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新しい季節を迎える人たち

この時期なにかと慌ただしい。
管理側の立場にいると特にそう思う。

業務が増えるというのはあたりまえの話で、そうではなくて心情的に慌ただしくなることが多い。定年退社や新規雇用、配置転換、それぞれの思いに触れる機会が増える。


うちの会社では半年に一度、契約社員を正社員登用する慣例になっている。

以前に少し書いたことがあるが僕の職場は新しい職場でここ1、2年の間に雇用された人も多い。

順当に行けば1年半とか2年とか真面目に勤めていれば社員になるのは難しいことではないのだが、現実には成長のスピードみたいなものがあってどうしても差がついてしまうケースがある。


でも最終的にこういうのってタイミングだな、とつくづく思う。

社員になる事ができる枠っていうのは限られている。
で、入社する時期によっていい人材がそろっている時期とそうでもない時期がある。

今回はどちらかというとそうでもない時期にあたっていた。
通常に査定するとちょっと厳しめの当落ラインのメンバーがそろっていた。


結果として今回は全員正社員登用する方向となったのだがこれってホントにタイミングでしかない。

次回の査定時には候補者が増えて、その中には優秀なメンバーもちらほらいることから、今回を逃すとしばらく社員になる事が出来ないメンバーも出てくる可能性が考えられる。

そういうメンバーが成長していないのかといえばそうではなく、少しずつでも成長しているから選考にあがるわけで、それならこれからの成長も上乗せして評価してもいいだろうという結論になった。

そう、すべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。

新しい出発をする人たちにとって、歓びの春となりますように。




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