見出し画像

ハンドリング(アシスト)する人

少し前のオードリーのオールナイトニッポン。
ゲストはあばれる君。

この回が芸人さんやTV関係者の間でものすごく評判が良かったらしい。

翌週のオールナイトニッポンで若林さんがその時のことを振り返って

春日vsあばれる君で、とあるゲームが用意されていたが、あまりにもあばれる君がかかってしまっていたのでこのままゲームを始めるととんでもないことになる、と察知してしばらくトークで落ち着かせてからゲームを始めた。

という内容の話をされていた。

ゲームは全裸になって後ろ向きに春日とあばれる君が並んで若林さんがバスケットボールをどちらかのお尻に当てる。当てられた方は奥さんの好きなところを一つ言う、というベタなもの。

ゲーム内容はともかく、かかった状態ではあばれる君がこのおバカなゲームを面白くこなせないという判断をしてトークであばれる君を少し温めて使える状態にしてからゲームに入るというハンドリングを若林さんが鮮やかにやってのけた。
要するにあばれる君が面白くなるようにアシストしたという事。


ハンドリング、言いかえるとアシストなんだけど少人数トークでは若林さんが完全に司令塔のポジションを取っている。

ひな壇の回し役のような結局一番目立つ役目ではなくて共演者の面白さを最大限に引き出しながら自分もある程度オイシイところを持っていく、いわゆるウィンウィンの状態を作り上げているように思う。

そのあたりの空気を読んで場を作る能力が若林さんは非常に高い。
というか天才的。

ひな壇で行き場を失った芸人さんが若林さんに再生されるってケースがこれから増えるんじゃないかと思うほどだ。


ちなみにこの記事は先週末ぐらいに書きかけて推敲していたんだけど、今日セトちゃんがこんな記事を書いていた。

こういう話にセトちゃんを巻き込んでしまうのは申し訳ない気もするのだがホントにセトちゃんが書いている通りでアシストする人がいないとうまく行かないことってものすごく多い。

いわゆる司令官的な立場で物事を俯瞰的に見て判断していかないと当の本人たちは目の前にあることに必死になりすぎて大事なことを見落としているケースがめちゃくちゃ多い。

たぶん責任者的な立場の方はお分かりいただけると思うが、今日のセトちゃんの記事はホントに大事なことを言ってると思う。


大切なことに気づいてめっちゃアシストしようと頑張っているセトちゃんをあらためて見直したし、もっと応援しようと思った。


----------------------------------------------------



頂いたサポートは全額#チロ公の活動資金として使わせていただきます。温かいご支援よろしくお願いいたします。