2022年最初のリリースノート🎊BID STRAPとの連携🎉
こんにちは!DATA STRAP編集部です。
DATA STRAPでは、新機能のリリースや、細かな改善、不具合対応を行っています。
本日は直近行われたリリースの中でも、DATA STRAPと同じくfluctが提供するサービスである『BID STRAP』との連携リリースについてお知らせします。
BID STRAPとは?
BID STRAPは株式会社fluctが提供する、Prebidをベースにしたヘッダービッディングラッパーソリューションです。
ヘッダービッディングについての詳細はここでは割愛しますが、複数のbidderを接続することで新たなオークション機会を作り、ひと枠ごとの収益性を高める取り組みです。
新たな収益機会の創出になると多くのお客様にご利用いただいています。
BID STRAPが持つ、他のラッパーソリューションにはない大きな強みがDATA STRAPとの密な機能連携です。
1.DATA STRAPでPrebid Analyticsレポートが見れるようになりました。
BID STRAPは、Prebidの機能のひとつであるPrebid Analyticsをサポートしています。これによってBID STRAPにつながる各bidderごとの以下の指標が取得できます。
(今後、確認できる指標は増えていく予定です!)
BID STRAPをご利用いただいている媒体社様は、デフォルトでこちらの指標をご確認いただくことができます。
これらの指標により、接続しているbidderがどのような単価で入札をしてきているのか、また、当該bidderがどのような勝率になっているのかを確認することができます。
併せて、タイムアウト数(広告の返却が間に合わなかった数)を確認することができます。
たとえば、Aのbidderは他のbidderよりも高い入札単価で入札してきているものの、タイムアウトの数が他のbidderに比べて多い。といった場合には、Prebidで定めるタイムアウトを伸ばすことで、Aのbidderの収益機会を増やす運用が可能になります。
一方で、タイムアウトを伸ばしすぎると広告の読み込み速度全体に影響を及ぼすため、ユーザー体験との兼ね合いを見ながら調整を行っていくといいでしょう。
Prebid Analyticsレポートによって、どのような運用機会があるのかを知りたい方は、担当のコンサルタントにお問い合わせください。
2.BID STRAP経由で配信するbidderのidと、GAMのユニットが自動で紐づくようになりました。
ヘッダービッディングラッパーソリューションを利用している多くの方の悩みのひとつが、「どのbidderの収益が、どの枠から発生しているかわかりづらい」というものでした。
bidderはそれぞれ固有のidを枠の情報としてレポートするため、どのbidderのidがどのGAMの広告ユニットに紐づいているidなのかを名寄せする必要がありました。
これは多くの媒体社の手間になっていましたが、DATA STRAPとBID STRAPではこれを自動化しています。
ご利用のみなさまにとっては、紐付けを意識することなく、枠ごとにどのbidderが収益を上げているのかをご確認いただくことができます。
たとえば詳細レポート画面に移動し
と選択いただけば
各広告枠からどのbidderが配信されているかを確認することができます。
3.詳細レポート画面でBID STRAPの収益、imp数を「prebid_bidstrap」で確認することができます。
広告枠から配信されているbidderの収益がわかることは上記でお伝えしましたが、それほど細かい粒度ではなく、単純に「BID STRAPとして発生した収益」を見たいときはどうすればいいでしょうか?
このような場合には、「prebid_bidstrap」のチャネルで確認することができます。
たとえば詳細レポートで
と選択いただけば
各広告枠ごとのBID STRAPの売上を確認することができます。
まとめ
本日は、PrebidをベースにしたヘッダービッディングラッパーソリューションBID STRAPとDATA STRAPのレポート連携についてご紹介しました。
DATA STRAPとBID STRAPはいずれもfluct社が開発・提供を行うプロダクトです。ありがたくも提供開始してまもなく多くの媒体社様にご利用いただいております。
今後も両プロダクトはより緊密に連携を重ねながら、ご利用のみなさまがより一層利用しやすいような機能追加・機能改善を行っていきます!
お問い合わせは担当コンサルタント、もしくは以下のリンクでお問い合わせください。
https://corp.fluct.jp/contact/
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