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スマホ脳

岡田斗司夫さんがまたとんでもない考察をアップしている。
毎回のように思うのだが、このレベルをライブ配信で喋ることができるのはマジで異常だ。

内容は下記の著書についての解説および岡田さん独自の考察。

はっきり言うけど怖い話。
子供がいる人には取り返しがつかない。
うちももう取り返しがつかない。
もっとも岡田さんはそんな風には言っていないけど。

一部僕の考えも入るけど要するに
「スマホは依存性の高いドラッグで人の能力を下げる」
ということらしい。

実際ポケットに電源を切ったスマホを入れている学生と教室の外にスマホを置いている学生を調査したところ教室の外にスマホを置いている学生の成績が良かったらしい。

電源すら入っていないスマホにまで依存してしまっている状態。
これが現実なのは間違いないと思う。

家にスマホを忘れて会社に行ったことがあるけれど正直作業効率は上がる。
これは否定できない。


この理由はそれが生存本能だから。
つまり食欲や性欲、睡眠欲以上に人間が気にする本能だそう。

原始時代から人が死ぬ最大の理由は飢餓や病気ではなく「殺し」による。狩猟時代の死因の15%は殺人によるものらしい。その後の農耕時代においてはこれが20%に上昇する。

このことから人は昔から誰かに殺されることを危惧する必要があった、つまり他人の顔色を伺う努力をしなきゃいけなかったというのが人間の生存本能として根底に根付いてきたということになる。

食べるより以前に殺されないようにすることを考えなきゃいけない。

ただし、殺す側も殺人者のレッテルが貼られることのイメージがよろしくないので全員が納得する殺人手段というものが早期に必要となった。この考え方というか生存本能が死刑の法整備を進めたことにもなる。


今の時代、SNSを通して全人類が発信できるが、生存本能というものは書きかえられていない。人は誰でもどこか常に他人の目を気にしながら発信をしているわけだ。

悪いことではない。それが本能なのだから。

そして恐ろしいことに攻撃する側は匿名性を利用して攻撃した人というレッテルを貼られることなく意見の違う他者を攻撃する。
いつまで攻撃するか?もちろん相手が死ぬまで攻撃する。


極論ではなく、現在のSNSの状態を見るとこの考察に納得するしかない。
子供からスマホを取り上げるのが正しいと、はじめて思った。

岡田斗司夫さんがめちゃくちゃ丁寧に恐ろしいことを淡々と説明してくれているので興味をお持ちの方は動画をご覧ください。



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