プロ野球選手のプロフィールデータと年俸の相関を取ってみる

※この分析結果は分析する上での考慮しなければいけない部分などを慎重に吟味していないよろしくない結果です。分析の過程を楽しんで見ていただけたらと思います。

プロ野球選手は夢のある職業です。
年俸何億とか聞くと本当に夢のある職業と思いますね（おいお金かよ！）
もちろん、感動を与えるプレイは誰しもがなりたいと思う職業でしょう。

しかし、現実はどうであるのか！？
データを扱う身としては気になるものです。
そこで、今回はプロ野球選手のプロフィールデータと年俸（推定）との相関を分析しようと思います。

今回使用するプロ野球選手のプロフィールデータ

プロ野球freakさんからデータをスクレイピングさせていただきました。

このサイトから、12球団の2019年シーズン終了後、契約更改後の推定年俸を取っております。
他にデータには右投右打などの投打（利き打ちと利き手）、ポジション、出身、年齢、年数がデータとして持っています。

相関分析のまとめ

相関分析の結果をまとめると以下になります。

・年俸と相関がみられる指標は年齢や年数といったキャリア
・年俸と血液型不明の選手に正の相関はあるが、そのほとんどは外国人助っ人選手だからである
・ポジションや投打、球団に相関は見られない

簡単に各球団ごとの年俸の集計データを可視化

まずは簡単に年俸をチームごとみていきましょう。
横軸が各チーム、縦軸が推定年俸になります。
チームのイニシャルは、以下のように対応しています。
bs:オリックスバファローズ
c:カープ
d:ドラゴンズ
e:楽天
f:ファイターズ
g:巨人
h:ホークス
l:ライオンズ
m:マーリンズ
s:スワローズ
t:タイガース
yb:ベイスターズ

平均年俸額

１つ目のグラフはチームごと平均年俸になります。
ソフトバンクホークスが各チームよりも平均年俸が2000万円も違います。
3年連続日本一で懐がホクホクなのでしょうかw？
巨人が続いて高いのですが、5000万程度と思ったより高くないのが意外。
ドラゴンズやマーリンズなど最近低迷中の球団は低い傾向にあります。

最高年俸額

チームごとの続いて最高年俸額です。
各チームの最高年俸額を表します。
ここでは、巨人が1番高いです。
さすが巨人でしょうか。
6億を超えています。
ある人選手の年俸が突き出てますね。
続いて、ソフトバンクです。
やはり強いチームが高い傾向にあります。
意外にカープが最高年俸額は3億です。
2016-2018のリーグ優勝と最近強い割には最高年俸額は低めです。
他チームと比べ年俸差が少ないのか、引き抜かれた影響か・・・

最低年俸額

各球団の最低年俸は各チーム大きな差はありません。
250万から300万です。
社会人1年目の年収程度でしょうか・・・
それ以下かもしれません。
実力の世界の厳しさが垣間見えます。