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読書の履歴

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面白かったり、自分には書けないなあという物語などを備忘録として残しておきたい
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記事一覧

自分の小説世界を広げるために 東欧 ロシア

日本に暮らして日本の小説を読んでいると どうしても日本の小説世界が枠として意識されがちに…

上村 楽園
4日前
9

自分の小説世界を広げるために バルカン半島篇

日本に暮らして日本の小説を読んでいると どうしても日本の小説世界が枠として意識されがちに…

上村 楽園
10日前
9

自分の小説世界を広げるために イタリア篇

日本に暮らして日本の小説を読んでいると どうしても日本の小説世界が枠として意識されがちに…

上村 楽園
2か月前
16

自分の小説世界を広げるために イベリア半島篇

スペイン人は自国の歴史を書かないと言われます。優れた歴史本と言うと、外国の人が書いたもの…

上村 楽園
2か月前
11

「深大寺恋物語」第六集を読みました。

上村は「深大寺恋物語」に応募するので、参考に読んでみました。 大賞の「かなしい赤色、しあ…

上村 楽園
2か月前
3

読書感想「成瀬は信じた道をいく」

成瀬はやっぱり成瀬だった。変わらないでいてくれることが嬉しい。 宮島未奈さんの前作「成瀬…

上村 楽園
3か月前
5

読書感想「解散ノート」モモコグミカンパニー著

ゆっくり読みました。 上村はBiSHが好きなので、2023年6/29の解散に至るまで、四年あまりの状況を中から観たものを読みたいなと思ったのでした。 モモコさんの時に弱気に、時に思い直しという迷う内面がメインで書かれていて、こんなに不安定なものなんだなということは初めて知りました。 出来事としても、これまでは解散か解散しないかの二択だと思っていたのですが、活動休止の選択もあり得たということは、初めて知って、上村としては最後のライヴに行けなかったので、活動休止だったらなとも思っ

読書感想「桟橋」

「共通テスト」の出題内容が各メディアで公開されていて、現代文に、「桟橋」(牧田真有子さん…

上村 楽園
5か月前
8

自分の小説世界を広げるために アフリカ篇

いつものシリーズ記事です。 日本だけでなくて、海外の作品も読んで自分の肥やしにしましょう…

上村 楽園
5か月前
5

自分の小説世界を広げるために 南アジア 西アジア篇

日本に暮らして日本の小説を読んでいると どうしても日本の小説世界が枠として意識されがちに…

上村 楽園
6か月前
8

最近noteで読みがいのあった小説2023.11

読んだ順です。 ・短いシカさんの シグマの鏡 恋愛とスリラーは、紙一重なんでしょうね。例え…

上村 楽園
7か月前
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自分の小説世界を広げるために 東南アジア オセアニア篇

日本に暮らして日本の小説を読んでいると どうしても日本の小説世界が枠として意識されがちに…

上村 楽園
8か月前
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読書週間に関連して、本にまつわる本の紹介

「ビブリア古書堂の事件手帖」(三上延)推理ものです。 「六の宮の姫君」「太宰治の辞書」な…

上村 楽園
8か月前
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最近noteで読みがいのあった小説2023.10

読んだ順です。 清繭子さんの「花火ともだち」 時々変わった擬音を書くので、上村はそれも楽しみにしている作家さんなのですが、今回は擬音はない代わりに、肌感覚がくっきりと感じられる短編です。そのシーンが印象に残りました。切ない物語ですね。 迷惑なことをしておいて愉快 という登場人物に 上村が不快感を持たなかったのは初めてで、それも推す理由です。 説那さんの「せめて、声だけでも」 恋愛小説です。好きな人のくれたもの 匂い 写真 惹かれるものはそれぞれにあるけれど、この物語では声