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DAMA-ADMC2022 スポンサー各社によるLightning Talk

DAMA-ADMC2022スポンサー各社によるLightning Talk

スポンサーのLTということで、スポンサーの宣伝が主。
一番面白かったのはMetafindコンサルティングのLTだった。
みんな、お金払ってLTしているのだろうから、内容を考えたほうがいいんじゃなかろうか…

データマネジメント セミナーレポート

データマネジメント関連のセミナーに興味ある人はこちらからどうぞ。

著者の他のコンテンツとして、DMBOKについてまとめているのでどうぞ。

株式会社プライド

AxSEMのご紹介

VUCAの時代に対応できるAxSEMという考え方について説明。

変化の多い時代に対応するためには、変化への対応を例外業務ではなく日常業務として捉えられるようにする。

System≠Systems

情報システムも一つの事象のみに対応するシステム構築ではなく、ビジネス全体に適合できるシステム構築を目指す必要があり、柔軟と杓子定規のバランスを最適化して考えなければならない。

感想

エントロピーの話で大学の情報の講義を思い出すような内容で、誰のために何を話したいのかさっぱりわからなかった。
昨年も同じような話だった気がするので、狙いは一貫している。
少なくとも自分はターゲットじゃなさそう。

株式会社アイ・ティ・イノベーション

アーキテクチャ・トランスフォーメーションのすすめ

迷走するDX、DXへの取り組みはWhy,What,Howを定めて取り組まなければならないが、試行錯誤の段階。

現場丸投げ、ビジョンの不足など目指す姿が定まっておらず現場がなんとか進めているようなケースが多く、迷走している。

ビジネス戦略とシステム戦略が定まっておらず、DXと呼ばれている目先のツールに手を出すことになっているので、企業としてのアーキテクチャを描く必要がある。

そういう中、アイティーイノベーションでは、最適なアーキテクチャを設計します。

まずは、ビジネス軸、IT軸、将来ニーズで現状を可視化してからAsIsとToBeを書くという流れで支援します。

伴走型のコンサルティングができるので、安心してお話しください。

感想

一般的なDXの課題と支援を話していたが、自分には強みがわからないプレゼンだった。

ここも自分はターゲットじゃないのだろう。

インフォマティカ・ジャパン株式会社

プロセス中心アプローチによるデータ連携

IDMCとは、インフォマティカ社が提供しているデータマネジメントのための総称。

システム間でデータをAPI連携するときのケースの説明。
アーキテクチャ像を説明。

感想

最初に企業ソリューションの説明をするというのは新しい。ただし構成としてはいけてない。
最後に説明した事例はneicoという企業という話をしていたが、順番は変えたほうがいいと思う。

アーキテクチャ像を見せてもらって、既存のシステム間連携をIDMCを使えばこうなるという像を、そりゃETLツールだからできるよな、といった印象しか受けなかった。

何となく用語の使い方から、発表者はデータ基盤、システム基盤を作ったことあるのかな?という気がした。

Metafindコンサルティング株式会社

データマネジメントを推進するために必要なスキル

データマネジメントが注目されている。
従来の情報システム部門はコストセンターコストとみられていたが、データ活用という流れでプロフィットセンターと見られ始めている。
そういった流れでデータマネジメント人材の育成が行われているが、必要なスキルを説明する

ヒューマンスキル
・リーダーシップ:ビジョンを語ることができる。関係者を巻き込める
・コミュニケーション力:データマネジメントという難しいことをわかりやすく説明できる

ビジネススキル
・現行業務やデータへの理解
・経営や事業戦略への理解

データマネジメントスキル
・企画立案する力:経営や事業をふまえて企画する
・専門知識:DMBOKに書かれているような知識領域の理解

データマネジメント・アカデミーを開催しているので、興味あれば声をかけてください。

感想

内容は一般的なものだったが、唯一LTの構成として普通だと感じたのでここはターゲットのようだ。

データマネジメントを含むデータ人材というのは注目を集めているので、申し込む人もいるんだろうなと思った。

おわりに

自分の知識をまとめるためと今後誰かがデータマネジメントをやってみたいと思った時のきっかけとなるためにnoteを書くことにしました。
モチベーションのために役にたったという人はぜひ、フォロー&スキをお願いします。

ツイッターでもデータマネジメントに係る情報をつぶやいてますので、よろしくお願いします。

データマネジメントを学ぶ人が抑えておきたい本

今すぐわかるデータマネジメントの進め方
著者のDMBOKを用いてCDO室を立ち上げデータマネジメントを推進した経験を基にデータマネジメントの進め方をまとめたkindle本を執筆しました。

DXを成功に導くデータマネジメント
DXを成し遂げるために必要なデータをどうマネジメントしていけばよいかが書かれている。
データ環境より、セキュリティの観点であったり、プライバシーの観点であったりといった非技術者向けの内容が多く書かれている。
データマネージメントに興味を持った人はまずは読んでみるとデータマネジメントでなすべき概要が理解できる。

実践的データ基盤への処方箋
データ利活用を行うために必要なデータ基盤の考え方と、利活用するためにはデータをどのようにマネジメントしていけば良いかを具体的な例を用いて説明されている。
技術が中心になるので現在データ技術に係る人がデータマネージメントに興味を持った時には、まず手に取ることをおすすめする。

個人データ戦略活用 ステップでわかる改正個人情報保護法実務ガイドブック
個人情報保護法を順守するための基本的な考え方が実務ベースで書かれている。2022年4月に施工される改正個人情報保護法で新たに追加される概念も同様に記載されている。
政府の出しているガイドラインよりも俯瞰的に読めるためデータプライバシーにかかわる人、データを使ったビジネスを推進する人は読んでおくとスムーズに業務が進められる。

データマネジメント知識体系ガイド(DMBOK)
自分も要約・解説記事を書いているDMBOK。データマネジメントに興味を持った人がまず手に取ると挫折することは間違いないほどのボリュームがある。
読めば読むほど味が出てくるので、データマネジメントを進めようとしている人は各家庭に1冊は是非買っておきたい。

データマネジメントが30分でわかる本
著者もDMBOKを読むためには非常にボリュームが多く読み解くには苦労するので、かみ砕いた解説書をまとめたと書いてある通り、DMBOKを独自解釈してわかりやすく書かれている。
DMBOKを技術者目線で読み解いた内容になっているので、実践的データ基盤への処方箋と同様データ技術に係る人におすすめする。


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