見出し画像

戦うことを否定したがる力

挑戦をしたり何か行動を起こそうとする時に受ける反対勢力って大きく分けると2種類あるように思う。

ひとつは世間からの批判。
もう一つは絶対権力からの圧力。

「映画 えんとつ町のプペル」は大ヒット上映中だが製作総指揮の西野亮廣さんはひたすら批判の的になっている。

些細なことでも上げ足を取ることで話題になるからライターも商品としての記事を書く。商品としての記事には悪意を込めた方が話題性が高くなるので必ず悪意に満ちたものになる。

で、西野さんは丁寧だからそういう記事にも丁寧に説明をしたりする。
そうなるとまたひと盛りあがりするからネタを探すために西野さんが配信するライブや音声メディア、記事をアンチの人があさるようになる。

それがまた炎上商法とか言われたりするわけで。

西野さんは出る杭の典型なので打たれることが分かっていて行動している部分もあると思うんだけど。

芸人が何かに挑戦するとこのパターンに陥りやすい。
あとはホリエモンとか、トランプ前大統領なんかもこっちかもしれない。

それを乗り越えて結果を出す人はアンチをうまく活用していると言える。


もう一つは絶対権力からの圧力。
表に出ないから見えにくいけれどあるよなぁと思う。

先日紹介した「7番房の奇跡」は極端な例だが少し前ならいわゆる「圧力」というものが目に見える形で存在していた。

最近でも、例えば立ち技格闘技の団体でK-1とRIZINというのがあるが、違う団体の選手とは戦うことができない。同じ階級のチャンピオン同士が戦って勝者を決めるという普通に考えると盛り上がるイベントを開催することができない。

そうして武尊選手と那須川天心選手は対戦できないまま長い年月をチャンピオンとして過ごしている。

結局社会というシステムを人間が運営している以上、そういうしがらみが出来てしまうのは至極当然のことなのかと思わざるを得ない。

現実世界で半沢直樹が出世することは難しい。


それでも武尊VS那須川天心は実現に向けて動いているらしい。
そういう一つの壁をぶち破る挑戦がある意味社会の突破口になるのかもしれない。


頂いたサポートは全額#チロ公の活動資金として使わせていただきます。温かいご支援よろしくお願いいたします。