【悪用厳禁】文章で使える心理学テクニック
日常にある心理学は、様々あります。
しかし、テクニックを悪用することで自分の信頼を失う可能性があるという諸刃の剣でもあります。
しっかりとした場面で活用することを念頭に覚えておきましょう。
☆ザイオンス効果(単純接触効果)
ザイオンス効果はCMなどに使われるもので、同じものをたくさん見ることで、欲しくなったり、「自分もそうなりたい」と思う心理学です。
例えば、
といった感じで、何度も同じものを見るといつの間にか好感度が上がったり、自分が手に入れて幸せな自分を勝手に想像します。
ザイオンス効果は、身近なところでも使われていて、公式LINEやメルマガも同じ効果を持っていて、気づきば信頼度が上がって購入に繋がります。
(例)
・1週間お疲れ様です!
・〇〇さんのために無料公開します。
・期間限定!90%オフの最強裏技公開!
などなど
❌注意点
ザイオンス効果はだれにでも通用する心理学ではありません。
「好き嫌いが決まっていない段階の人」
ほぼ限定です。
自分が知っている嫌いなモノや好きなモノをCMで見たからといってなにも響きません。
これらを見ても、より嫌いになるか「知ってる~」くらいです。
※嫌いな芸能人が意外と演技が上手くて好きになった。など例外もアリ
✅ザイオンス効果を使ったライティングテクニック
ライティングにおけるザイオンス効果は、伝えたいことを何度も主張することがポイントです。
例えば、
といったように、重要な部分を多く書くことで印象づきます。
(※上記の例は、たとえです(笑))
最後に、コンテンツ販売をしているのであればそれに関しての教材を売るようにしましょう!
☆ウインザー効果
ウインザー効果は、直接言われるよりも第三者を介して言われた方が、信頼性が増すという心理効果です。
といった感じで、第三者から言われると気になってきます。
個人的に、第三者の女の子を介してカッコいいと言われるとめっちゃ嬉しいです(笑)
これを踏まえて、直接言われるよりも第三者を使った方が売上に繋がったりします。
❌注意点
ウインザー効果は、第三者の声がウソだった場合逆効果になります。
といったようにバレなければ、大きな効果を発揮しますが、バレると炎上して信頼性を失うなど大きなリスクがあります。
ウインザー効果を悪用すると痛い目を見るので、注意しましょう。
✅ウインザー効果を使ったライティングテクニック
人は商品を買うときにお金を失います。買って後悔しないように慎重です。
ここでウインザー効果を使った、購入者の声を入れてあげましょう!
LP(ランディングページ)では、購入者の声が絶対といっていいほど入っています。
※LPはネットの商品を買うときに見る縦長のサイト
これを活用することで、商品を購入する後押しになります。
☆カクテルパーティー効果
カクテルパーティー効果は、自分に関係する話は耳に入ってきやすいという心理学です。
といったように、興味を引くときに使えるテクニックです。
また、視覚からも同じ効果があり、自分が写っている写真はすぐに目が入るという心理行動もあります。(カラーバス効果)
✅カクテルパーティ効果を使ったライティングテクニック
ライティングにおいて、「いかに興味を持ち続けてもらうか?」が重要です。
といった名前を入れて公式LINEやメルマガを使用することで、相手にとって重要なことと感じてくれます。
まぁ、正直なところテンプレート文章なのでみんな一緒なんですけどね(笑)
☆カリギュラ効果
カリギュラ効果は、ダメと言われると興味が湧いて行動したくなる心理効果です。
日常生活でよくある心理効果ですね!特にお笑い芸人さんのイメージが強いです笑
✅ライティングにおけるカリギュラ効果
カリギュラ効果をライティングでよく使われている例として、
購入者を限定することで興味が湧きます。
また、全員にオススメしていませんというフレーズによって、限定感を感じさせることもできます。
☆ツァイガルニク効果
ツァイガルニク効果は、しっかり完結するよりも中途半端に終わらせた方が次回が気になるという心理テクニックです。
といった感じでメディアでもかなり使われています。
他にも、ケンカしている友達のことをずっと考えてしまったり、
デート中で盛り上がっている所でお開きになって次回のデートが待ちきれなくなるといった現象もツァイガルニク効果です。
❌注意点
ツァイガルニク効果はかなり使われているテクニックですが、使い過ぎやオーバーな表現には注意です。
といったように、やりすぎたテクニックはガッカリさせてしまうことがあります。
個人的にハードル上げまくって、しょーもないときは見る気が失せます笑
✅ライティングにおけるツァイガルニク効果
ライティングでツァイガルニク効果を最大限発揮するには、相手に興味を持ってもらうことが重要です。
「モテる人の特徴!第三位は〇〇 第二位は〇〇です。
では、第一位は、、、」
といわれると、1位が気になりますよね!
ランキング形式にするなど、過程を経て興味を沸かせることを意識しましょう!
☆フレーミング効果
フレーミング効果は、言い方によって生まれる心理テクニックです。
上記のような、言い方であれば安心感が違いますよね。
逆に、100人中3人は落ちます。といわれるとちょっと不安になります(笑)
数字を使わないパターンでは、
など、損を感じさせるような書き方をする場合もあります。
❌注意点
強調する部分を間違えば、相手の伝わり方や詐欺と思われる可能性があります。
ショッピングサイトのセール期間に、「50%割引!」と書いてありながらも定価5000円から10000円に値上げしてからの割引50%して、5000円なんてこともよくあります。
見た目は、しっかり割引されていますが実は変わらないという悲しい現実です、、
✅バンドワゴン効果
バンドワゴン効果は、みんな買っているものや良いと聞いた商品を流れで買ってしまう心理テクニックです。
といったような現実でもよくある流行りに乗ってしまうものです。
小学生の時に、みんなゲーム機(switchなど)をもっていて自分が持っていなかったらほしくなって親にねだりますよね!
懐かしい思い出です(笑)
✓スノップ効果
バンドワゴン効果に似ている心理テクニックとしてスノップ効果があります。
スノップ効果は、周りと同じものを欲しがらない、俺はみんなとは違う!といったものです。
しかし、こういった人には期間限定商品などに弱い特徴があります。
といった文言を聞くと、自分は特別という価値観に刺さり、買ってしまう傾向があります。
「~君、このまえ駅前で期間限定コラボ商品ゲットしたんだよね!」と伝えるとすぐ買いに行くかもしれません(笑)
✓ヴェブレン効果
ヴェブレン効果に似ている心理テクニックとしてスノップ効果があります。
ヴェブレン効果は、値段が高いものには価値がある!と感じるといったものです。
ルイヴィトンやGucci、エルメスなど高いで有名なものは滅多に値下げしませんし、値下げしなくともみんな買ってくれます。
よくハイブランドを見つける人は、ヴェブレン効果が強い傾向にあります。
逆に言うと、高くても欲しいと思ったものを買いがちなので、転売で高額になった商品を購入することもあります。
❌注意点(スノップ効果)
スノップ効果の注意点として、常に期間限定や閉店セールをやっている店があります。
最初は、効果的かもしれませんが、段々と信頼を失っていき誰も買わなくなります。
✅バーナム効果
バーナム効果は、誰にでも当てはまるような言葉を伝えることで、「それ自分じゃん!」と勘違いさせるテクニックです。
例えば、
といったものはすべてバーナム効果です。実は、占いや血液型占いも何も根拠のないバーナム効果なのです。
(一部ガチ占い師もいると信じています笑)
❌注意点
誰にでもあてはまりすぎる言葉を使うと嘘くさくなってしまい、「分かっているようで分かってない人」と思われる可能性があります。
誰にでも当てはまるものというより、自分に当てはまるものを伝えることが重要になります。
また、ポジティブな提案は受けてもらいやすい傾向にあります。
例えば、
といったように将来いいことがあると伝えると、言われた本人のモチベーションにもつながり、信頼されやすくなります。
✅バーナム効果を使ったライティングテクニック
ライティングにおいてバーナム効果を活かすには、読者をしっかり把握しておくことが大切です。
例えば、美容記事を書くときに
といったように特定の人にわかってもらえるような悩みを添えて書くことで、読者は気になります。
全員に刺さる言葉ではなく、一部を狙った悩みを解決するような言葉を選ぶことがポイントです!
✅ハロー効果
ハロー効果は、印象が良ければ他のこともよく見える心理効果です。
逆に、悪い印象を持つと他も悪く見えます。
といった感じで、見た目や変わった経験から、勝手なイメージを想像します。
この心理効果を利用して、身だしなみを整えて清潔感なイメージを植え付けたり、しっかりと人に寄り添うことで優しいという印象を与えることができます。
✅ライティングにおけるハロー効果
ライティングでハロー効果を活かすには、誰かが書いているかということが重要です。
・素人が書いた美容記事よりも大手化粧品メーカーで働いていた人の美容記事の方が読みたい
・素人が書いた野球の練習記事よりも元プロ野球選手が実際にやっていた野球記事の方が有益
といったように誰が書いたかによって読むか読まないか左右されます。
他にも、
といった肩書きだけでも信頼感が違います。
全く肩書きがない人は、口コミを活用しましょう!
自分が持っている商品のポジティブな口コミを紹介するだけで信頼性が上がります。
✅サンクコスト効果(コンコルド効果)
サンクコスト効果は、時間やお金をかければかけるほど、元が取れなくなったとしてもずっと投資をする心理効果です。
といったような、みんなが経験したことがある上記の例は、サンクコスト効果です。
自分も投資をしているときに、買った株が値下がりした状態なったときに「ここから上がる」と損切りせず塩漬けになったことが多々あります。
✅ライティングにおけるサンクコスト効果
サンクコスト効果をライティングで発揮するためには、自分の商品を一度買ったことがある人に有効です。
この方法を取ると、少額から購入したとはいえサンクコスト効果が発生し、購入につながる可能性が高まります。
しかし、この方法は高すぎますし、内容が値段に見合わない場合「詐欺だ!」と言われることもあります。
安全な方法としては、
・購入してもらった人に特典で、他の商材を割引価格で買えるクーポンを用意する。
といった方法を取るだけで、「クーポンをもらったし買わなきゃ損だ!」と思い購入してもらえます。
【悪用厳禁】文書で使える心理学テクニック・まとめ
これらのテクニックは、ちゃんと使えばしっかり効果を得ることができます。
しかし、行き過ぎたテクニックは信頼を失う可能性もあるので、やりすぎない程度に活用しましょう!
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