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自分の幸せのメーターを恋愛という脆いものに委ねていたから幸せが不安定だったことにきがついた。

長年付き合っていて、もう一生一緒にいるものだと思っていた人と別れたとき、辛くて辛くて、
毎日恋人との記憶だけごっそりなくなればいいのと思った。


そして3ヶ月経ったとき、
忘れるには新しい恋人を作るのが早い、ということを何かで読んで、
婚カツサイトに登録していた。
半年後にできた恋人は、とても波瀾万丈な経験を私にのこすとともに、その一年後にまた別れた。

二度の大きな連続失恋でこう思った。
世の中の人はみんな恋人がいたり、結婚してたり、幸せそうなのに。。
何で私はそれができないんだろう。

外を歩くのも買い物にいくのも、
そういう人を見るのが辛くて億劫になってきた。

辛い日日を過ごすなか、私はネットの中に答えを探し続けた。

恋を忘れるには新しい恋がいい。
恋愛に依存してはいけない。
相手に期待してはいけない。

色んな教訓がでてくるけど、
どれも私を納得させてくれるものはない。
そもそも、新しい恋を探したあげく、瀕死の状態になったんだ。
トラウマまでできてしまった。

一回目の失恋で、そもそもこの、新しい恋をさがすという方法が私にあっていなかったのではないか?

恋愛に依存するなというのは有名でよくわかるけど、じゃあどうすればいいのかを納得する言葉でおしえてくれるものはない。

そんな数ヵ月後のある日、
ふとみつけたblogに、
何十年も私が思い込んでいたことすら気が付かなかった、とても納得のいく答えを見つけた。

自分の幸せを、ひとに委ねてはいけない。

私は、恋人がいる自分や、結婚している自分だけが幸せなのだと思い込んでいた。
誰かといないと、私は幸せになれないと思い込んでいた。
そして成人してからずっと、恋愛とその相手を楽しませることを第一優先として、
長いこと自分を放り出していた。

でもそれは、相手の調子がよくなかったり、相手と合わなかったり、物理的にあえないだけで、脆くもくずれさってしまう幸せ。
私が頑張っても無理な、対応範疇外のこと。
この砂の城のようなものに、私は何年も自分の幸せのメーターをあわせていたのだ。

そしてこんな考えで恋愛をしていれば、相手には自分の焦りが透けて見えて、窮屈にさせることが無意識にあったんだろう。

この状態でいくら新しい恋をさがしても、私に恋愛があうわけがなかった。

では恋愛にしあわせを求めないといられないのはなぜなのか。

それは、わたしが、
自分を大切にしていないから、
自分自身の人生を楽しんでないから、
自分自身だけで幸せを感じることは不可能とおもいこんでいたから。

でも、十代の頃
私には趣味があった。
やりたいことや
いきたいとこがあった。
そして毎日それらをすることに夢中になっていた。
それらをするときは頭はそれだけで、
まさに没頭していた。
そしてそれらの時間は
とても幸せで
あたまがすっきりしていて
楽しい時間だった。

あんなに、楽しいことを知ってたのに
いつのまにそんな楽しい時間をわすれていたのかと気がつくと、
恋愛をはじめてからだときがついた。

恋愛が悪いんじゃない。

ただ、いつのまにか、相手にすかれることと、相手の時間に会わせることを優先しているうちに
自分の趣味や
夢や
自分自身を優先することはすっかりなくなってた。


だから、
恋人がいてもいなくても、
自分を大切にすることが、一番の幸せの近道だと、やっと思い至った。


それからは私は
まず自分の回りを好きなものでうめつくすことにした。
申し訳ないと思ってもらったもので捨てられなかったものや
みると悲しい思い出が出てくるものをすてた。
そして、何が好きだったのかをおもいだし、それらをあつめた。

恋愛だけでなく
私は友人にも、嫌われたくなくて
すかれたくて
自分の時間を彼女たちを優先していたことにきがついた。
友達はそうはおもわないとおもう。
でも、わたしはじつは、あまり人からすすめられてもよいとおもうことがない。
なのに、ひとのインスタをみて感想をいったり、ほめたり、
興味のないものをみたりしていた。

友達が悪いんじゃなくて
そういうのが好きだと思わせ振りな反応をして、すかれようとしていたわたしが、
勘違いをさせていた。

そうときがついてからは、
いっさいいいとおもわないものをみないし、
興味のないことをする時間をけした。
(noteはそのあとではじめたので、心からよいとおもったことだけに、スキをしています)

いきたい場所
やりたいことを書き出した。

そして、
すきなのもにかこまれ
すきなものをよみ
自分を大切にしはじめたとき

こころから
幸せだなとおもえた。

いま恋人はいないけど

でも、
いてもいなくても
美味しいものを食べて
すきなことをして
好きな場所にいって
好きなことで笑ってられる自分が
少しずつ好きになってきた。

まだ途中。
まだ色々とりもどしてるところ。

恋愛もする
でも、それがすべてじゃない
生活して
趣味をして
仕事して
恋愛して
眠る

恋愛は私の一部だけど、もう優先したくない。
自分のやりたいことすべてでバランスよく生きていきたい。


長々と、つたない文をよんでいただきありがとうございました。





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