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コストコでウォーホルを見る DEEP DREAM GENERATORでポップアート#0007

尼崎のコストコへ連れて行ってもらいました。一度も行ったことがないと言うと「マジか!」と言われたが車もなく食も細くなった今の私の生活にはあまり縁がなかったようだ。
ラムーや業務スーパーみたいなものだろうと思っていたが正式名はコストコホールセール尼崎倉庫店と言うだけあって物流センターのような巨大な棚に整然と商品が並んでいてその物量には圧倒されます。

スクリーンショット 2021-04-23 23.37.36

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客の多さよりも大型の買い物カートが列をなしているので広い通路が道路の渋滞のように見えた。
アメリカの大量生産大量消費のシステムが体の小さい日本人には受け入れられるのかと言う疑問など関係なくうず高く陳列された商品を見ると誰もが爆買いスイッチが入るようです。
こう言うのがアメリカの都市部で1950年代から始まったとするとその後にポップアートが生まれる必然的な景観だったのではないかと2021年にコストコでリアルに感じてしまった。

アンディ・ウォーホルの 洗剤Brilloパッケージやキャンベルスープ缶の作品は商品陳列から発想されたのは容易に想像できる。同じものが繰り返し並んでいると言う視覚的快感はシルクスクリーンという武器を持って量産され有名人肖像画シリーズに進化したのだろう。

モンローキャンベル

さて今回 DEEP DREAM GENERATORでは何を掛け合わせるのか?
今までの掛け合わせは、それぞれ作家さんの筆のタッチなど特徴のある作風がブレンドされる面白さを期待し作っていたが、ちょっと悪戯心でアンウォーホルのシルクスクリーン代表作マリリンモンローとキャンベルスープ缶でやってみる事にした。

モンロー1

キャンベル1

モンロー2

キャンベル2

それぞれ1枚目と2枚目の順番替え、エンハンス等パラメーターの変化で上記のような奇妙なものが出来上がった。ポップアートの悪乗りとでも言おうか・・。

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