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NovelAIを使って技術同人4コマ漫画を作りコミケに出た話

この記事について

画像生成AIを使えば漫画が作れるんじゃないかという思い付きから、コミケに出るまでの経緯をまとめていくシリーズの最終話。

今までの経緯はこちらにて。

出来上がった漫画はこちら

背景

本記事をまとめるにあたって、コミケに挑戦する決意を抱くまでの経緯をお伝えしたいと思います。

子どもの頃から漫画が大好きで、最近は特にエッセイ漫画に魅了されています。エッセイ漫画は、リアルな日常や思考をコミカルに描き出す力があり、Kindleなどで見つけるたびに楽しみに読んでいました。

また、オタリーマンや有名なIT業界エッセイ漫画も含めて、その中でも特にIT業界に焦点を当てた作品に心惹かれていました。

これまでは漫画の読者として楽しんでいましたが、最近では画像生成AIに触れる機会が増え、自分自身でも漫画を描いてみたいという欲求が湧き上がってきました。

特に、自分が関心を寄せているデータマネジメントについての情報を、新たな形で発信していくことに決意を固めました。

これまでの経験と学びを通じて得た知識を、エッセイの形を通じて幅広い方々と共有し、データの重要性や適切な活用方法についての理解を広める一助になれればと願っています。

エッセイ漫画は、専門的なテーマを分かりやすく伝える手段として非常に効果的だと感じてます。その力を借りて、私の発信の活動の一つの手段としていきたいと考えました。

また、私の挑戦の舞台として、同人誌の最大のイベントであるコミケに足を踏み入れてみようと決意をしました。

こうして、自身が漫画を描くことに未経験だったにもかかわらず、画像生成AIを活用して4コマ漫画を制作し、そしてコミケに参加するという新たな挑戦に踏み出しました。

出来上がった同人誌

コミケ当日の流れ

当日は売り子を頼んでいた後輩と8時に東京ビッグサイト駅に集合。
駅には既に多くの人がいて、コミケへの熱量を感じた。

東京ビッグサイト


会場では「東フ18b」という情報だけを頼りに東1~6ホールをさまよった。
長机の半分が自分のブースで、イスとチラシが置いてあった。
この上に載っている封筒が見本誌を届け出る封筒で、この中に書いた同人誌を入れて受付に届け出ると販売OKとなる。

自分のブース

探り探り設営を始めていった。
初の設営だったので探り探りやってみたが、出来上がりはこんな感じになった。

設置済みのブース

後は10:30~16:00まで販売するだけ。
人流は2つぐらい波があって、午前組がなだれ込むタイミングと午後組がなだれ込むタイミングがあった。
ただ、評論島は人が並ぶようなサークルは無いので見に来ていただく人はまんべんなく来ていただけた印象。

そんなこんなで15:40に印刷した30部×2は完売しました!


コミケに出てみての感想・コメントを20個

Xとかに書き留めていた、ふと思ったことを羅列します。
すごく楽しくて、よい経験になりました。

  • 創作物を手にとって見てもらえる感動

  • ブース的に同じジャンルに興味を持つ人々が集まるので、通りかかる人々の関心が高い

  • 準備から終了までの8時間はあっという間だった

  • 両隣の人がとても親切

  • みんなやりとりが丁寧で、交流が楽しかった

  • 自分が離席するとちょうど売れることが多かった

  • 朝のサブウェイは比較的空いていた

  • 設営の準備をしていって良かったと感じた

  • 通りかかった人に目につくような施策は重要

  • 4コマ漫画は珍しいため、次回は取り入れるべきだった

  • 実体験に基づいていることを伝えればよかった

  • 立ち読みされるだけでも嬉しい

  • 作品を購入してくれると非常に喜ばしい

  • フォロワーの方々には感謝の気持ちでいっぱい

  • お昼は用意しないと腹が減ることに気づいた

  • 天候はあまり暑くなくて助かった

  • 対面で売る経験は楽しく、人々との交流も楽しいものだった

  • 参加者の方々はとても親切で、素晴らしい雰囲気だった

  • データ界隈の人々は温かいコミュニティを形成していると感じた

  • 作品の表紙は印象を大きく左右する重要な要素であると認識した

次回コミケに出るとしたらやることメモ

次回いつ出るのかは未定ですが、次回の自分に向けてメモを残しておきます。
また次回の即売会で会いましょう。

  • 設営でポップや本を平面的に並べると読みにくいので角度をつけたほうが目に入りやすいので、設営道具を準備する

  • ストーリーがある4コマ漫画+補足の説明という構成は差別化ポイントなので見本誌を読んで貰う前にわかるようにしておいたほうがよさげ

  • 個人的には一般論より体験談を知りたいので、体験談ベースに書いてある事をわかるようにする

  • 裏表紙かあとがきにXのアカウントとQRコードを載せておく

謝辞

最後に、私の作品をご購入いただいた読者の皆様、そしてサポートしてくれた後輩には心から感謝申し上げます。この素晴らしい経験は、私にとって忘れられないものとなりました。

今回のサークル参加は、あくまでモノを試す一環でしたが、その結果は私にとって大きな意義を持つものとなりました。

自分の作品が人々に受け入れられ、支持していただけることは、大きな励みとなりました。また、売り子として手伝ってくれた後輩の皆様にも深く感謝しています。皆様の協力がなければ、この成功はあり得なかったでしょう。

この経験を通じて、創作活動をする側に立つことの重要性を再認識しました。皆様から受ける熱量や支持は、私の創作意欲を更に高め、新たなクリエイティブな挑戦に向かう勇気を与えてくれました。この経験を胸に、今後も創作活動に励んでまいります。

今回の件を資料にまとめて、「データマネジメント担当者の体験談を4コマ漫画にしてコミケに出た話」としてどこかのLTでやりたいと考えているので、またその機会がありましたらよろしくお願いします。

一連の取り組みまとめ

NovelAIを使って技術同人4コマ漫画を描く取り組みまとめ

使った4コマ漫画作成ツール

使った画像生成AIサービス

出来上がった漫画


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