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就学先を考える(小学校編②)

前回までのお話は就学先を考える(小学校編①)
続きになります

就学相談の流れは下記の通りと説明を受けました
①申し込み
②個別相談(保護者のみ)
③幼稚園へ教育委員会担当者の参観
④学校見学会(保護者のみ)
 ❰支援学級❱と❰通常学級❱
⑤発達テストを受ける
⑥就学相談会(保護者、子供 )
⑦医学診断の為の面談(保護者、子供 )
⑧就学指導委員会にて話し合われ⇒答申を伝えられる
⑨就学先決定
⑩就学時健診

②個別相談
教育委員会より、担当者決定の連絡を受け、今後の面談や就学先決定までのやり取りを相談する方が決まりました
医療機関には当時どこにも繋がっておらず、相談機関として市の発達相談センターで年少の秋から療育や相談をしていたのでそこでの報告や
子供の取り扱い説明書(年長の担任に配布していたもの)を見せたり、
これまでの成育歴をまとめたものを見せて話をしました

③幼稚園への担当者参観
6月頃に担当者より幼稚園へ参観したとの報告を受け、園では先生からの
全体指示は把握しきれていない様子がありそうなこと、
係のお仕事の内、手紙の配布を担当しており、当初と違った状況になっても自分の勘違いだったと受けとめ納得し、次の行動に切り替えが出来ているようだと報告を受けました

④学校見学会
❰情緒支援学級❱公開見学会
学区の学校には情緒支援学級がない為、近隣の学校へ見学に行きました
その学校は情緒支援学級が当時開設して2年目
1年生2名+2年生4名+6年生1名の合計7名が在籍
先生が1名、支援員の先生が1名となっていました

当日、時間割2時間分の見学会が設定され、保護者が約20名ほど来ていました

6年生は通常学級へ交流参加していて教室には不在、
残った1年生と2年生は教室の中央を
パーテーションで区切り、各々が背を向ける配置で着席、
授業時間を半分に分けて、1年生に前半20分、2年生に後半20分、
担任の先生が各々授業を行い、
担任の先生の授業以外の時間は支援員の先生がサポートの元、ドリルなど自主学習で過ごしていました

1時間目、1年生は算数の授業、
通常学級と同じ教科書を使用して
2名の生徒に対して個々のレベルに応じて授業をされてる印象、手厚い印象を受けました

2時間目は支援学級独自のカリキュラム 自立活動としてカードゲームのUNOを行っていました
ルールの理解や勝敗にこだわらずに過ごす為にどうしたら良いか
気持ちの切り替えの練習をしているとのこと
実際、子供達の中には口論になる子やルール理解が難しい子、負けることに強い拘りを見せる子もいて
各々に課題を持ちながら頑張って過ごしている様子を感じる事が出来ました

自立活動とは時間割の中で通常授業とは別に確保されており、個々の課題や生活年齢に即した課題に取り組みます
具体的にはソーシャルスキルトレーニング(対人関係や集団生活を学ぶ練習)があります

❰通常学級❱
学区の学校に直接連絡を取り、通常学級1年生の授業見学を希望して、実現しました
学区の小学校はいわゆるマンモス校で1年生だけで6クラス
対応して下さった先生の配慮で2クラスを見学することが出来ました
算数と国語の授業を見学
やはり30人前後に対して行われる授業に先生からの声かけは当たり前ながら一斉指示で
そこについていけない生徒は叱責を受けたり、置きざりになってしまう現実も感じました

長くなりましたので続きは次回に書きたいと思います