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プロ野球選手エース分析! 今永投手横浜の星になれる!?

プロ野球選手開幕投手のエース分析!

2020年開幕投手のこれまでの成績データを分析していきます。
今回は横浜DeNAの今永投手です。

今永投手にデータはこちら!
毎度ながらお世話になります。
NPB公式データより使わせていただきました。

今永選手の基本情報は以下になります。
駒澤大学からのドラフト1位で横浜DeNAベイスターズに入団しています。
大学卒ですので、即戦力が期待されます。

ポジション: 投手
投打   : 左投左打
身長/体重: 178cm/85kg
生年月日 : 1993年9月1日
経歴   : 北筑高 - 駒沢大
ドラフト : 2015年ドラフト1位

毎年20試合以上登板してる優秀選手

登板

今永選手は入団1年目から20試合以上出場しています。
コンスタントに20試合登板し続けているのは素晴らしいですね。

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次に勝敗数を見ていきます。
4年間の成績では勝ち越ししている年は2年です。
3年目はチームの不振もあり、今永選手自身の不調もあり大きく負け越してはいますが、コンスタントに出ていられるのは今永選手のポテンシャルを感じるところです。
3年目の苦しいシーズンもあり、4年目は2倍近く勝ち越して過去最多の登板数となり大きく成長しています。

防御率とFIPを見てわかる3年目の不幸と真のエースへの道

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FIPと防御率を見ていくと3年目の成績が下がっていましたが、それに加えて味方の守備等にも悩まされたり不運なヒットが大きかったりしていることが考えられます。
FIPより防御率が1.5以上も高いことはフォアボールや被本塁打以外の被安打やエラーなどの失点で増えていることが挙げられます。
1.5以上というのはかなり高いので不運も多くあったのではないでしょうか。
ただ、FIPの値も5.0と高いので3年目は成績が良くなかったことは確かです。
そのなかでも、20試合以上出場しきったことは大きいでしょう。

3年目の悲劇以外の年の成績を見ていきましょう。
3年目以外は安定して、FIPが3.5で防御率3.0と安定しております。
安定したFIPと防御率は実力として本物とみていいでしょう。

欲を言うと今後エースとして引っ張て行くには、防御率を2点台に抑えたいところです。
先発としては文句なしの合格点ですが、エースとなれば2点台で出れば半分は勝てることができ、7割は負けないほどになってほしいものです。

三振数で見る5年目への期待

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4年間の三振数をみていくと、悲劇の3年目は奪三振数が75程度しかなく、三振でアウトを取れないところにも防御率が高くなる傾向が出てしまう要素がわかります。
奪三振が取れれば、エラーや不運なヒットの可能性がなくなる分、ピンチの時など要所で取れる党首であることが先発には必要とされます。
三年目は奪三振数の低さからも要所で抑えられる力がなかったことが言えます。
それと比較して4年目は175奪三振以上と飛躍の奪三振数です。
1年目、2年目と防御率が同じ程度ですが三振数が増えているところに5年目のさらなる活躍が期待できます。
2020年は150奪三振以上で2点台をキープしてほしいところです。

WHIPでは非常に良い評価、欲を言うなら1.0を下回りたい

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WHIPでは2016、2017、2019年と1.1と2018年を除いて安定した良い数値を示しています。
先発であれば1.20以下を見るとすでにエース級です。
しかし、欲を言うと1.0を下回る成績を残して球界を代表するエースとして横浜DeNAベイスターズの絶対的エースになってほしいところです。

K/BBから見える打ち取るタイプ

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奪三振と四死球の比率を見ると3点台ととても高い数値はないのですが、四死球1回の間に三振を3回は取れると考えると、先発としては十分でしょう。
また、今永投手の場合は140台のストレートということもあり、三振を取るタイプというよりかはうまく打ち取るタイプであるため三振と四死球の比に思ったより大きい数値にならないようにも思えます。
それでも、2019年は175以上の奪三振も取っているので、この数値をキープしていけるかが重要でしょう。
球速が早く、三振が多くても四死球が多い場合はK/BBの数値は1点台などになったりするので、平均3以上は十分な合格点と言えます。

ランナー出ても点は渡さない力を持っている!

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LOBは残塁率です。
ランナーが出ても粘り強く投げれるかの指標になります。
今永投手の場合は、2018年以外は0.80以上を出しており、ランナーを出しても簡単には返さない良い投手です。
この残塁率を見ても、打たせて取るタイプのピッチャーを感じさせます。
なぜならば、打たせて取るタイプの場合どうしても、打球の飛ぶところの不運やエラーでランナーを出す可能性が三振を取るタイプより増えてきます。
そのため、不運なヒットが出ても、すぐ断ち切れるかが重要であり、ランナーを出しても点を渡さないことがLOBからわかります。
今永投手はLOBが0.80と高いので粘り強いピッチングをする投手です。
ひとつ懸念点を挙げるならばLOBがやや高いので、ランナーを許す傾向にあります。
ランナーを抱えているケースが多くなるためLOBが高い投手は防御率が悪化する可能性を持っているのです。
今後も粘り強いピッチングの継続とランナーをできるだけ出さないこともできると今後の活躍がさらに良くなると考えられます。

まとめ

今永選手のデータを分析するとこんな感じでしょう。
先発としては申し分ない選手
真のエースになるため今年の活躍は注目
長く活躍しそうな選手

今回の分析したコードはこちら(有料)

今回分析したコードはこちらになります。
実行すればそのまま分析結果のデータと画像が得られます。
※Sabermetric.pyはjupyterノートブックファイルと同じフォルダにおいて実行してください。

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