見出し画像

パラダイム4 プロジェクションマッピング

2016年10月 龍野地区の文化財を活かす会主催の複合アートイベント "パラダイム4" 参加作品で当時リニューアルオープンした龍北工房内に作られた3畳間の茶室をお借りして作品を上映させていただいた。構想段階では複数の掛け軸に映像をマッピングすることを思っていたが和室にありがちなモチーフも野暮かなと思い部屋の中から格子越しに下界を見るようなスリット仕立てにスクリーンを設置した。
そこでレジプリンターのロール紙を壁に垂らした。
ご近所の文房具店で現在流通しているロール紙の幅が太く困っていたら、倉庫から昔の規格幅のものを探してくれて、ご親切に無料でいただく事になってありがたかった事を思い出す。

茶室は床の間の分凹んでいて壁面が4面にもなり、1台のプロジェクターでそのパースが狂わないように絵を合わせる地道な作業が大変だった。
しかし、その3畳の狭い空間に体を屈め躙口から入って見える特に銀河の映像は宇宙空間を漂うような気分という事で大変好評でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?