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【アドベントカレンダー2023:7日目】データは家族?!

みなさま、こんにちは!
株式会社メンバーズ メンバーズデータアドベンチャーカンパニー(以下データアドベンチャー) アナリスト事業部の谷口です。

今年はずっと師走だったぐらい一瞬で終わったなあ…(笑)


今年の漢字一文字

私の2023年の漢字は「生」!!!

理由は子育てと犬育てをしていて「ああーっ、おれ生きてるなあっ!!」という感覚に包まれることが多かったので「生」にしました。あとは今年も生ビールをよく飲んだので、そういう意味でも「生(ナマ)」だなっていう感じもありますね!

とにかく「生きてる感」がすごい一年でした。

  • 長男、盆に家の鍵を紛失。炎天下の中鍵探し。結局ロッカーに置いてある。

  • 次男、新しい水筒が一年で3本目突入。物の管理どないなっとんねん。

  • 犬、1歳で24キロ。自分がデカくなったことに気づいてない。とりあえずかわいい。

  • ボブ(ハイエース新車)、デカすぎて側道は迂回。家の駐車方向は一方向のみ。

  • おそね(フリード)、車検時のナンバープレートの封印がガッチガチで取れない。

  • 妻、美酢(みちょ)にハマりすぎて飲みまくった結果、今はもうそんなに飲まん。

  • 私(28歳)、40代のオフィサーに同年代と思われる。いや、どこがやねん。

こういう家族と楽しく暮らしてます。めっちゃ楽しいですが、これは前も起きたなとか防げたなというようなこともたくさんありました。私は少しでも家族が過ごしやすくしたいので、日々気持ちよく生きられる環境を整えていくこともすごく考えた一年でした。

もちろん上に書いてあるのはデフォルメされた氷山の一角で、おもしろい事件はほかにも山のようにありました(笑)とてもいい一年でした!

データも生きてる

データの快適な暮らしとは?

私はドデカいシステムをもつお客様のもとでデータマネジメントというお仕事をしています。これは今年思ったというよりずっと思ってるんですが、お仕事していると日々いろんなことが起きるので、だんだんと自分が生きているのと同じだなって思うようになってきました。

  • 組織移管に伴ってドキュメントも別の管理に。見れない人続出。と思ったら実はディレクトリが変わっていただけ

  • ほぼ同じレイアウトのデータが3つある。数カラム違うけど用途不明。

  • いつの間にか180億レコードになっていた。でも全レコードスキャンしてしまうクエリを投げてる。これはかわいくないか。

  • Aシステムのデータを使ってターゲティングしたいけど、Aシステムだけでは規約同意しているか分からないからBシステムから最新規約同意の確認だけを行って投げ返す。

  • Pythonのバージョン更新しようと思ったら、密結合すぎてアプデできない。

  • 会員idはハッシュ値にしても機密情報として扱ってきたけど、明日から変えるわ。

  • Amazon Redshiftを別のデータウェアハウスに変えたら万事解決!いや、どこがやねん。

システムだからといって秩序のあることが起きるわけではなく、日常生活で起きるようなよーわからんカオスなことが起きるんです。前も起きたよな…これは防げたよなということが結構あったと思います。

私は自分の家族と同様にデータも快適に暮らしてほしいと思うようになりました。
データが過ごしやすい環境ってどんな環境でしょうか。
反対にデータが望んでないことはどんなことでしょうか。私はこっちのほうが想像がつきやすいので、例を挙げてみます。

  • 従業員の満足度が低下する

  • 顧客満足度が低下する

  • その場しのぎの改修や目に見えない修正作業が生まれる

  • 組織の非効率性や非生産性が生まれてしまう

  • 組織の対立がおこる

  • 機会損失が起きてしまう

  • いつのまにか法律をやぶっている

  • 評判が落ちてマイナスな口コミが広がる

これはすべてデータの品質が低いときに起きることです。
たぶん、データにとって品質が低いことはすごく気持ち悪いことなんでしょう…
データの暮らしを快適にするためには、私たち人間がデータの誕生(生成)からデータの活躍(利活用)までしっかりと見届けないといけないんですねえ…あれ、親の役目が果たせないのと同じ?

健康なデータ

健康なデータとは品質の高い状態です。
では品質の高さとはどうやって判断すればよいのでしょうか。
大きくは二つあります。

  • 客観的に測定できる特性

  • 主観的解釈に大きく依存する特性

人間とも通ずるところでいうと、体温とか体重とか健康診断で測る数値、起きる時間寝る時間、摂取カロリー、消費カロリーなどの定量的に見れるものもあれば、しんどいなあとか、今日は気分がいいぞ!みたいなメンタル面の部分もありますよね。そういう感じです。

データも同じようにデジタルに数値で品質の高さを測れる部分もあれば、そうじゃない部分もあるということです。これはとても重要なことです。

具体的には、有用性や信頼性、評判といったものや、正しいかといった正確性、妥当性みたいなものです。これらは状況や判断する人によって基準も変わるものだということです。データと向き合って、そのデータの有用性を見出すのは、人も同じですよね。人の場合はそれがモチベーションにつながったり大きな成果につながったりするように、データが活躍(利活用)するには人がしっかりと見てあげる必要があるということです。
健康なデータも健康な家族も心も体も大事ですね。

データマネジメントのお仕事は私にとっては家族が健やかに暮らせる住環境を整えるのと同じじゃないかと思っています。同じ屋根の下に暮らすうえでお互いの健康状態を気遣ったり、時に嫌なことがないかを気遣い合ったり、やりたいことを一緒にやったりしますが、データに対してもデジタルな健康状態だけでなく、どう活用するのかをウォッチし使われたデータがどんな活躍をしているのかを見届けるところまでがデータマネジメントと考えるとすごく気持ちの良いお仕事だなあと思います。

来年の抱負

「心も体も健やかに、活躍の場をひろげよう」

別に現在も不健康というわけではないのですが、やはり健康第一だなと思います。
何をするにも健康な状態がない限りは活躍することはおろか、一緒に暮らす家族にも影響が出てきてしまいます。今やるべきこともできなくなってしまうので、健康第一はマストですね!
活躍の場をひろげるというのは未来への投資だと思います。今見えているものから一歩先のまなざしをもつことから始めていきます。家族やデータや自分が楽しくなる瞬間が増えていくためには、未来を見据えて打てる一手は打っていく。そういうスタイルでやらせてもらおうと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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