“普通の女”のロールプレイングを楽しめ

X(旧Twitter)で、社会では概念上の普通の女を求められる、というポストを見た。

お気持ち表明ができるアカウントを持っていないので、ここで言わせていただくが、

まじでそう‼️‼️‼️

まぁじで、、世の中の人間たちの会話、家族仲が良いこと、異性愛者であること、結婚出産を望んでいること、その他あらゆることを“前提”にした上で話が進む。
考えてみれば当たり前のことで、あれだけたくさんの人間がいるんだから人それぞれ価値観や認識が違うのは当たり前。
でもそれをいちいちすり合わせる時間なんかない。

だから、自分の前提を相手にも適用して話が進むのだ。

“前提”というのは概ね正しい。

相手も同じ前提を持っている可能性が高いから。
たまに私のようなハズレを引くと、こうなってしまうのだが。

前置きはこのくらいにして、学生時代の私であればモヤモヤしまくっていたことだろう。
幸いにも私の周りには変なやつらしか居なかったから、結構“前提”が私と同じ人(そう見えていただけかもしれないが)が多かった。

もちろん、全然違う価値観を前提に話が進むこともあったが、私はそれに対して必ずNOを突きつけてた。

ただ社会というのはそうはいかなくて。
求められているのは円滑なコミュニケーションであって、本音の語りあいではない。
いい感じに何となくコミュニケーションごっこが出来ればOKなのだ。

そして私は、全力で“普通の女”のロールプレイングに励むことにした。

家族と仲が良い

異性が好きでいずれ結婚をしようとしている

やりたい仕事がある

友達がいる

未来に希望を持っている

そういう女のフリをして受け答えをする。

これが案外、嬉しい。
それは私ではないんだけど、でもその瞬間だけ自分が普通の人間になれたような気がするのだ。