上には上が】を感じる時って、そのジャンルで自分が1番だと思っていたが、更に上がいた という事実を知った時なのです。

もしくは、そのジャンルの器の大きさが変わった時なのです。

私の言うジャンルの器とは比較対象の範囲の事です。例えば、県ナンバーワンになって、1番だと浮かれた状態で、全国の強者にこてんぱんにされた時とか。

最近の例で言うと、

現在の私は、一会社の経営者である。とある経営者交流会に参加した時、同級生に再開。私など全く及ばないビッグな経営者であった。

私など、会社の中でトップではあるが、一歩会社を出れば、だだの人

そんな彼でさえ、全く同じ思考を持ち合わせていたのには驚いた。

そりゃそうだ。孫正義さん、ビル・ゲイツさん・スティーブ・ジョブズさん

上には上がいるんです。

当たり前なんです。

この事実に当てはまらない人は各ジャンルに1人しかいないのですから(笑)

過去の私は何でも1番になってやる!と意気込みがむしゃらに頑張ってきたのに対し、この事実を知ってからの私は、自然に『私なりに、私のやり方で、私らしく頑張る!』へシフトしていきました。

多分、1番になれなかった時が悔しいのでしょう(笑)

下には下が

なにか、すごくショッキングな出来事が起きてしまい、悲しんだり、落ち込んだりしますよね。

その時にとても便利な慰め志向が【下には下がいる】なのです。

簡単な例え話ですが実話です。

10年程前、スピード違反で免許停止になり、多額の罰金を支払った際の出来事です。ショックを隠し切れず、友人に愚痴をこぼした時の、友人が言った言葉が『お金が無くてクルマ買えない人だっているんだよ。おまえは車も持ってて、罰金も払えるくらいお金あるじゃん!!』

一瞬で気が楽になりました。

すごく不謹慎かも知れませんが、自分が落ち込んでいるときに、この思考はかなり早いタイミングで立ち直れます。

ぜひ皆さんもご活用下さい。

深いです。

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