浮世絵にインスパイアされた印象派の画家の絵にインスパイアされるDEEP DREAM GENERATORで新作#0009
クロード・モネ(1840~1926年)
ポール・セザンヌ(1839年〜 1906年)
フィンセント・ファン・ゴッホ (1853~1890年)
19世紀中頃フランス美術界においてジャポニスムは画家を初めとした芸術家に多大な影響を与えた。
浮世絵に影響を受けた一人として、まずクロード・モネの名が挙げられます。30代の時には浮世絵の収集を始めており、生涯に集めた数は290点以上に及び、絵をただ集めるのみならず作品の構図の参考にもしていたことが伺われます。さらに1893年に自宅に日本風庭園「水の庭」を作り始め、そこには、太鼓橋や藤棚など、浮世絵にも登場する日本の植物が多く植えられました。この池の存在が後のモネと言えば〈睡蓮〉の作品群へと導かれて行ったのでしょう。
喜多川歌麿の浮世絵「日傘をさす女」 を見て「散歩、日傘をさす女性」が生まれたとはとても思えないが、傘というモチーフやその下から仰ぎ見るアングルなど共通点も感じられるので作ってみました。
北斎の「富嶽三十六景 」に刺激を受け、セザンヌは故郷南仏のサント・ヴィクトワール山の連作を描いています。
<ルトロネ街頭沿いの木と家>は北斎の富士山と松並木の構図がよく似ていて面白いのですが、旅する人々が描かれていないのが非常に残念に思いDEEP DREAM GENERATORではどう描くのか作ってみました。
ゴッホはかなり浮世絵を研究したようで模写の作品からもその力の入れようが伺われます。
絵の両端には、「大黒屋」や花魁の名前でしょうか「錦木」など日本のイメージとしての漢字が書かれています。自身の中で日本のポスターを作ったのかもしれませんね。
升目状の線で輪郭を忠実に写し取ったことで絵の変化が殆ど解らないのでしょうか、DEEP DREAM GENERATORではほぼそのままの絵になってしまいました。
浮世絵の構図との関連性を求めずぎるとダメなので絵の面白さをを想像して北斎の超有名な波とゴッホ自画像でDEEP DREAM GENERATORしてみた。
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