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昨日の獺祭「獺祭BAR marunouchi」オープンに思うこと

文責:広報 千原英梨

9月23日 獺祭BAR marunouchiをプレス関係者さんへお披露目することができました。
このご時世にも関わらず、60名以上の方がお集まりくださり会場は大賑わいとなりました。

プレス発表会

発表会の様子は
https://youtu.be/jyUs3DMdNDU よりご視聴可能です。

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獺祭バ―を新丸ビルにつくる その計画を聞いたのは今年の初め頃でした。
今やかなり前のことに思えてしまうのですが、2020年のはじめといえば、東京で開かれるオリンピック・パラリンピックでいかに魅力的な姿を示せるか、ということにそれぞれが一生懸命アイデアを練っていたころでした。
もちろん私たちも、来日される外国人観光客—日本びいきでもなく人種も生活様式も様々な方たち―に対しどのような獺祭なりのおもてなしができるか、といくつかの施策を用意しておりました。
そのひとつがこの「獺祭バー」。当初は外国人もふらりと入りやすく、獺祭を抵抗なく飲んでもらうための場として計画されたものでした。

その後コロナ禍により数か月間このプロジェクトは足踏みすることになります。

今年の春は世間全体がしんどい、大変な時期でした。
もちろん旭酒造も宴会の自粛や輸出の激減、「獺祭の会」などのイベントや試飲会の中止などを経験しました。

そんな中でも一番身に染みたのは、人との生身での交流がないさみしさ。
仕事や打ち合わせは在宅でもできますが、対面での打ち合わせで得る情報量には圧倒的な差があることにも気づいてきました。
オンライン飲み会で話はできますが、お店に合う服を選び、相手のことを考えながらおしゃれしてみたり、ただの「飲み会」にはいろんな要素があることに気づきました。
お店のスタッフやたまたま居合わせたお客さんと意外と話が広がったりすることもあります。
私たちはやはり何かを通して本質的には人との交流を求めているものなのだなあと実感した数か月でした。

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この獺祭BARの主役は獺祭ではありません。
獺祭のラインナップが全部飲めるとか、試験醸造酒をいつも隠している、というのがウリではありません。
獺祭をネタに、さらに楽しさを広げていく場所になればと思います。
改めて人と人が出会うことでできる空間を楽しんいただければと思います。
ここからたくさんの面白いアイデアが生まれていくことを期待しています。

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実は獺祭BARの内装が入ったのがプレス発表会の2日前。お店が出来上がったのが前日というスケジュール。
みんながお酒を飲んでいる時間、ギリギリまで深夜の作業を続けてくださった空間構想さんおよび工事スタッフの皆様、素晴らしいデザインを考案いただき連日おつきあい頂いた川添先生、細かい点まで配慮しサポートしてくださった丸の内ハウスの玉田様、酒蔵の勝手なアイデアや要望をオペレーション部分まで整えてくださる佐藤様、獺祭BARのために尽力してくださったすべての方々に感謝申し上げます。

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営業期間は1年半を予定しております。
今すぐに出歩くのが難しい方も、どうぞ無理のない時期にお越しいただければと思います。
皆様のご来店をお待ちしております。

「獺祭BAR marunouchi」
東京都千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビル7F 
丸の内ハウス TEL 03-3211-6999
営業時間 17:00-24:00(日曜は23:00まで)
定休日なし

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