ゼロスタートの家づくりは割り切れる奴の方が向いている 家づくり#4

おはばんこんち

データです。

タイトルにもありますけど、心のスイッチをオフにして対応できるような人の方が家づくりはスムーズな気がします。
今回は工務店、設計事務所選別の話から。

結局
データ一家はカッコいい家を建てられるトコロを選んで、性能面はデータ一家が気づく範囲で対応してもらう。
という作戦で行くと決めた。

そこで4社に絞った。

1.友人が建てたオサレ地元工務店A
2.友人の友人が建てたアヴァンギャルドな雰囲気の工務店B
3.最寄り都市部にあるカックイイ設計事務所A
4.最寄り都市部にあるバランス感の良い設計事務所B

全ての工務店、設計事務所に話を聞きに行ってきた。

結果は4.最寄り都市部にあるバランス感の良い設計事務所B
に決まり。


全社契約までは金銭はかからないから基本プランのプレゼンをしてもらえ!と、色々な所に書いてあったけど、時間が勿体ないなと思ったのと、金銭が発生しないなら頼んでみてもいいかな?という気持ちにはどうしてもならなかったから。

選別した決定打は人間性と方針でした。

1はそもそもセンスが合わなかった
営業の人が凄く熱心で、親身になって色々聞いてくれたけど埋め難い家に対しての価値観の差がそこにはあった。作った家も何軒か見たし、そこは悪く無いなと思ったんだけど『我が社の弱点はデザインなので、設計士を外注しまーす!』とのこと。ソウイウンジャナイケド。。。。ドウシテワカラナイノ。。。と思ってしまった。
でも!そこまでやってくれるんなら、散々要望と希望、どんな家が好きか話したし、すげぇのできるかな?って期待が膨らんだし、簡単なプレゼン受けてみるか!と凄い感じのいい外注設計士さんのプレゼンを聞きに言った。

ちがーう!!!

となるプレゼンをしていただきました。
データ一家が悪いのか?伝え方が悪かったか?え?え?となりました。

御免なさいしました。

2.は最後まで候補にいたけど、施工についての問題点が最後まで残った。
具体的には、友人の友人宅にお邪魔して話を聞いたところ、造作(既製品でなく大工さんに作ってもらうもののこと)の洗面台の戸棚部分の扉に不具合があったので、作り直しを依頼したところ、1年以上待たされているとのこと。
今思えばどこに頼んでもこの手の話は多いと思うけどね。
あと細かいことだけど営業の方が、プレゼン聞いた後の契約率はほぼ9割以上って言ってた。ちょびっと傲慢でなんか嫌。

3の設計士さんは造るものは素晴らしくカッコいいし、人柄も素晴らしかった。でも快適な暮らしにするための最新設備導入に対応できるかどうかは正直わからないなと言った印象が強かった。
なんていうか、アーティストさん?て感じ?だと勝手に感じたし、その設計士さんが造る美しい住宅には、データ一家の考える快適な暮らしというパーツは『ノイズ』になってしまいそうで嫌でした。
物凄い贅沢ができるならこの設計士さんに別荘をお願いしたい感じ。
無理だけどね。

4の設計士さんはお話を聞いた時にピンとくる何かがあった。
お金が足りなくなったら、自分で施工できるところはどんどんやっていきましょう!サポートはちゃんとします!
そうすることで、メンテナンス等の技術や方法を身につけることができると余分な支出と時間が削減できる!と言った趣旨の方針もスッと入ってきた。
これは余談だけども、自分たちが施工面で参加することで施工面での不満とか、後悔とかを少なくできるし素晴らしいことだなと思えた。
そういうフロンティア精神、DIY精神、アーティスト性、商売人性、考え方のバランスがとても気に入った。
そして、何より建ててきた住宅にカッコいいものが多いし、それらに住む人々の顔が曇り無しな感じがした。

はい、決定。

ここからは具体的的な家づくりスタート

ここからはプレゼン準備をしてもらうことに。
その為に要望希望をたくさん出す。

データ一家が考えた要望はこんな感じ

所得税控除が欲しいので、長期優良住宅にしてもらうこと※1
暑い、寒いは嫌、だから気密断熱はしっかりやりたい
気密検査もしたい
換気は熱交換式第一種換気が良い※2
集中空気清浄機&集中浄水器付けたい※3
モルタル床好き
どことなく90年代の近代美術館みたいなの好き
夫婦二人で生きていくと決めたから、子供のことは完全無視で家を作りたい
とにかくカッコいいと感じられる家に住みたい
プライバシーは確保したいけど、凄くグリーンが好き
立地にもよるが、雑木林の中に建つ家みたいな感じがいい
etc…

みたいな感じで伝えたはず。

レベル上げの成果が出た感じがした。
多分この要望はオンリーワンな感じがしたので、個人的には満足だったヨ。

補足
※1 長期優良住宅認定が降りると、ローンの借り入れ額に応じて、所得税と住民税に受けられる控除額が凄く大きい。認定降りてなくても控除は受けられるけど、額が結構違う。データ一家は長期優良の認定を取る=日々の暮らしが気持ち良いものになる→更に税金も安くなるだと?→マスト
残念ながら控除年数と控除額はついこないだ減ったばかり。
それでも総額で数百万の差が出るほどだった。

※2 換気システムには一般的なところで第一種から第三種とある
第一種 強制吸気&強制排気 吸気にも排気にもファンがついているタイプ予定している換気量を一番期待できる 高価い
第二種 強制吸気&自然排気 吸気側のみファンがある 採用は珍しい
第三種 自然吸気&強制排気 排気側にファンがある 一番採用率が多い印象 安価

※3 ワタクシは我が家で掃除や洗い物担当なので、その手の住設に興味津々だったので、結構珍しいものを調べました。
集中空気清浄機はビルドインタイプで、そこらへんに置いたりするものじゃなくて、天井裏等に組み付けてしまうタイプ
その中でもトルネックスという会社の商品に心が奪われた。
換気システムの手前にこちらを組み付けることで換気扇に入る花粉、ゴミ、カビ、PM2.5等を除去してしまおうという作戦。トルネックスは電気の力(電子式集塵技術というらしい)ですっごい微細な粒子も取れるし、大きなゴミとか虫もその手前の機構で取っちゃうよみたいな、もの。換気量に影響も出づらいし素晴らしいなと思ったので、採用。
ちょっと高価い。

集中浄水器は家に水を引き込む段階で浄水機能を付与して、蛇口やトイレから出る水を全て綺麗な水にしちゃおうぜ。という作戦。
こちらは問題点として水圧が下がるんじゃないか問題がある。
やってみないとわからないらしい。更にはナノバブルシステムも併せて導入して、水道水で汚れの落ちやすい水に変えちゃおうみたいな作戦。
ナノバブルは実際導入している場所で色々と体験済み。
でもこれは信じる信じないは人によるところが大きいから、オススメはしません。体験してください。


土地の話 つづき

話は少し変わって土地の探しの続き
地元不動産屋2軒目に電凸してアポを取ってまた行ったところ、一軒めの爺さんと言う事はほぼ変わらずだった。
だけど出してきた土地の中にすごく良いものが!

大きさ200坪
周り山林、隣家とちゃんと距離も取れている
隣接道路2本のうち一本は対面2車線のしっかりとした県道
変なしがらみ少なめ※4
調整区域なのに上下水がある※5
ただデカいから高価い

な感じ
しかし、隣接道路の一本が狭い道なのでセットバックが必要とのこと
これまた面倒な法律だぁ。。。
なんと買った土地の隣接道が規定より狭い場合はその道路を規定の太さにするために寄付しないとダメだという法律があるんだとか。。。
その土地の場合200坪分のお金払ってんのに、実質180坪くらいになっちゃう。
しかもその法律に則るために余分に申請料みたいなのを行政書士に払わなくちゃならない。

でもまぁ仕方ないか。
地域の人が使いやすくなるんだもんね。なんてな具合で第一候補が現れてくれました。
しかし、この不動産屋がクセ者でだったのよね。。。まぁこの話はいずれ。。。

次回、お金のハナシ




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